高原の庭物語

ペンションガーデンストーリーのオーナーのブログ。
趣味のガーデニングを中心に、自然の中での暮らしを綴っています。

手入れ。最盛期に向けて…

2016年06月19日 | Today's garden
 今日は、須坂市観光協会主催の「フラワーウォーク」という、ウォーキングイベントに参加されたみなさんが、庭を訪れました。さて、午前中にフロント・ガーデンの芝刈りをした後、午後からは、小雨が降り続く中、花壇の手入れを行いました。弱い草花が強い草花に負けないように、小さい草花が大きな草花の影にならないように、倒れやすい宿根草は添え木を立てたり、麻ひもでしばったり… 剪定や切り戻し、花柄摘みなども同時に行いながら庭を一周。
 過去の経験を生かして、この時季に先手先手で作業をしておけば、夏に草花がさらに成長した時の手入れが楽になりますし、今後、大雨や強風に見舞われた時に、植物へのダメージを軽減する効果も期待できます。


↑気温の上昇と、適度なお湿りで、庭中の植物がもりもりしてきました。


↑ゲラニウムも、一株でこのボリューム。


↑アーチに絡んだクレマチス。


↑ボーダーガーデンでも、花数が増えてきました。






↑見ごろを迎えたミヤコワスレ。






↑オダマキ、シレネ、ラナンキュラスなど。


↑例年に増してきれいな八重のハマナス。


↑白いハマナスも一株だけあります。




↑アストランティア(左/ピンク)も開花目前。


↑ピンクの花は、シレネのレッドキャンピオン。
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カラマツ林で、ひっそりと…

2016年06月18日 | 峰の原の山野草
 ほとんど知られていませんが、峰の原高原には、ベニバナイチヤクソウの国内最大級の群落があります。ツツジ科の多年草で、日本では、本州以北の高山帯に分布。カラマツ林で多く見られます。毎年、この時季が見ごろなので、ルーシーの朝の散歩で、久々に群生地に行ってみました。


↑今年もまた、たくさんのベニバナイチヤクソウに出会えました。


↑全く人気のないカラマツ林で、ひっそり、でも、たくさん咲いています。




↑常緑の丸い葉が地面を覆い、そこから花茎を伸ばして、10~15ほどの花を付けます。


↑下から見上げると、こんな感じ。




↑下から順番に、ゆっくりと咲き上がっていくので、長い間、
花を楽しめます。上の2~3の花が、まだつぼみの株もありました。


↑真上から見ると、こんな感じ。


↑ふだん、この場所にはほとんど来ませんが、ガーデンストーリーから歩いて15分ほど。


↑写真を撮っている間、ルーシーは待ちぼうけ…


↑ササバギンランも咲いていました。


↑群生地の周りでは、サイハイランも、所々で観察できます。
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Joyful Honda

2016年06月17日 | ガーデニング
 ガーデンを散策した後は、いったん、ジョイフル・ホンダを離れて、同じ太田市内のイタリアン・レストランへランチに。


↑向かったのは、ジョイフル・ホンダから車で20分くらいの所にある「プリーモ」。


↑ランチは、いろいろな種類の焼きたてピザが食べ放題。お好みのパスタとドリンクバーが付いた
コースで¥1,414(税込み)。しかも、5歳のうちの子供は、焼きたてピザが無料でした(^^)


↑ランチの後は、ジョイフル・ホンダに戻ってお買い物。ガーデンセンター
だけで、長野にある普通のホームセンターくらいの広さがあります。


↑売り場のディスプレーも凝っていました↓



↑これなら、植栽のイメージが湧くし、購買意欲も高まります↓



↑ガーデニング雑貨も豊富に取り揃っています。




↑写真を撮り忘れましたが、最後は、イギリスアンティークのお店「オールド
フレンド」へ。ヨーロッパのアンティーク家具を中心に、照明や雑貨、建材など、
様々なアイテムが揃っています。今日は、アンティーク調のランプスタンドを購入しました。
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A&W Botanic Garden

2016年06月17日 | ガーデニング
 群馬県の太田市にある「アンディ&ウィリアムス・ボタニック・ガーデン」に行ってきました。ここは、ジョイフル・ホンダという超ビッグなホームセンターが経営する本格的なイングリッシュ・ガーデン。イギリスの伝統的な手法を用いて、テーマごとに区画された20以上のガーデンルームで、1つの広大な庭を構成しています。ちなみに今日の太田市は32℃。真夏の暑さでした。


↑ガーデンのエントランスは、イギリスのヴィクトリア朝時代に始まったガーデンデザインを再現。


↑ダヴコートガーデン。Dove Cote=鳩小屋をフォーカルポイントに置いて、幾何学
模様に小路をめぐらせ、背の低いヘッジ(生け垣)で、花壇を囲んでいます。


↑ガーデンのほぼ中央にあるジョイフルガーデン。細長いフォーマルな形の
池の周囲に、反対色の紫と黄を多用した植栽で、メリハリが効いたデザイン↓



↑たくさんのユリが、ガーデンのあちこちで、いい香りを放っていました。


↑至る所にアカンサスモリスが。峰の原高原では気温が足りず、花が咲きません。


↑コニファーガーデン。様々な色や形のコニファーが植えられ、寒い冬に一番の見頃を迎えます。


↑庭全体の約半分の面積に造られたウッドランド&レイク。18世紀に
多く造成されたランドスケープガーデン(風景式庭園)です。


↑ペレニアルボーダー。宿根草で構成されたボーダーガーデンは、イングリッシュガーデンの醍醐味。


↑ノットガーデン&パーテラー。ノットは英語で結び目、パーテラーはフランス語で刺繍模様のことです。


↑キッチンガーデン。イギリスでは冬の冷たい風から野菜を守るために、畑をヘッジ(生け垣)や壁で
囲います。季節ごとに代わる代わる作物が植え込まれ、それらの色や形の組み合わせも見どころ。


↑ハーブガーデン。イギリスのチューダー様式の梁とレンガの家からアイデアを得て、
枕木とレンガを敷いて矩形の模様を作り、その中に様々なハーブが植えられています。


↑ここからの3枚は、以前にこのガーデンを訪れた時に撮ったものです。4月のアナガーデン。


↑5月のシークレットガーデン。ハーブガーデンの後ろに隠された秘密の庭。
池を中心に、熱帯植物やツル性植物がエキゾチックな雰囲気を醸し出します。


↑6月のダヴコートガーデン。
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To the next stage

2016年06月16日 | Today's garden
 庭をオレンジ色の染めたレンゲツツジの季節が終わって、庭は新しいステージに入りました。いろんな色の花々が、庭のそこここで咲き出しました。


↑バラの原種のひとつ、ハマナス。ガーデンストーリーで、最も香りが強い花です。


↑今年は、いつもより大輪の花を咲かせています。


↑アーチに絡めたクレマチス。3種類の内、今は2種類が開花。




↑庭のカラーが増えてきました。


↑薄い黄色のルピナス。


↑2年草のアンチューサ。


↑長年かけて、少しずつ花数が増えたフタマタイチゲ。


↑峰の原高原に自生しているアヤメ。


↑バックヤード・ガーデンでは、スイートロケットとシレネのレッドシャンピニオンが見ごろ。


↑早咲きのベロニカ。




↑イングリッシュガーデンの定番、ジギタリス。期待していたより小ぶりでした(^^;




↑ミヤコワスレ。峰の原高原に自生しているアズマギクの仲間です。
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苗づくり

2016年06月16日 | ガーデニング
 庭の花は咲き終わると、種を付けます。こぼれ種で自然には発芽しないけど、自分で育てたい宿根草は、毎年、種を採っておいて、6月中旬に専用の畝(ナーセリー)に種まきをします。この1ヶ月、続けてきた移植作業で、ようやくナーセリーが空いたので、先日、耕しておきました。


↑昨年、採った種。不思議なほど、多様な形をしています。


↑エキナセア、ベルガモット、リクニス、ジギタリス、リナリア、ベロニカなど採種しておきました。


↑こちらは山野草の種。マツムシソウ、キリンソウ、キキョウ、クガイソウなど。


↑さっそく、種をまきたかったのですが、実はまだ、ピンクのエキナセアだけ
残っていました。一瞬、見捨てようか…とも思ったのですが、せっかく、
長い冬を、雪の下で生き抜いた苗なので、植え替えることにしました。


↑移植先を整備しないといけなかったこともあり、この作業に、結構時間を取られました。


↑ようやく、何もなくなったナーセリーを耕していると、ポツポツ雨が。予報では
午後から降り始めるはずだったのに… 雨の中、種まきはやりずらいので、今日の
作業をあきらめかけましたが、お昼になると、いったん、上がってくれました(^^)


↑再び庭に出て、平らに均したナーセリーを園芸棒で区切り、そこに種をまきました。


↑リクニスやジギタリスなど、種が殻の中に入っている物は、
1つ1つ殻を割らないといけないので、結構、時間が掛かります。


↑こんな風に種をまき…


↑ふるいで振るって、土で種を覆います。


↑最後に、種に「目を覚ませー」と声を掛けながら振るった土を圧着し、作業終了!
これからの季節は、雨が降って気温も上がるので、1ヶ月ほどすれば、いろんな芽が
出てきます。ただ、山野草は園芸種に比べて難しく、全く発芽しない時もあります。


↑再び、ポツポツ降り始めたので、急いで、バックヤード・ガーデンだけ
芝を刈りました。刈りかすはコンポストに入れて、堆肥にします。


↑刈り高が揃って、きれいになりました(^^)




↑バックヤードにはキッチンガーデンもあります。この一番奥が、今日作業したナーセリーです。
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Azaleas at the golf course

2016年06月15日 | 風景写真
 標高1500m前後にある、ペンション村周辺のレンゲツツジは散り始めていますが、さらにその上、標高1600m~1700mに位置する菅平グリーンゴルフのレンゲツツジは今が見ごろ。一日の仕事を終えた後、ゆっくりコース内を歩きながら、写真を撮ってきました。


↑14番ホールにある池の周囲で咲くレンゲツツジ。


↑水辺には、キショウブもあります。


↑池を囲むように咲く、レンゲツツジとキショウブ。








↑こちらは、1番ホールと9番ホールの間にある池。


↑6番ホールの池。ゴルフ場には、6つの池があります。


↑その内、3つの池では、睡蓮が咲き始めています。




↑コース内の至る所に、大株のレンゲツツジが。


↑さて、今日は朝一でグリーン刈り。


↑続いて、フェアウェイの刈り込み。


↑作業中、お客さんが来ると、茂みに身を潜めます。


↑お昼すぎ、遠く、積乱雲が見えました。少しずつ、季節は夏へ向かっています。
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A gardening day

2016年06月14日 | Today's garden
 この1ヶ月続いた苗の植え込みや、実生の草花の植え替え/掘り上げがようやくひと段落し、今日は雨上がりの庭で、剪定作業や支柱の設置などを行いました。また、お昼すぎには、オープンガーデンで、長野市の団体さんが庭を訪れました。




↑花が咲く頃に雨風で倒れてしまう物で脇芽が出る物は、今の内に中心の茎を切って背丈を抑えます。
花が咲くのは遅くなりますが、倒れることなく、脇芽から伸びた茎で、夏に花を咲かせてくれます。


↑アーチの上で伸びているノバラは、高枝切り鋏で剪定。


↑切り詰めることができない花は、園芸棒を使って支えます。


↑アルケミラモリスも雨で倒れ込んでしまうため、このように支えておきます。


↑ここは階段の横で目立つ場所なので、ちょっと見栄えのする棒を使用。
左側に群生している自生種のヤナギランが、花壇に倒れ込むのを予防します。


↑さて、今日は、長野市のとある公民館の方々が、オープンガーデンで、
庭を訪れました。事前に庭案内を頼まれていたので、高冷地のガーデニングや
庭の特徴、普段の手入れなどについてお話しながら、庭を一周しました。


↑公民館活動で、普段から草花の手入れをされているみなさんです。


↑年に数回は、このように団体様が、オープンガーデンで庭を訪れます。


↑アルケミラモリス。


↑アルケミラモリスは、葉の形から、別名「レディース・マントル」
(ご婦人の雨用マント)と呼ばれていて、葉は雨粒をはじきます。


↑こちらはフォスタの葉っぱ。
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A rainy day

2016年06月13日 | Today's garden
 この1ヶ月は、例年の半分ほどの雨しか降っていませんでしたが、今日は、梅雨に入って初めて、梅雨前線によるまとまった雨が降りました。庭の草花には、いいお湿りになりました(^^)


↑ピンクの花はシレネ、白い花はスイートロケット。


↑アーチのクレマチスが満開になりました。






↑雨水がたまったバードバス。右下の白い花はアネモネ。


↑フォスタの足元で咲くミヤコワスレ。


↑別の種類のミヤコワスレ。


↑昨年植えて、昨年は咲かなかったので、花を見られなかった
アストランティア。今年は、早々に花を咲かせてくれました(^^)


↑ルピナスのボーダー。


↑年々、花数を増やしているフタマタイチゲ。


↑とてもいい香りを漂わせる八重のハマナス。


↑銅葉のクローバー。花も咲き始めました。


↑ゲラニウムもいろいろ咲き出しています。

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Today's garden

2016年06月12日 | Today's garden
 標高1500mの高原もいい季節を迎え、オープンガーデンで庭を見に来られる方が、少しずつ増えてきました。


↑昨日は、今年初めての雷雨。その雨粒で、レンゲツツジが散り始めました。


↑キングサリ。


↑この時季の定番、スイートロケットとレンゲツツジのコラボ。


↑かわいらしい花姿のティアレラ。




↑裏通りに面した花壇では、ルピナスが見ごろを迎えています。


↑さて、今日は、ガーデニングを始めて3年目の庭友達が、シダを取りに
来ました。シダも、こぼれ種で増えるので、年々、庭で増えています。


↑帰り際、駐車場の砂利の上に出ていたバーベインブルーを見つけ、お持ち帰り。
このままでは、いずれタイヤに踏まれていたので、里親が見つかって良かったです(^^)


↑友だちの車には、あふれんばかりのグリーンが。


↑庭の写真に戻ります。






↑大株に成長したフォスタ。来年は、株分けしないと。




↑そして、夕暮れ時…
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