毎冬、菅平高原スキー場には、関東から沖縄にある小学校から大学まで、400を超える学校がスキー教室にやってきます。遠くから大人数でスキーに来るのはとても大変ですが、一人一人の生徒さんがスキー教室で得られる成功体験が、学校教育において大きな成果を上げているのです。先日、私のスキー学校の仕事が終わったので、シーズンを振り返ってみたいと思います。
↑最初の学校がやってきたのは12月6日。まだ、スキー場がオープンする前でした。はるばる沖縄からやってきた高校だったので、人工雪の場所を使って、何とか半日だけスキー教室を行いました。
↑12月13日にも、沖縄から高校生がやってきました。少しだけ積もっていた天然雪と戯れる生徒さん。中上級者コースのリフトが動き始めたので、そのリフトに一回だけ乗って山頂まで行き、ほとんど歩いて降りてきました。
↑年末には、東京から来た小学生のスキー教室もありました。
↑1月中旬になると徐々に学校の数が増え、スキー教室の最盛期に突入。2020年以来、ゲレンデは3年ぶりの賑わいに。
↑1月24~25日にかけては、今シーズン唯一の大雪に見舞われ、一気に60~70cm積もりました。この子たちは、東京の小学生。吹雪いていた午前中はレッスンが中止になり、雪遊びをすることに。
↑絶好のスキー日和の中、埼玉から来た中学生のスキー教室。ゲレンデのコンディションがいいと、生徒さんの上達も速くなります。
↑スキー教室がピークを迎え、混み合うリフト乗り場。これも、3年ぶりに戻ってきた光景です。
↑レッスン時間が長い学校の場合、合間に休憩を入れます。
↑-15℃。霧氷の朝。
↑メインゲレンデと離れた場所にある大松山ゲレンデで、今シーズンは1校だけ、高知から来た高校生のレッスンがありました。
↑2月中旬になると、徐々に学校の数は減り始めます。朝一のリフトでは、日に日に、朝日が昇るのが早くなっていくのを実感。
↑2月下旬、日差しがだいぶ強くなってきました。
↑3月3日は、今シーズン一番の景色とコンディション。
↑東京からやってきた高校生。みんな、しっかりしていて、とてもいい子たちでした(^^)
↑気温が上がり、雪融けが進む中で迎えたレッスン最終日。今シーズンは、これまでで最も多い、200名を超える生徒さんと一緒に滑りましたが、一人のけが人も出さず、無事にシーズンを終えることができました(^^)