先日大和市の会報に載っていた介護者さん達の集い「ケアラーズカフェ」に参加申し込みをしていたのですが、その会が昨日行われ行ってきました。
介護をいている人達が集まってお互いの愚痴などを言いあって日頃溜まっているストレスを解消したりお互いどんな介護の方法を取っているかなどを聞くための会です。
先月も同様の会が他の支援センターであったのですが、参加者が私一人だけで流会になってしまいこの手の集まりに参加するのは今回が初めての事です。昨日は定員15名のところ私を含めて4名の参加者があり、少ないなりに無事開催されたのでした。
会場となる車で5分ほどのコミセンに行ってみると、主催してくれている施設の職員さん達が4名と、参加者4名の合計8名で私以外の参加者さんはこんな人達でした。
Aさん(女性40代?)ご主人さんが若年性認知症で介護生活
Bさん(男性80代)認知症の94歳の奥様の介護をしている。
Cさん(女性50代?)ご主人が脳梗塞で2回倒れてその介護、地方からCさんの84歳になるお母様を最近引き取り一緒に面倒をみている。ご主人さんはリハビリなどでほぼ身体の麻痺が取れていて問題はないが、お母様が環境の変化などでイライラされていることが多くそちらの面倒が大変。お母様はまだ介護認定を受けていない。
この会が始まる際に主催者の方からこの会で出た話の詳細はここだけに留めることや、参加者さんの話を否定したりその事に関する議論はしないこと、あくまでも聞くだけ、悩みに対する共感の場にして欲しい旨の話がありました。なので詳細をここで書くことは出来ませんが私が質問し返ってきた応えに関してはこのブログで公にしても問題はないのでそのことのみですが書くことにします。
会はまず自己紹介から始まってそれぞれの介護状況などを話し、困っていることなどを話し合ったのですが、女性だけの参加者だろうと思っていたところ男性の参加者さんがいてくれて男女それぞれ2名ずつでしたから話は弾んでとても楽しい時間となりました。また話していく内に分かりましたが私以外の3名は何度かこの会に参加していてご近所さんだったりのお知り合いの方々でした。そんなこともあって初参加の私の介護状況の話を良く聞いてくださりとても有意義な時間となったのでした。
私の質問事項
1.現在両親共にオムツを利用です。経済的なことを考えてパッドを合わせて使いたいのだが本人が嫌がって外してしまう。万一トイレに流されると困るので利用していないのだがパッドを取れない様にするとか何か良い方法はあるか?皆さんはどうされているのか?
回答:(利用者さんからではなく主催者の施設担当者さんから)
パッドは嫌がる人が多く、結局皆さん最終的にはオムツだけの利用になっている。オムツも色々種類があるので昼と夜とで使い分けが良いのではないか。
現在私は昼用の薄型パンツ式オムツとしっかり吸収できる夜用のそれを併用していて結局今のままが一番良いのだという事でした。既に買い求めて残っているパッドは現在父が利用している施設に寄付しようかと思います。
2.父の便通が悪いため現在は酸化マグネシウム錠とピコスルファートナトリウム内用液を使用して便意を促しているが、緩すぎたり便が出ているのかいないのかの判断がつかず困っている。皆さんはどの様な対応なのか?
回答:80歳男性
家内の便が気になっているがどれほどの量で頻度なども分からないし見せてくれないので困っている。
(主催者の施設担当者から)
便通改善には多くの方々が酸化マグネシウム錠とピコスルファートナトリウムの併用をしていますが、ピコスルファートの量の調整はその日の体調を考慮して毎日行うことが多い。人それぞれなのでこの調整はとても難しいことです。
とのことで「こうすれば解決」というものではないとのこと。現在月に1度訪問看護師さんに来ていただいているのでこの看護師さんと毎回相談することを引き続き行っていくしかないようだ。今月の訪問時には便が少し緩めの様なので酸化マグネシウム錠を330mgから250mgに変更したらどうかと提案されています。来週処方箋を貰いに通院するのでその際に薬(容量)の変更をしてもらおうと考えています。
3.自分の自由時間を作るためや自分が入院しなければならない時など時々ショートステイを使って両親を預けていますが、長期間になると両親の認知症の進行が心配で頻繁に預けることはありません。皆さんはどの程度預けたりしているのでしょうか?
この質問に対し、参加者さん達はそれ程ショートステイを利用しておらず私の聞きたい応えはありませんでしたが、80歳男性からはショートステイを使いたいが本人が行くことを嫌がっていて困っているとのこと。逆に私の両親はショートステイにすんなりと行ってくれるのか?との質問をいただきました。
幸いにも抵抗なく行ってくれている両親にはその点感謝しないといけないのだな、と気が付かされた次第です。
またこのショートステイやデイサービスなどの施設の話になって、50代と思われる参加者の女性は過去にこの手の施設で働いていたことがあったり、大和市では近年あちこちに高齢者のための施設が出来てきていてどこの施設はあーだこーだと、具体的な内容は省略させていただきますが、色々話が盛り上がったりもしました。
ほかにも沢山色々お話が出てきていましたが、具体的な話が出来ないことが残念です。ただ、私が両親二人の面倒を一人で見ていることに大いに驚かれました。他の参加者さん達からは自分達はまだまだ頑張らないと、というお言葉でした。ただし、私と同じ様に一人で複数人の面倒を見ている人も世の中には沢山いることと思います。ですがその様な方々は忙し過ぎて今回のケアラーズカフェなどの集いには時間の余裕がなく参加することが出来ないでいるのではないかと思っています。
今回初参加でしたが、1時間半という時間があっという間でとても新鮮で楽しい時間になりました。この様な会に参加されたことのない介護者さんは一度参加されることをお勧めします。日頃の大変な思いを吐きだすことでリフレッシュ出来てまた明日からの介護に向き合える力になるのではないかと思っています。
このケアラーズカフェは定期的にある様なので数か月後辺りで私の都合が付けばまた参加しようと考えています。
参加費は無料でした。また私は水筒にコーヒーを入れて持参しましたが、ジュースなどの飲料も無料で頂けました。
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