プロチダ島は 猫たちの天国だ
浜を歩くと どちらからともなく猫たちが現れ
じゃれ合って 遊んだり
あるいは寝そべって 日向ぼっこ
そんな光景が 日常的に見られる
猫たちは 珍しくも姿を見せた東洋人を
興味深そうに 観察していて
逃げる様子など 全くなかった
この島は漁業の島だけに 彼らにとってエサの心配は皆無
朝 漁から引き上げてきた漁民たちは
普通にこの猫たちに 小魚などを与えているし
彼らを呼ぶときも 「nostro gatto」(私たちの猫)と呼んでいた
島民みんなで 慈しんでいることが
自然に伝わってきた
つまりこの猫たちは 野良猫でもなければ
「Aさんの」とか 「Bさんの」とかではなくて
「島民みんなの」共通の猫たちなんだということを
日々の生活の中で 学ばせてもらった
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