極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

トライガンとアレルギー環境

2010年06月07日 | 医療健康術



ちっぽけな 蝋石1つ 路上に 夢見た思い 消えず燻る




【トライガン考】

 
瞬膜の病気

朝から一寸した騒動。シェルの右目に瞬膜
異常が現れ掛かり付けの獣医で診断する。
原因は不明だが直接的な目の病気ではなく
体内の神経系の患部或いは接的な圧迫等
で一時的なものではないかという。右目が
瞬膜の露出で小さくなった彼女(シェル)
はどうみても美人でなくなっているといね
と彼女が一安心してい要観察に。次は、フ
ェンネル(フィノッキオ)騒ぎ。フェンネ
ル料理の試行錯誤中で昨夜から若葉のサラ
ダを食べてからアレルギー気味。そこに朝
から花芽に甘みがあるというので無理矢理
口にするはめに。これはダメだといってい
るのに。案の定気管支が異常事態に。あめ
玉をしゃぶりつつ、フィノッキオ料理を調
べ葉柄基部の蒸し調理法が適していると結
論する。

  finocchio

 
Fennel Salad



Insalatina di finocchio con fagiolini, cipolla
di Tropea e parmagiano


『トライガン』は内藤泰弘による日本の少
年漫画作品。またそれを原作にした日本の
テレビアニメ作品。地球から遠く離れた、
過酷な自然の中でどうにか人類が生活して
いる星を舞台に600億$$(ダブドル)の賞金
首「人間台風(ヒューマノイド・タイフー
ン)」ことヴァッシュ・ザ・スタンピード
が繰り広げるガン・アクション。アメコミ
に強い影響を受けている一方、欧米でも愛
好者が多い作品で、コミック巻末のオマケ
漫画において、内藤当人の尊敬する海外の
著名人であるジェフ・ダロウから「貴方
の本を持っている」と言われたというエピ
ソードが書かれているという。



内藤泰弘は3年間のサラリーマンの後漫画
家を目指し今日に至るが、やはり好きこそ
という後押しする天分の特徴は、ジェフ・
ダロウやジャン・ジローに通じる微細な描
写なサイエンス・ウエスタンというジャン
ルにあるという。「懐かしの屋根裏部屋」
とでも翻訳できるブログ“Big Time Attic”や
隠れ部屋、舗装大道の落書きの幼少年期の
空想や遊び心がそのまま成長したかのよう
な世界が高齢者の感受性に受け入れられる
ほどには至っていないものの産業の一部を
担う程に成熟した現代社会だ。




bigtimeattic.blog



文学、文芸という個人幻想の領域産業或い
は第3次産業の高次化とでもいえるアニメ
などのアミューズメント領域の画像産業が
今後どの様に拡大展開し、わたしたちの幼
少年期の空想と精神にどの様な影響を与え
ていくのか気になるとことではあるが、60
歳を超えた世代が、つまりわたしがこうい
った世界に突然と目覚めてしまう可能性
半信半疑で考えさせられたことを書き留め
ておきたい。

Moebius Lodz 2008.jpg Moebius
 Geoffrey Darrow



住まいにおけるアレルギー症状対策

【アレルギー環境システム論】



アレルギー(独 Allergie)とは、免疫反応が、
特定の抗原に対して過剰に起こることをい
う。免疫反応は、外来の異物(抗原)を排
除するために働く、生体にとって不可欠な
生理機能である
。アレルギーが起こる原因
は、生活環境のほか、抗原に対する剰な
曝露
遺伝などが原因として考えられてい
る。なお、アレルギーを引き起こす環境由
来抗原を特にアレルゲンと呼ぶ。最近では
先進国で患者が急増しており、診療科目・
標榜科のひとつとしてアレルギーの専門の
アレルギー科があるほどだ。





厚生労働省の調査では、日本人の3人に1
人が、皮膚・呼吸器・目鼻にアレルギー症
状で、アレルギーは典型的な文明病(未開
発国にアレルギーはほとんどない)だとさ
れている。このように「アレルギーと生活
や過剰な暴露及び遺伝子の3つの環境を総
合的に捉え(1)抗原の排除(2)予防と
治療に関する研究と実践を行うこと」をア
レルギー環境システム学とここでは定義し
よう。


気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレ
ルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性結膜
炎などが代表的な「アレルギー性疾患」。
ハウスダスト(ホコリ)、ダニの死骸やフ
ン、カビやカビの胞子、花粉、医薬品、動
物のフケや毛、鳥の羽、金属(水銀・ニッ
ケル・クロム・金・パラジウム)、各種食
30物(牛乳、卵、そば)などがアレルギー
性疾患の主な原因物質だ。ダニアレルゲン
(特にダニのフンは活性が高い)が原因物
質の筆頭というほど、過敏に反応する人が
多く見られ、アレルギー性疾患の患者の8
割以上は陽性反応を示すと考えられている。



従って、アレルギー患者のいる家庭ではダ
ニ数を減らすことが重要なポイントとなり
。ここにアレルギー性疾患が文明病といわ
れる所以がある。しからば、その実態はど
うであろうか。成人喘息の発症率は、わが
国では、約30年前は1%前後であるといわ
れていた。しかし最近では、3%前後であ
る。小児喘息も30年前は1%前後といわれ
ていたが、最近では3〜7%といわれている。



第二次世界大戦前までは、極めて稀か、皆
無に等しいといわれていた花粉症が、最近
では稀なものではなくなった。スギ花粉症
の症例のみをとっても、現在では10数%に
及ぶという。以前は成長するに伴って軽快
し、成人でその発症は極めて稀であると考
えられていたアトピー性皮膚炎も、成人で
初めて発症をみる例が少なくない。アレル
ギー性疾患は明らかに増加しているといわ
れる所以だ。



データベースになる基礎データを検索する
も適当なものがヒットできずここで一旦終
わりとするが、改めて『快適美空間』シリ
ーズとして「アレルギー環境システム論」
としてまとめ、ブログと別に考察結果を掲
載する。
                

コメント
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