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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ワインカクテルと太陽を追って

2010年06月23日 | 知財安全保障



雨の中 買い物済ませ 帰り待つ 残り少なし 点滴は  





 David Ball

【太陽光採光システム】



ミカニコースは日没の光を斜めから受けな
がら
キール・ロワイヤルを飲み干し、テー
ブル越しにプロンシャスに「ところで、セ
カンド・ランド構想はどうしました?」と
切り出した。「コキノダイモナの話による
と、
嶋田プレシジョン特許(特開2010-4
4945『フレキシブル光伝送体、多層フレキ
シブル光伝送体、証明装置及びソーラーパ
ネル受光装置』)が実用化の弾みとなると
聞いているが」とブラックラークを深々と
吸い、辺り一面に紫煙が夕日に漂っている。


   



 ミカニコースのアバター

「まぁ、これは『光環境システム論』の『
太陽光採光システム論』の分科に位置する
が採光部のレンズ・光ファイバー方式に属
する。そして、太陽光追尾装置と連動させ
ることで効率よく採光できる。その上で照
射部に薄膜型TVなどのバックライト用の
拡散板を使えばよりコンパクトで緻密な
植物工場システム
に使える」とゆっくり話
を繋いだ。



ファイル:Light-bulb-grating.png grating

「端面を回折格子にしフレキシブルにして
メカニカルな機構をシンプルに廉価にした
のがミソというわけか」とミカニコースは
スモールトークした。水面の山影に夕日が
静かに美しく沈んでいく。「わたしはベジ
タリアンだから
植物から直接カロリー摂取
すれば牛肉の1/10で済む
。単純に計算すれ
ば農耕面積は1/10で十分なはずだが、これ



 近江牛

を応用した半植物工場システムの太陽光採
光システムを導入すればそのぐらいの生産
性に匹敵するのじゃないかな。そうすると
6千兆円の1/10程度が農産物6百兆円規模
の市場とすれば5百兆円がこの構想のシス
テムが応用の研究の対象となるはずだ」と
結んだことを確認し、安心したかのように
ミカニコースはテーブルの近江牛のステー
キをパクついている。


 高尾正樹

【再資源化産業】

TRIONSITE


  プロンシャスのアバター

コキノダイモナの家ではベゴニアとレプト
ーとオモリフィアで
日本環境設計株式会社
のバイオメタノール(特開2010-4829『可燃
液体の製造方法』)の話で盛り上がってい
る。「資源の再定義に打って付けの情報が
ある。コキノダイモナって先端を言ってい
たことがこれで理解できたわ」とベゴニア
は興奮気味に喋る。「第6次産業っていう
のも分かるわょ」とオモリフィアが続きけ
る。「本当かな?<
還相回向>ってわかるか
よ」とコキノダイモナは念を押すように言
った。



「・・・?」レプトーは怪訝な顔をしてい
る。「まぁいいや、今日のところは」とコ
キノダイモナは水を差した。「綿を含む繊
維製品であればバイオエタノール化できる
できるだから面白いし、例えば衣服などの
衣料品、タオル、シーツなど対象となるし
木質系、草本系、トウモロコシやイネなど
の食物系原料製品と比較して単位質量あた
りのセルロース量が多い(90質量%以上
)という利点があるというじゃない」とベ
ゴニアいうと、オモリフィアが「安さが売
りのファストファッション業界が対象ね」
と割り言った。「結局のところ、新しい動
きが起きることが大切なんだな」「そこか
ら学べるもが多い」とコキノダイモナと結
んだ。


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【知財コア】

[1]綿を含む繊維製品とβ−グルコシダー
及びβ−グルコシダーゼ以外のセルラーゼ
とを接触させて、繊維製品の糖化液を得る
糖化工程と、前記糖化液を、微生物を用い
て発酵させる発酵工程と、前記発酵によっ
て得られた可燃液体を回収する回収工程と、
を含む可燃液体の製造方法。
[2]前記酵素液におけるβ−グルコシダー
ゼとβ−グルコシダーゼ以外のセルラーゼ
との含有比(質量比)が、8:2〜1:9
である[1]記載の可燃液体の製造方法。
[3] β−グルコシダーゼ以外のセルラー
ゼが、エンドグルカナーゼ、セロビオヒド
ロラーゼ、グルカン1,4−グルコシダーゼ
からなる群より選択された少なくとも1つ
である[1]又は[2]記載の可燃液体の
製造方法。
[4] 前記酵素液がβ−グルコシダーゼと
エンドグルカナーゼの組み合わせを含む[
1]又は[2]に記載の可燃液体の製造方
法。
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