極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

飛翔するオールソーラーシステム

2022年09月21日 | 滋賀のパワースポット

 

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救っ
たと伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。
(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編
のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひ
こにゃん」


1.ハナビシソウ 2.ハナワギク 3.バーベナ 4.ハマオモト

【園芸植物×短歌トレッキング:ハマオモト 浜万年青】



  み熊野の浦の浜木綿百重ももへなす心は思へどただにあはぬかも
  
                 柿本人麻呂 巻四496

     大雨のあと浜木綿に次の花   飴山 實


【略歴】飴山 實(あめやま みのる、1926年(昭和元年)12月29日 -
2000年(平成12年)3月16日)は、俳人、化学者。山口大学名誉教授
代表句に「小鳥死に枯野よく透く籠のこる」「うつくしきあぎとと
あへり能登時雨」(ともに『少長集』)など。初期には社会性俳句
の流れの中、「論理に支えられた叙情」を主張、1960年代から季語
を重視した平明な作風に変わる]。1993年より2000年まで朝日新聞俳
壇選者。門人に長谷川櫂。 

ハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum)は、ヒガンバナ科の多年
草。(クロンキスト体系ではユリ科)。花の様子は、コウゾなどの
樹皮を細く裂いて作った繊維から作った布と似ており、神道神事で用
いられる白い布をゆう(ゆふ)と呼ぶ。別名のハマオモトは、肉厚で
長い葉がオモト(万年青)に似ることから。 水はけが良く日あたり
の良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる(海浜植物)。道ばた
や公園、庭に植えられることもある。日本に自生するのは亜種 C. a.
var. japonicum (Baker
)。宮崎県の県花となっている。 


   


【再エネ革命渦論 043: アフターコロナ時代 242】
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コンパクトでスマートでタフな①光電変換素子と②蓄電池及び③水電
解に④水素系燃料電池、あるいは⑤光触媒由来有機化合物合成と完璧
なシステムが実現し社会に配置されようとしている。誰がこれを具体
的に想定しただろうか。その旗手に常に日本や世界の若者達の活躍が
あった。
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技術的特異点でエンドレス・サーフィング
   再生可能エネルギー革命 ➢ 2030 ㊸

 
飛躍するオールソーラーシステム
まず、ちょっと、最近すごいことが起きており、このブログへの記載
いつかない状態連日つづいていることを吐露しておこう(これが体調
不良に繋がっている)。下図は、現代ビジネスウエッブ版|“世界を
変える”かもしれない、夢の「次世代型」太陽電池の実力(2022.9.20)
で「ペロブスカイト太陽電池の実力」について特集。市場規模は、20
35年には現在の10倍以上、年間8,300億円に成長予測されていることを
掲載(NHK「サイエンスZERO」取材班 2022.9.24)。





上図のような画像を掲載しながらペロブスカイト次世代型太陽電池の
原理など縷々概説が続き、この太陽電池の生みの親である宮坂力特任
教授の研究生の小島陽広氏がはじめて発見したことのエピソードが語
られ、2009年の論文発表の3年後、海外の研究者が電解質の固体化し
たことで世界的に認知される。今後の課題として、①大面積化、②耐
久化があるが、面積が小さい場合は均一に並べることができても、面
積が大きくなるにつれ結晶にばらつきが発生し、効率が低下する。こ
のため「面積が30㎝角」であれば、高効率で発電でき製造技術を確立
できるようになってきた(化学メーカ)。このメーカは、タンデム型
はバルコニーや壁面に設置し、ペロブスカイト太陽電池は透明タイプ
で窓ガラスに貼り付けするなどの用途拡大を図って研究をつづけてい
る。尚、9月24日(土)午前11:00放送予定(https://nhk.jp/zero)で
放送の予定。
 
正孔の高濃度化による、太陽電池等の高性能化
p型半導体への新しいドーピング方法
東京工業大学と米カリフォルニア大学サンディエゴ校は,正孔輸送材
料の性能を向上させる等原子価の不純物を用いた正孔ドーピング法を
開発。
【概要】ペロブスカイト太陽電池では,これまでp型半導体として使わ
れてきた有機半導体中において,正孔ドーパントが発電層を劣化要因
となっている。一方,化学的に安定な無機のp型半導体の作製には高温
での熱処理を必要とし,低温作製でき,しかも優れた正孔輸送能を持
つ,p型無機半導体に注目されてきた。研究グループは化学的に安定で,溶
液法で比較的容易に薄膜形成が可能なワイドギャップp型無機半導体の
ヨウ化銅(CuI)に着目。しかしながら,純粋なCuIは正孔濃度が低く,
高い濃度で制御できる正孔ドーピングが不可欠であった。


図1. Cu2OのNa不純物を用いた正孔ドーピングとそのドーピングモデル。
(a)Cu2O:Naバルク多結晶と単結晶の正孔濃度と正孔移動度。(b)
理論計算により得られたアクセプター型複合欠陥(Nar-2VCu)の構造。
(c)等原子価不純物A+イオンとCu+イオンとの静電反発により生成さ
せる複合欠陥のモデル。格子間A+と隣接するCu+が抜けて銅空孔(VCu
となる。

図2. Cs不純物を用いたCuIへの正孔ドーピング。
(a)CuI:Csバルク単結晶と溶液法で作製した多結晶薄膜の正孔濃度
と正孔移動度。(b)Csr-3VCu-VIシングルアクセプターとCsir-4VCu-VI
ブルアクセプターの複合欠陥構造。

【結論】
1.今回,研究グループは化学的に安定で,溶液法で比較的容易に薄
 膜形成が可能なワイドギャップp型無機半導体のヨウ化銅(CuI)に
 着目した。しかし,純粋なCuIは正孔濃度が低く,高い濃度で制御で
 きる正孔ドーピングの開発が不可欠であった。
2.これにより、溶液から高正孔濃度かつ高移動度のp型半導体の薄膜
 の作製が可能になり、太陽電池などの性能の向上が期待できる。
【関連論文】
掲載誌 :Journal of the American Chemical Society 論文タイトル : Hole
-Doping to a Cu(I)-Based Semiconductor with an Isovalent Cation: Utilizing a
Complex Defect as a Shallow Acceptor
(等原子価カチオンを用いた正孔
ドーピング: 複合欠陥が浅いアクセプター準位を形成) 著者: Kosuke
Matsuzaki et al.,
DOI : 10.1021/jacs.2c06283(External site)

 

世界初!電池の充放電電流を
広い電流レンジで高精度に計測する
ダイヤモンド量子センサ

□ 電気自動車搭載電池容量の削減により環境負荷を軽減し、
 カーボンニュートラル社会に貢献
【概要】
9月7日、東京工業大学と矢崎総業株式会社の光・量子飛躍
フラッグシッププログラム(Q-LEAP)研究グループは、ダイヤモンド
中の窒素-空孔(NV)センタによる量子センサを開発し、-1,000~
+1,000 Aの電流を10 mAの精度で計測できることを世界で初めて実証。
電気自動車(EV)の導入促進には,1回充電当たりの走行距離確保とと
もに搭載電池量の削減が重要とされている。広い電流レンジを持ちな
がら精度の高い電流センサができれば,走行距離を増加させることや
同じ走行距離であれば搭載電池容量を削減することができる。研究で
は,スピンの共鳴周波数として複数物理量(研究では磁場と温度の同
時計測)を広い温度範囲で高精度に検出できるダイヤモンド量子セン
サを実現。

図1.(a)EVにおける電池モジュール及び電流センサ実装イメージ。
(b)EVにおける電池充放電マージンの現状と理想。(c)WLTC走行モー
ドで想定される電流パターン。(d)電流センサ精度向上による効果。
(Y. Hatano et al. Scientific Reports)



図2.(a)ダイヤモンドを光ファイバの先端に設けたセンサヘッド構
造。光ファイバを通してダイヤモンドに緑色レーザー光が照射され(
緑矢印)、NVセンタが赤色蛍光発光する。これを光ファイバを通じて検
知する(赤矢印)。(b)バスバ(電流経路)の表裏にセンサヘッドを
設けた差動型センサの構成図、(c)同写真。(Y. Hatano et al.
Scientific Reports
【要点】
1.小電流から大電流まで広範囲な電流を高精度に計測する技術
2.±1,000 Aの電流計測レンジで10 mAの精度を有するダイヤモンド
  量子センサを世界で初めて開発
3.EV用電池の充放電電流計測に適用し、WLTC走行モードで想定され
  る電流レンジ・変化パターンを10 mAの精度で計測できることを確認
4.この技術により,EV搭載電池容量の削減によるEV製造時のCO2排出
  量低減,軽量化による電費向上によって,2030年における運輸部門
  のCO2排出量を14百万トン(総量の0.2%)削減できると試算。研究グ
  ループは,カーボンニュートラル社会実現への貢献が期待される。 
尚、本研究は電気自動車の電池モニタリングにとどまらず、ダイヤモ
ンド量子センサのパワーデバイス、パワーエレクトロニクス、電池内
部の計測への応用や、送配電システムのモニタリング、スマートグリ
ッドへの実装等も視野に入れた研究を展開していく。ダイヤモンド量
子センサは、カーボンニュートラルの新たなキーデバイスとなる可能
性がある。
【関連論文】
論文タイトル :High-precision robust monitoring of charge/discharge current
over a wide dynamic range for electric vehicle batteries using diamond quantum
sensors
著者 :Yuji Hatano et al., 掲載誌 : Scientific Reports ,
DOI : 10.1038/s41598-022-18106-x

反応溶液とガスを分離する分光法
     ガスが発生しても妨害されずに溶液の高精度な測定
【要点】
1.反応溶液と発生するガスを簡便な方法で分離することで、安定で
  高精度な分光測定技術を実現
2.ガスが発生していても、ノイズの少ない分光測定を実現
3.ガスが混入する液相反応の機構の解明を通じ、水素製造用触媒開
  発に貢献


今月16日、産業技術総合研究所(産総研)と筑波大学は,ギ酸を水素
キャリアとして社会実装するためには1年以上活性が維持されるギ酸
脱水素化用触媒の長寿命化が求められる。触媒の改良のためには,ギ
酸から水素を生成する反応メカニズムの詳細な解明が必要だが,反応
に生成する水素や二酸化炭素のようなガスが影響して,分光学的測定
を使うことが難しく,触媒の劣化機構の解明などが進んでいなかった。
水素はそのままでは輸送効率が低いため、一度ギ酸に変換して輸送す
る手法が研究されている。ギ酸から水素を再生するには、高効率・長
寿命の触媒が必要。ここでは、水中の反応時に生成するガス(水素、
二酸化炭素)の存在で、紫外線や可視光などによる測定方法で反応過
程を観察することは困難であった。気体と液体が混合した反応溶液を
高速でかき混ぜると、気体と液体の密度の違いによる遠心力の差で、
それぞれが速やかに分離される。今回、この現象を利用することで、
ギ酸の脱水素化で水素を発生する反応溶液の紫外可視拡散反射スペク
トルの測定について、気体の存在による測定時のノイズを大幅に減ら
すことができた。さらに長時間にわたるスペクトルの時間的変化を高
精度で安定的に測定できるようになった。
【概説】
1.従来法での課題


図1 従来の分光法(透過法)で紫外可視スペクトル測定での問題点


図2.発生したガスを高速にかき混ぜると中心に集まる様子(クリッ
 クで動画駆動)



図3 アルミナを入れたときの様子

【関連技術情報】
1.産総研:二酸化炭素とギ酸を相互変換するエネルギー効率の高い
 触媒を開発 2012.3.19
2.産総研:圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発 2015.12.11
3.論文タイトル:In situ observation of the formic acid dehydrogenation
  using an ingenious UV-Vis-diffuse-reflectance spectroscopy system,
       掲載誌:Chemical Communications


2022.09.13 日経クロステック
中国企業も蹴散らす電動アクスルの競争力
□ 永守会長が見せる「勝利の方程式」
電気自動車(EV)用駆動モジュールである電動アクスル「E-Axle」事
業日本電産は2030年度に世界で1000万台/年の電動アクスルを販売す
る目標を掲げる。独自の市場分析から永守会長は2025年度に「分水嶺」
がやってくると見る(図1)。この年を境に、EVの販売台数が飛躍的
に伸びると捉えているのだ。電動アクスルビジネスの勝負は、この分
水嶺である2025年度で決まる。そのために、日本電産は誰よりも早く
駆け出した。つまり、2025年度に電動アクスルで圧倒的な世界シェア
を奪い、高い営業利益率を獲得するというのが、永守会長が狙う次の
計画だ。そのための勝利の方程式の中身が、「全取り戦略」および「
待ち受け戦略」である。全取り戦略とは、強力な営業力により、顕在
的あるいは潜在的な顧客の需要を全て受注するというものだ。永守会
長が営業部門に「多少無理でも全て受けろ」と号令を発したのはこの
ため。☈
 
図1.2025年度は「分水嶺」
この年を境にEVの需要が加速し、それに伴って電動アクスルの需要も
急増するというのが永守会長の読み。(出所:日本電産の資料を基に
日経クロステックが作成、電動アクスルのイラスト:穐山 里実)

☈ 実は、日本電産が現在販売している第1世代の電動アクスル(以
下、第1世代)は赤字。1台売るごとに損失が出てしまう。だが、こ
れも永守会長の緻密な計算のうち。第1世代の価格は、現時点で利益
を取れる高い値付けではなく、将来的にここで落ち着くと同会長が想
定する市場価格を付けている。電動アクスルの競争は熾烈を極める。
従って、時間の経過とともに市場価格は下がっていく。そこで、第1
世代を数年先回りした市場想定価格で販売し、安値を打ち出してより
多くの顧客を獲得する。こうして最初から大きなシェアを確保する。
すると、調達においてボリュームディスカウント(量産効果)を効か
せられる。同時に、並行して設計や生産技術分野の技術開発や工夫で
原価低減を進める。こうして、抜群のコスト競争力を発揮してトップ
シェアを維持するというのが、全取り戦略の内容である。既に2022年
4月末時点で、EVの最大市場である中国市場における日本電産の電動
アクスルのシェアは27%。2位に13ポイントの差を付けてトップシェ
ア企業。 


図2.将来の顧客を「根こそぎ奪う」ための待ち受け戦略

□ 販売計画の2倍の生産能力を構築
一方の待ち受け戦略は、世界に広がる将来の顧客を「根こそぎ奪う」
ための施策だ(図2)。世界の自動車メーカーによるEV生産ニーズを
捉えて、日本電産は2025年度に400万台/年の電動アクスルを販売する
計画を立てた。この販売計画を基に同社は中国(5工場)とフランス
(1工場)、セルビア(1工場)で電動アクスルを生産する考えを既
に発表している。永守会長はこれで満足しない。さらに、3工場を新
設し、10工場で生産する計画を立案中。ここまで工場を増やして永守
氏が何を考えているかといえば、販売台数の計画を大幅に超える生産
能力の構築だ。2025年度に400万台/年の販売計画に対し、生産能力
をその約2倍となる約800万台/年にまで増強する(図2)。通常、
製造業では販売台数に見合う生産能力を構築するのがセオリー。過剰
な生産設備を抱えれば、固定費の重さで経営を危うくしかねない。 


図3.第2世代のイメージ➲第1世代を基に設計や生産技術、調達
の改善でよりコンパクトかつ低コストに仕上げる。

同会長は、原価低減において「鉄則」を設けている。それはこうだ。
市場でトップランナーの製品に狙いを定め、VA(価値分析)を実施し
て性能や顧客が評価している点を丸裸にする。そして、その製品をま
ねて実際に作ってみることで、先行メーカーの技術やノウハウを体得
する。こうして競合製品を詳細に分析した上で、差異化のために最先
端の技術を投入しつつ小型・軽量化し、性能面でもコスト競争力でも
上回る製品に仕上げる。実際、この方法で日本電産は精密小型モータ
で上位メーカーを全て蹴散らした。 


ロンジ社 ガリウムドープp型ヘテロ接合太陽電池26.12%

9月19日、ロンジン社は、750.2 mV の開放電圧、11,271 mA の短絡電
流、および 84.76% の曲線因子も達成。この結果は、ドイツのハーメ
ルンにある太陽エネルギー研究所 (ISFH) でに検証。 同社は今年3月
に同じ太陽電池で25.47%を効率達成しているが、今回はパッシベーシ
ョンプロセス改善によるものであると主張(詳細不詳明)。また、6
月にn型ヘテロ接合セルで 26.5%、TOPConデバイスで25.21%の検査
評価を得ている。via pv magazine International


出所:ロンジ(LONGi)社
【関連情報】
.What is a TOPCON solar cell? -  TOPCON (パッシベーション コン
タクトとも呼ばれる) 太陽電池は、PERC に続く次世代の太陽電池技
術として宣伝されています。 この新しいアーキテクチャは、2013年
にドイツのフラウンホーファー太陽エネルギー システム研究所に導
入。HJTIBC などの他の潜在的な新技術と比較して、TOPCON
現在の PERC または PERT ラインからアップグレードできる。その
結果、既存生産ラインのアップグレード検討している既存の PERC
たは PERTメーカに必要な資本投資は少なくでき、太陽電池の効率も
大幅向上すると喧伝される。
 
正孔の高濃度化による、太陽電池等の高性能化


 
生産を加速し、コストを削減
富士フイルム、次世代電池の開発企業に追加投資

準固体リチウムイオン電池、電極部材に電解液を練り込み半固形化
9月20日、準固体リチウムイオン電池の研究、開発を行う米国「24M
Technologies」に、2000万米ドルを追加出資するとともに、次世代電
池といわれる準固体リチウムイオン電池の製造と販売に関するライセ
ンス契約を結んだ。 24M Technologiesは、電極部材に電解液を練り
込むことで半固形化した準固体リチウムイオン電池の研究/開発を行
っている。24M Technologiesが開発した製造プロセスの特長は、これ
まで電極の塗布に必要であった有機溶剤「NMP」を用いない。この
ため、塗布した後に電極を乾燥させる工程を省ける。24M Technologies
は既に、複数の製造パートナー企業に対して、準固体リチウムイオン
電池技術のライセンスを供与。士フイルムは、準固体リチウムイオン
電池の技術検証を行うため、2020年に500万米ドルを24M Technologies
へ出資。また、富士フイルムが蓄積してきた精密塗布技術や生産技術
と、24M Technologiesの技術を組み合わせ、大面積で高エネルギー密
度の準固体リチウムイオン電池を量産するために必要になる生産基幹
技術を確立。今回、24M Technologiesの新株予約権付社債を引き受ける
形で追加投資を行うとともに、準固体リチウムイオン電池の製造と販
売に関するライセンスを取得。今後は、両社で量産に向けた生産基幹
技術の実証を行い、準固体リチウムイオン電池の事業化に取り組む計
画である。 via EE Times Japan 2022年09月20日 10時30分 公開


【世界の工芸展 Ⅱ】

 
大下雪香  高野松山    前 大峰   長井秀嶺         
朴の花文庫 栗鼠模様手箱 沈金猫飾箱   たましだ飾言
1935    1940     1934      1966




世界遺産登録をめざす運動が取り巻く彦根市内外に"妖怪”が出没す
るという。その仕掛け人が彦根市・愛荘町・豊郷町・甲良町・多賀町
をまとめて、びわこ湖東路観光協議会(彦根市役所観光交流課)だと
いう。えらいこっちゃ!。そこで、背景を探ることにする。


「KOTO 妖怪 SPOT」は、めぐりんこで楽しめる1市4町(彦根市・愛
荘町・豊郷町・甲良町・多賀町)の湖東地域に点在する妖怪スポット
をサイクリングで巡るARスタンプラリー。 妖怪スポットを3か所以上
訪れ、「KOTO妖怪SPOT ARラリーマップ」画面を夢京橋あかり館で提
示するとポストカードのプレゼントや「淡海の妖怪」展に無料で入
場できる特典もある。

【10カ所の妖怪SPOTを巡ります!】


妖怪 SPOTは10か所
【彦根市】彦根城大手門、近江鉄道高宮駅
【多賀町】多賀大社、あけぼのパーク多賀
【甲良町】道の駅 せせらぎの里こうら、勝楽寺
【愛荘町】愛知川ふれあい本陣(中庭「回廊・テラス」)、金剛輪寺
【豊郷町】豊郷小学校旧校舎群、犬上神社 



河太郎 (かわたろう) 彦根城の琵琶湖側、観音堂筋(馬場1丁目)
の辺りは一つ目小僧・釣瓶落とし・白馬の首・河太郎・どち・老狐な
どの妖怪が現れたところである。

『高橋敬吉 彦根藩士族の歳時記』(藤野滋編・サンライズ出版)に
は、明治7年(1874)彦根藩士族の家に生まれた高橋敬吉が、大人に
なるまでの明治10〜20年代の彦根の風俗習慣など様々な記憶が綴ら
れている。敬吉は観音堂筋の近くで暮らしていた。春、水が温むころ
になると彦根城の堀で魚釣りをして遊んだ(現在は堀での魚釣りは禁
止)。堀が深く、はまったら「どち」や「河太郎」に引かれて死ぬと、
祖母や母が心配して遠くへ行く事を許さなかった。
「大漁をするつもりで大きな重い手桶を提げ、裏から花木の邸を通り
抜け、観音堂筋の堀で江坂の家の前から野澤の辺り迄を漁区として雑
魚釣を演(ヤ)った。偶(タマ)には遠く高橋から御蔵の辺りまで出
かける事もあった」と記している。
少なくとも明治時代の観音堂筋には水の中に人を引きずり込む妖怪がい
たということである。「どち」はたいていスッポンのことをいう。
『日本妖怪大事典』(村上健司編著)には「岐阜県加茂郡八百津町、
郡上郡でいう河童。鼈(スッポン)のようなもの」とあるので、おそ
らく、鳥の口のような「河太郎」とスッポンの口のような「どち」が
いたのだろうと案内されている。

【あわせてこれも観てや!】


  



岸田政権のウソを一発で見抜く!日本の大正解
高橋洋一著 本体¥1,400 2022/05発売 NDC分類 304
ビジネス社
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政策はもれなく不発なのに、なぜ支持率は高いのか?物価高、円安、
利上げから、与野党の実態、安全保障、そして私たちの未来まで。バ
カを黙らせ真実を見破る47の特別講義
目次
1時限目 岸田政権から学ぶグダグダ経済学入門
2時限目 ウクライナ情勢から学ぶアブナイ安全保障入門
3時限目 ヤクザな隣国から学ぶワルの地政学入門
4時限目 現代日本から学ぶトンデモ政治学入門
5時限目 仮想空間から学ぶヤバイ未来学入門
補講 ポストコロナ時代を本気で生き抜く哲学入門
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4時限目 現代日本から学ぶトンデモ政治学入門
2-33 新聞記事のつくられ方
Q:教授が新聞記事だけで、もめてる出来事予測を当てたと聞きま
 した
A:当てたのは事実だが、 新聞記事なんて一行くらいしか参考にし

 「首相動静」とは、内閣総理人臣がどのような行動をとっているか
を伝える小さな記事だ。
 ただし、各新聞社の記者の取打力や営業努力によって書かれている
わけではないことだけは、最初にお伝えしておく。
 これは記者クラブの協定で行われており、総理執務室の前にカメラ
を置いて、その日の夜に秘書官が整理して渡したものを翌朝の紙面に
そのまま載せているだけ。担当記者は何てもしない。したがって、秘
書官が官邸のホームページなど新聞社以外にも公開しましょうと決め
てしまえば、それでおしまいだ。とにかく、新聞の大事な役割でも何
でもない。
 2022年1月、私は「首相動静」の記述から、佐渡金山の世界遺産推
薦見送りが一転するであろうことを予測した。その理由は、記事の内
容が素晴らしかったからではない。
「首相動静」をもとに、自分の経験で邪推しながら希望的観測で書い
たものであって、新聞記事は正直、関係ないのだ。そもそも、「首相
動静」がどうつくられているかも知っているし、しかも記事になって
いるのは、首相の行動の一部にすぎないことも知っている。
  だから推測したのだ。もちろん、私だけでなく見る人が見れば首相
動静で首相の決断が推測できるが、ただ官邸からデータをもらってい
るだけの新聞記者には、そんな芸当は絶対にできないだろう。私の書
いたものに多くの人が驚かれるが、実際は大したことなどない。参考
までに首相動静から、私がどう推測したかの経緯を述べておこう。
 1月26目発表の首相動静、つまり25日の首相の行動を見ると、午後
6時10分から30分まで、森健良外務事務次官、義元博司文科事務次官、
塩見みづ枝文化庁次長の3人が官邸に訪れて首相と会談している。
 まず、このメンツを見て、佐渡金山について話しているであろうこ
とが推測できた。外務と文科は世界遺産の関係者であり、加えて、こ
れまでも世界遺産登録を推して申請しなかったことがない審議会のあ
る文化庁の人間が一堂に会したからだ。これがまず第1点。
 次に、この会議のあとの「7時29分官邸発」までの勣向か、何も書
かれていないことに注目した。要するに6時半までの会議が終わって
から空白の1時間があったわけだ。私の経験上、こういうときに首相
は官邸の外に出ない人と会っている。ズバリ誰かと言うと、官房長官、
総理秘書官、副長官である。
 なぜ外に出ないのか。前述のように首相執務室の前にカメラかおる
のは、面会して出てきた人にマスコミが取材できるようにするためだ
が、ごく一部にカメラの見えない裏口から入ることを許されている人
たちがいる。それが先に挙げた3役なのである。だからこのメンツで
話をしていたのではないかと。"邪推"したのだ。そこで、26日以降の
国会と対外訪れて首相と会談している。
 まず、このメンツを見て、佐渡金山について話しているであろうこ
とが推測できた。外務と文科は世界遺産の関係者であり、加えて、こ
れまでも世界遺産登録を推して申請しなかったことがない審議会のあ
る文化庁の人間が一堂に会したからだ。これがまず第1点。
 次に、この会議のあとの「7時29分官邸発」までの勣向か、何も書
かれていないことに注目した。要するに6時半までの会議が終わって
から空白の1時間があったわけだ。私の経験上、こういうときに首相
は官邸の外に出ない人と会っている。ズバリ誰かと言うと、官房長官、
総理秘書官、副長官である。
 なぜ外に出ないのか。前述のように首相執務室の前にカメラかおる
のは、面会して出てきた人にマスコミが取材できるようにするためだ
が、ごく一部にカメラの見えない裏口から入ることを許されている人
たちがいる。それが先に挙げた3役なのである。だからこのメンツで
話をしていたのではないかと。邪推〃したのだ。そこで、26日以降の
国会と対外対応の話を練っていたのではないかと。
 ここから先も推測でしかないが、さすがに高市政調会長に日本国の
名誉の問題」とまで詰め寄られたら、申請しないわけにはいかないの
ではないかと思った。韓国が主張した佐渡金山における「強制労働」
という表現は、ILO(国際労働機関)が定めた「強制労働に問する
条約」に基づいて不適切であると菅政権が聞議決定まで行ったもので
あり、そこを韓国に批判されるいわれはない。さらに、林外相も「韓
国に配慮したわけではない」
と述べた以上、世界遺産申請をしなかったらおかしなことになる。
 申請の期限は2月1日だったから、ギリギリ1月25目に指示を出せ
ば間に合う。そのことを話し合いで決めたのではないか、というのが
私の推測だった。果たして考えていた通りになったが、別に驚きはな
い。ただ新聞の首相動静の裏をチラッと考えただけで、さまざまなこ
とがわかるのだから。

         しょせん新聞記事なんて、誰が書いても一緒。
  記者は、時分が書いた記事の内容すらわかっていないんだし。

                        この項つづく


● 今夜の寸評:理想と尽力 ③


2022.8.21 ブログ『時に長さがあるなんて』

【シン・カルトの子概論 ⑥】


Jhon Lennon     Imagine  



曲名:LOVE SONG 1989年 唄:CHAGE&ASUKA POP
作詞/作曲:飛鳥涼・CHAGE

聴いた風な流行にまぎれて
僕の歌がやせつづけている
安い玩具みたいで君に悪い

ひどいもんさ生きざまぶった
半オンスの拳がうけてる
僕はそれを見ていたよ横になって

君を浮かべるとき SOULの呼吸が始まる
胸に息づくのは君への Love song
抱き合う度にほら secret riverside
欲張りになって行く We can't go back
君が想うよりも僕は君が好き .....


コメント
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