極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

コロナ禍と混沌⑦

2020年09月01日 | びわこ環境



彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる "招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこ
と)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。愛称「ひこに
ゃん」


                                      

14 憲 問 けんもん
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「士にして居を懐(お)うは、もって士となすに足らず」(3)
「貧にして怨むことなきは難く、富みて馴ることなきは易し」(11)
「古の学者はおのれのためにし、今の学者は人のためにす」(25)
「君子は、その言のその行ないに過ぐるを恥ず」(29)
「人のおのれを知らざるを患えず。おのれの能無きを患う」(32)
----------------------------------------------------------------
20 孔子が、衛の霊公は為政者として失格だ、と批評した。季康子は
さっそくききとがめた。「もしそれが事実なら、国は亡びているはずで
はないか」
孔子は言った。
「それは短見です。衛では、外務に仲叔圉、内務に祝駝、軍事には王孫
賈という人物が控えています。このように各部署に有能な人材を得てい
る以上、衛の国は安泰です」
〈衛の霊公〉 孔子の時代の衛の君主。美貌で淫奔な南子への愛に溺れ、
国政をかえりみようとしなかった。


子言衛霊公之無道也、康子曰、夫如是、奚而不喪、孔子曰、仲叔圉治賓
客、祝鴕治宗廟、王孫賈治軍旅、夫如是、奚其喪。

Confucius criticized Marquis Ling of Wei for his unreasonableness.
Ji Kang Zi asked, "Why does not the country of Wei ruin because
of him?" Confucius replied, "Zhong Shu Yu attends to foreign
diplomats. Zhu Tuo performs the rite at ancestral temple. Wang
Sun Jia manages army. So Wei does not ruin."



https://www.youtube.com/watch?v=wRTziL68vds

✔ 非密の花火大会 in びわ湖一周 PROJECT
混雑を避けるため場所の告知をしない「非密」の花火大会が、1日から
計5回開催された。8月の毎週土曜に、琵琶湖岸のどこかで、色とりど
の花火が夜空を彩る。主催者は今年は新型コロナウイルスの影響で多く
の花火大会が中止になっている。少しでも明るい話題を届けたいとこの
プロジェクトを立ち上げた。(新型コロナ 心彩る、非密の花火 市民
6人で企画 今月土曜、毎日新聞、2020.8.1)
クラウドファンディングがここでも根付いていますね。

 

 ポストエネルギー革命序論 205:アフターコロナ時代⑲
 現代社会のリスク、エネルギー以外も「分散の時代」


図1 (a)素子構造の模式図
グラフェン・h-BN・ReS2を積層し、ソース・ドレイン電極を配線。(b)電
荷の蓄積プロセスを説明するバンド構造。電圧と光でグラフェン内に蓄
積する電荷量を調整

二次元層状物質を用いた光多値メモリ素子
現代の情報化社会の中で、フラッシュメモリなど情報を記録するメモリ
素子が重要な役割を担っています。ここ20年で記録密度は大幅に向上し
たが、ますますIoT化が進む将来に向けて、従来の開発スピードを上回
る勢いでデータ処理の高速化や記録容量の大容量化が求められているが
シリコンの微細加工技術だけでは大容量化や省電力化に限界が見えてき
た今、従来とは異なる動作原理のメモリ素子の開発が求められている。
シリコンの微細加工技術だけでは大容量化や省電力化に限界が見えてき
たメモリにおいては,従来とは異なる動作原理のメモリ素子の開発が求
められている。

  黒の革命
8月25日、物質・材料研究機構は、二次元層状物質を用いた光多値メ
モリ素子を開発したと発表。照射するパルス光の強度によって、電荷蓄
積量を多段的に調整できる。開発発したメモリ素子は、二硫化レニウム
(ReS2)や六方晶窒化ホウ素(h-BN)、
グラフェンを積層した構造。各
層はそれぞれ、トランジスタチャネル、トンネル絶縁層、フローティン
グゲートとして機能する。この素子に短いパルス電圧を印加すると、グ
ラフェンに電荷(正孔)を蓄積し、情報を記録することが可能となる。
素子を形成する主な材料は、全て二次元層状物質。このため、異なる材
料が接する界面は原子層レベルで平たんとなっている。その上、格子欠
陥も極めて少なくリーク電流を抑えることができ信頼性も高いという。


First published: 25 August 2020 https://doi.org/10.1002/
adfm.202001688

パルスレーザー光で電子と正孔の対を励起させやすく、その数も光の強
度で制御することが可能である。グラフェン内に蓄積されている正孔と、
負の電荷(電子)を再結合させたら、グラフェン内の電荷量は段階的に
減少した。この時のドレイン電流量を計測すると、照射する光の強度に
応じて、「L1」から「L4」まで4段階に減少していることが分かった。
研究チームは、光の強度を利用できた理由を2つ挙げた。1つは、ReS2
は層数にかかわらず、常に直接遷移型半導体。これにより、「光の吸収
と電荷の励起」「トランジスタチャネル内での電荷移動」「グラフェン
への定量的な電荷注入」といった過程を同時に達成する。2つめは、ボ
トムゲート型の素子構造としたことである。これによって、チャネルへ
の光照射が行えるようになり、光と電圧を使い分けながら、記録の書き
込みや消去、読み出しが可能となったことで、2次元層状物質の積層構
造の中に,蓄積する電荷量を光で調整に成功したことは,❶記録密度の
向上や,❷素子の省電力化に寄与するだけでなく,❸光ロジック回路や
超高感度光センサーなど様々な展開が期待できる。今回は、転写法と呼
ばれる技術で多層構造の素子を実現した。今後、大面積化に対応できれ
ば高集積化にもつながるとみている。




 両面発電モジュールを採用した屋根建材一体型カーポート
モジュール両面で発電が行えるため、片面モジュールに比べて実発電量
が上昇し、屋根材の上に太陽電池モジュールを載せている従来の一般的
なカーポートとは異なり、太陽電池モジュール自体がカーポートの屋根
そのものとなることで、従来工法の屋根材や屋根材設置工事のコスト削
減にも繋がる。


「Dulight(デュライト)」の特長
(1) 両面発電モジュール採用により、片面モジュールよりも実発電量が上昇
(2) 屋根建材一体型のため、デッドスペースが生まれずモジュールの最
 適設置、最大限の発電が可能
(3) モジュールの重さを想定した強度設計で、最大風速38m/s、最大積雪
 60cmまで対応可能
(4) システム機器保証15年 両面発電モジュールのリニア出力保証30年
 の長期保証を実現
(5) 自立運転機能付のパワーコンディショナ(住宅用)を使用した場合
 は緊急時に直接電力の供給も可能

✔ ソーラーとバッテリーの融合(コンビニエンス)はデジタル革命渦
論の基本則のダウンサイジングとシームレスを実現するもの。そこに単
年度主義・貸し剥がし主義を克服するだけで、ファイナンスのコンビニ
エンスが融合、新規事業として展開するだけで「RE100」は実現可
能ですね。これは断言できます。



● おいしさと健康①:オルニチンパワー

酵母による肝機能改善アミノ酸「オルニチン」の高生産に成功
合成酵素の制御機構を解除して実現 
~健康イメージを高めた発酵・醸造食品の生産に期待
近年、アミノ酸は細胞内や血漿などに遊離した形で存在し、生体内で重
要な役割を果たしていることから、その生理機能が注目されており、様
々な食品、飲料、化粧品に添加されています。例えば、オルニチンはシ
ジミに多く含まれるアミノ酸で、肝臓の解毒作用の促進、アルコール性
疲労の抑制、成長ホルモンの分泌促進などの効果が知られており、主に
大腸菌やコリネバクテリウム属の細菌を用いた発酵法により生産されて
いる。酵母のSaccharomyces cerevisiae(サッカロミセス・セレビシエ)
は醤油、酒類、パン類などの発酵・醸造食品、バイオエタノールなどの
製造に使用され、8兆円超と想定される巨大産業を支えている重要な微
生物。従って、食品として高い安全性が認められている酵母を用いてオ
ルニチンを発酵生産することができれば、有用性の高い技術になること
が期待されている。清酒の主要な芳香成分(高級アルコール、エステル
類)は酵母の発酵過程で主にアミノ酸から生成されることから、清酒の
品質向上や酒質の差別化には、アミノ酸の組成や生成量に特徴を有する
酵母の開発が重要です。これまでに、一般的な清酒酵母(親株)に突然
変異処理を施した後、プロリンのアナログであるアゼチジ-2-カルボン
酸を含む培地で生育できる変異株を分離することによって、プロリンお
よびオルニチンを細胞内に高生産する株を取得しました。また、この株
を用いて清酒を醸造すると、清酒中および酒粕中に親株に比べて3倍以
上のオルニチンを含むことから、オルニチン高生産酵母に関する特許を
取得している。



図  C.グルタミカムにおけるL-オルニチン生合成代謝経路とL-オルニチ
ン蓄積を改善するための戦略。この経路を表す赤い×は不活性化されて
いた。青いフォントと矢印は、パスウェイが減衰していることを表す。
緑のフォントと矢印は、経路が過剰発現していることを示。触媒的に関
連する反応に関与する酵素をコードする遺伝子である。

現在、この酵母を用いたオルニチン含量の多いユニークな清酒が奈良県
の酒造会社(2017年:八木酒造株式会社、2019年:菊司醸造株式会社、2
020年:倉本酒造株式会社)から商品化されています。 以上の背景から、
本研究では、清酒酵母のオルニチン高生産株を解析し、オルニチンの高
生産に関わる遺伝子の変異を同定するとともに、オルニチン高生産メカ
ニズムの解明を行った。

奈良先端科学技術大学の高木博史教授らの研究グループは、シジミに多
く含まれるアミノ酸で、肝臓の働きを改善する効果が知られているオル
ニチンを酵母に、従来の約7倍の高い効率で生産させることに成功する
とともに、生産量が増加する機構を解析した。酵母は発酵産業において
広く利用されている微生物だが、アミノ酸の生産に活用した例は未だ多
くはない。酵母を用いて製造される発酵・醸造食品や飼料などに含まれ
るアミノ酸の量を高めることができれば、製品の高付加価値化や発酵技
術の高度化などに貢献できると考えられる。また、アミノ酸の一種であ
るオルニチンは、肝臓の解毒作用の促進、アルコール性疲労の抑制など
の効果が報告されており、主に大腸菌などの細菌を用いた発酵法により
生産されているが、食品として高い安全性が認められている酵母を使え
れば、有用性の高い技術になることが期
待される。これまでに、既存の
清酒酵母からオルニチンを高生産する菌株を分離し、この菌株の特許化
およびオルニチンを多く含む清酒の商品化に成功させている。今回は、
酵母のオルニチン生産性をさらに向上させる目的で、この菌株のオルニ
チン高生産メカニズムを初めて明らかにする。
その結果、N-アセチルグルタミン酸キナーゼ(NAGK)という酵素の遺伝
子に変異を見出し、この変異型NAGKを発現する酵母ではオルニチン含量
が約7倍に増加することを明らかにした。通常、オルニチンから合成さ
れるアルギニンがNAGKをフィードバック阻害して働きを抑えることによ
りオルニチンやアルギニンの過剰生産を防いでいるが、変異型NAGKでは
その仕組みが解除されていることを突き止めた。これまでにオルニチン
を高生産する酵母の事例はなく、従来にない新規な酵母を用いることで、
健康イメージを付与した清酒・酒粕などの発酵・醸造食品を国内外の市
場に提供することが可能となる。


図6 さまざまな生物のNAGKの構造比較。 (A)S. cerevisiae NAGK(
ScNAGK)のArg結合部位の構造(PDB IDコード:3ZZH)。タンパク質全
体の構造が漫画モデルで示された。 Argと相互作用する残基は、黄色で
示されたThr340を除いて、シアン色のスティックモデルで示す。予想さ
れる水素結合は黄色の点で示され、それらの距離はÅで示す。Argは、オ
レンジ色のスティックモデルで表示。虫歯も見られた。 (B)ClustalW
によるさまざまな生物からのNAGKのマルチプルアラインメント。残基の
番号はScNAGKにある。 (A)に示す残基のうち、保存された残基はシア
ンまたは黄色のボックスで強調表示されている。 *または#は、それぞ
れArg感受性または非感受性NAGKを持つ生物を示す。 (C)ScNAGKのArg
結合部位周辺のさまざまな生物からのNAGK 3D構造の複数の重ね合わせ。
全タンパク質構造のバックボーンがリボンモデルで表示。赤いリボンは、
S。cerevisiae(3ZZH)、Thermotoga maritima(2BTY)、Pseudomonas
aeruginosa(2BUF)、Synechococcus elongatus(2V5H)またはArabid-
opsis thaliana(4USJ)のNAGKを示し、これらはArgフィードバック阻
害(Beezetら2009年、de Cimaら2012年、Huangら2015年、Maheswaranら
2004年、Ramon-Maiquesら2006年)。黒いリボンは、Escherichia coli
(1GS5)または、Thermus thermophilus(3U6U)のNAGKを示す。どちら
もArgによって阻害されないことが示唆されている(Gil-Ortiz et al.,
2010; Sundaresan et al.,2012)。 ArgおよびScNAGKに属する空洞も表
示。ScNAGKのThr340とその局所領域は、それぞれ黄色の棒または画のモ
デルを示す。

【要約】
オルニチンは、酵母のミトコンドリア内でグルタミン酸から数段階の酵
素反応によって、生合成される➲ミトコンドリアで合成されたオルニ
チンは、細胞質に移行し、シトルリン、アルギノコハク酸、アルギニン
を経て、再びオルニチンに変換され➲まず、清酒酵母のオルニチン高
生産株について、次世代型シーケンサーを用いて全ゲノム解析を行い、
オルニチンの高生産に寄与する可能性の高い遺伝子の配列を親株と比較
➲その結果、オルニチン高生産株にはN-アセチルグルタミン酸キナーゼ
(NAGK)という酵素をコードするARG6遺伝子にアミノ酸置換( 340番目
残基のスレオニンがイソロイシンに置換;Thr340Ile)を伴う変異を見出
す ➲また、実験室酵母で変異型NAGKを発現させると、野生型NAGKの発
現よりも細胞内のオルニチン含量が約7倍に増加した➲従って、ARG6
遺伝子の変異がオルニチン高生産に寄与している可能性が強く示唆され
た ➲ 次に、野生型および変異型のNAGKを大腸菌で発現させ、精製した
後、酵素活性を測定。その結果、野生型NAGKでは、アルギニンを1 mM添
加すると活性がほぼ消失したが、変異型NAGKでは、ほとんど活性が低下
しない➲これらの結果から、野生型NAGKの活性はアルギニンによって
フィードバック阻害を受けるが、アミノ酸置換(Thr340Ile)を有する
変異型NAGKではフィードバック阻害が解除されることで、NAGK以降の反
応がスムーズに進行し、オルニチンが過剰合成されることを初めて突き
止めた➲ また、オルニチン高生産酵母においては、オルニチンから
合成されるアルギン含量は増加せずに、プロリン含量が増加した。その
理由は、過剰合成されたオルニチンが、オルニチントランスアミナーゼ
Car2という酵素により、プロリン合成の中間体(Δ1-ピロリン-5-カル
ボン酸)に変換され、それ以降の酵素反応により、プロリンが過剰合成
された
可能性が考えられる。
✔ サプリメントもいいが、市販の永谷園「1杯でしじみ70個分のちか
らみそ汁」もいい。ところが、このコロナ禍で「セブンイレブン」は行
くが、「くすりの靑山」まではいかない。なので、定着せず)


 返らざるグリーンランドの氷床のシグナル
40年間の衛星データに基づいて、オハイオ州立大学の研究グループは、
グリーンランドの氷床の融解が今や返らざるポイント通過。数メートル
の世界的な海面上昇の世界に突入した結論付た(Greenland ice sheet
melting has passed point of no return、FutureTimeline.net、17th
August 2020)。世界最大の島であるグリーンランドの氷河は ここにき
て縮小テンポが早まっている。今の地球温暖化が止まっても、氷床は縮
小し続けると結論付ける。これは、グリーンランドの氷河が、氷床を毎
年補充する降雪が氷河から海に流れ込む氷に追いつかない転換点を超え
たためで、これらのリモートセンシングの観測結果から、氷の放出と蓄
積がどのように変化したかを調査し、海に放出されている氷が、氷床の
表面に蓄積する雪をはるかに上回っていた。前出の研究グループは、グ
リーンランド周辺の海に流れ込む 200以上の大きな氷河からの月次衛星
データ分析----どれくらいの氷が氷山に砕けるか、氷河から海に溶ける
かを示す、毎年降雪する氷河補充量----によると、1980年代から90年代
を通じ、積雪量と、氷河から溶出氷河がほぼ均衡、氷床を維持している
ことを発見。それらの数十年を通して、従来、氷床は 毎年約450ギガト
ン(4500億トン)の流出氷河量と降雪量が均衡していたが、毎年排出さ
れる氷の量は2000年頃から着実に増加し始め兆候をキャッチ-- 氷河は年
間 約500ギガトン失い、降雪は同時に増加せず純損失となった。それ以
来、氷河からの氷の損失率は高レベル以上に留まり、急速に氷を失い続
けている。この観測した氷床の「脈動」----氷床が氷床の端でどれだけ
流出するか測定、夏に増加し、氷の排出量が大幅に増加するまで、5年
から6年という短い期間、比較的安定----し、氷河は、夏季に氷の排出
量が急増するが、2000年から、その季節的融氷をより高いベースライン
に重ね合わせ始め。さらに多くの損失が発生すると予測。2000年以前は、
氷床は毎年ほぼ同じ量を増減していたが 現在の気候でが氷床は100年に
1回だけ質量が増加する周期性を示す。グリーンランド中の大きな氷河
は1985年以来、平均で約3キロ(1.9マイル)後退、氷河が十分収縮し、
より多くの氷が水と接触し、暖かい海水が氷河の氷を溶かし、以前の位
置に戻らなくなる。これは、人間が何らかの形で奇跡的に気候変動を止
めたとしても、氷を海に排出する氷河から失われた氷床はしばらくの間
縮小し続けることを意味する。


図1a 総物質収支への正味氷床放出量の推移
1985年から1999年の初期(青)と後期(赤線)のシナリオでの総GrIS排
出量(黒い曲線)、および緑色の排出量推定。
灰色の陰影は2σ不確実
性範囲 


図1b、正味の年間の物質収支(Ba、黒い曲線)、年間の表面物質収支
(SMBa、円の付いた青いダッシュ) および年間の総排出量(Da、十字
の付いた赤の軌道線)。図1c、全体の陰影は、1985年以降のBaの累積
質量異常(Bc)を、排出量(Dc、赤)と表面質量バランス(SMBc、青)
からの累積寄与に分解し示す。GRACEドメインと一致する、周辺の氷冠
からのSMBを含むBcは、濃青線でプロット。
2002年から2018年までの期
間のWGRACE推定値もこの軸に12か月の移動平均(黒点線)として描画、
y軸に沿ってシフトし、2002 Bc値から開始。

氷河の後退により、氷床全体のダイナミクスなパターンに変化が生じ、
気候が変わらず、または少し寒くなったとしても、しばらくは、氷床量
の減少はつづく。グリーンランドの氷河縮小は、地球全体の問題----グ
リーンランドから溶けた氷は、大西洋に、そして最終的には世界の海に
到達。グリーンランドの氷床は巨大で、66万平方マイルを超え、地球の
淡水の8%に相当。現在の温暖化傾向が続く場合、島は2100年までに氷
のほぼ5%を失い、世界の海面上昇が最大33cm増加の可能性がある。両
極のすべての氷が3000年までに溶けると、7.3m(24フィート)上昇する
と予測。氷河環境変化の観測から適応戦略と緩和戦略を駆使すことで、
また知識が多ければ多いほど、より適切に将来のリスク回避のつながる
同上の研究関係者は、こう話す。



● 今夜の寸評:米国は新コロナ感染大国のワーストワン
米国は感染者数で600万人超、死亡者数18万人超でワーストワン。
カラッとしているけれど不気味ですね。


   風蕭々と碧い時代:「20歳のめぐり逢い」
「20歳のめぐり逢い」は、フォークソンググループ・シグナルのデビュ
ー・シングル。1975年9月21日発売。ポリドール・レコード。同曲は オ
リコンチャートにおいて週間最高では14位、約30万枚のセールスを記録、
シグナルとして最大のヒット曲となった。 20歳のめぐり逢い(3:51)
作詞・作曲:田村功夫、編曲:惣領泰則。岩崎宏美 -  カバーアルバム
「すみれ色の涙から…」(1981年11月5日)。この年のビルボード 年間
チャートのベスト5は以下のとおり。キャプテン&テニールの「愛ある限
り」、グレン・キャンベルの「ラインストーン・カウボーイ」、エルト
ン・ジョンの「フィラデルフィア・フリーダム」、フレディ・フェンダ
ーの 「涙のしずく」、フランキー・ヴァリの 「瞳の面影」。井上陽水
のアルバム『氷の世界』が日本のアルバム史上初のミリオンセラー(100
万枚)を記録]。それまでの最高記録、森進一のアルバム 『影を慕いて
』の60万枚を、40万枚以上こえた快挙だった。井上は年間アルバム売上
でもTOP20に6作がランクインするなど、前年に引き続きヒットを連発す
る。岩佐美咲 - 限定盤シングル「初酒」に収録(2015年4月29日発売)。
シグナルは、日本のフォークソンググループ。主に関西を中心に活躍し
ていた。京都を中心に、田村功夫、住出勝則、浅見昭男の3人でシグナ
ルとしてアマチュア活動を続けていた。彼らの代表曲となる『20歳のめ
ぐり逢い』のデモテープを聞いたレコード会社のスタッフが気に入りメ
ジャーデビュー。1975年 9月21日に、ポリドールから、シングル「20歳
のめぐり逢い」でデビュー。ラジオと有線放送に的をしぼったプロモー
ションの中、有線放送で火が付き、ロングセラーヒットとなる。1983年
に解散。



手首の傷は消えないけれど......
日本語の韻律が、
「リスト・カット」の心情とその物語へと誘う名曲。



山登りができない。そんなとき、ノートンの待ち受け画面グラフィック
が目についく。いつか、賤ヶ岳でもと思うが、次に、出来そうもないか
~とネガティブに転がるのが「加齢」ゆえか、はたまた「疲れ」と考え、
ベッドに転がる。
                             


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