極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

秋だ!薩摩芋が甘い!

2018年10月08日 | びわこ環境

  



                                              

第39章 "低"があるから"高"がある
天地の開聞に先立って、「道」があった。「道」は、対立を超えた渾然たるひとつの物である。
天は、この「道」にのっとって清ノx、地は、「道」にのっとって安定し、神は、「道」にのりとって
霊妙に、谷は、「道」にのっとって充実し、万物は、「道」にのっとって生育し、君主は、「道」にのっ
とって天下の規範となった。

いずれも根元は「道」である。だから、もし天が「道」にのっとらなければ、天は裂けるであろう。
もし地が「道」にのっとらなければ、地は剖れるであろう。もし神が「道」にのっとらなければ、神は力
を失うであろう。もし谷が「道」にのっとらなければ、谷は涸渇するであろう。もし万物が「道」にのっ
とらなければ、万物は滅びるであろう。もし君主が「道」にのっとらなければ、君主は倒れるであろう。

貴賤は本来、ひとつのものだ。鼎をもととしてこそ、貴が成り立つ。高低は本来、ひとつのものだ。
低をもととしてこそ、高が成り立つ。
君主は、自身を指して「孤」「寡」「不穀」と呼ぶ。賤を賤として切り離さず、賤を貴の根拠としている
証拠である。
車を部品に分解すれば、車は存在しなくなる。ひとつにまとまってこそ、車としてはたらく。 
光り輝く玉、ただの堅い石ころ、これまた元はひとつである。どちらにとらわれてもならないのだ。

〈孤・応・不殺〉 孤は、みなしご。寡は寡人で、徳寡き人の意。不穀は、不善の意味で、いずれも君主
の自称
として用いられた。すべて、望ましからぬものであることに、注意されたい。

 たかしま旅季行 2018 
 
【びわこ環境:秋だ!薩摩芋が甘い!】

金曜日、突然の携帯電話に、面に飛び出すと車から出て電話姿の今井さんを見つける。お盆の暑さ見舞い
の返礼に立ち
寄っれたことがわかったが、しばらく、その場で近況などの立ち話を交わしただけで失礼す
るということで、ノン・アルコールと朝採れのサツマイモを頂くことになり帰られた。そのこと彼女に伝
えると早速、短尺切りにた"大学芋"にしてくれのをその後、毎日食べるほどに甘い(美味い)。そんなこ
とを話していると、もう、10数年にらるが彼女が徳島の大和さんに頂いた"なると金時"のカルチャーシ
ョック体験を面白そうに話す。



そう言えばサツマイモの品種改良はすごい。主なもので約20種類あり、萬系14号の改良に"なると金時"
があるというが、"焼き芋向け"の品種には、ほくほく系の大元(高系14号)、現在最もポピュラーかつ
最近増えたねっとり系の祖先の1つのべにあずまに、ねっとり系の代表である安納いも大別されている
(上図)。このほか、でんぷん用、飼料用、焼酎用などの産業向けの品種を入れると???種となる。

※ カンショ種(Ipomoea batatas (L.) Lam.)の品種一覧



そこで考えた。栄養価はどうなんだ?もし、効果が高いなら、生サツマイモとヨーグルトのジュースや
スムージーのレシピはな
いのか?と。あることはあるが料理サイドでなく医療・栄養サイドからのサイト
は海外にたよることに。
ところで、サツマイモの栄養組成とその生理機能は、❶免疫システムを高める――含有ビタミンCによる
身体のT細胞活動増加を支援――抗感染増強機能が期待される。❷抗癌効果――サツマイモに含まれるす
べてのタンパク質の80%を占める非常にユニークなタンパク質のスポラミン。このタンパク質は抗酸化
特性を有し、癌を予防するに役立つ可能性があるといわれている(要調査)。❸創傷の治癒――フィブリ
ノゲン(fibrinogen
)という特殊タンパク質を含有。このタンパク質は血液凝固時間を短縮し、創傷を速や
かに閉じる抗体を刺激する。❹低血糖値性甘味料――ジュースレシピの甘味料として、特に血糖値を上げ
ることなく低い血糖値を維持するスクロースがを含まれている。

 



● スウィートポテトスムージー
【材料】
❶3つの中型サツマイモ、皮をむき、茹で、つぶし、その後冷蔵、❷ 冷たい甘いアーモンドミルク:
11/2カップ
❸バニラエキス:2ティースプーン、❹ シナモン:ティースプーン、❺クラシュド・ナツ
メグ : 1/2ティースプーン、❻カルダモン:1/4ティースプーン、❼ギリシャヨーグルト:1/2カップ(
オプション)、❽蜂蜜:1テーブルスプーン(オプション)

【作り方】
❶すべての成分をブレンダーに注ぐ、❷混合物が滑らかになるまで(濃すぎる場合は、より多くの)アー
モンドミルク(一度に1~2杯)を加える。❸混合物を2本のガラスに注ぐ。


● サツマイモジュース
【材料】
❶生サツマイモ:4個、❷ニンジン:2本、❸梨1個、❹レモン 1/4個、❺生姜:1つまみ、❻ターメリ
ック:1つまみ、❼シナモン:適量
【作り方】
❶ジャガイモ、ニンジン、ナシ、レモン、ショウガ、ウコンを粉砕し、ジューサーに追加。 シナモンを
最後加える。 最大2日間、冷蔵庫に保管できる。
 

しかしこの話には蛇足がある。大学芋がなくなり蒸しサツマイモは喉にひっつかかるので、躊躇している
と、ヤマザ
キの”トマトとベーコンのパン”(値段は185円?)を食べてみると美味しいではないかと
"薩摩芋賛美"はトーンダウン。そして、贅沢な話だが「飽食日本のいま」を噛みしめる。"

   尾崎喜八「さつまいものうた」

  Sep. 25, 2018

台風25号で一時的な大雨に見舞われ、傘を車に老いてきたことを。そして、デジカメも忘れスマートフ
ォーンのため大写しにできなかったことを悔やむ。6日、「原発のない社会へ小泉元首相の話を聞く集い」
実行委員会主催(委員長井戸謙一)の講演にでかける。内容にさしたる違和感はなかった。それにしても
政財界の黒幕、あるいは偏狭なナショナリストのテロなどのリスクも考えられる中、堂々と持論展開に改
めて感心したが、感想として2つ。1つは、彼が顧問となる『原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟』(略
称:原自連)が、超党派で法案の成立をめざす「原発ゼロ・自然エネルギー法案」の動きを知ることが成
果であった。それいがいはブログ掲載してきた通りで、原発ゼロが遅れれば遅れるほど、日本は及ばす全
世界のリスクは高まることになる。2つめは、想像もついかない膨大な廃炉事業ビジネスとそのリスク管
理整備事業への考察作業の準備の必要性である。後者は、11月より着手することを決意する。                                          

 

 Oct. 1, 2018

 



 Anytime, anywhere ¥1/kWh  Era” 

Jan. 16, 2018

 

  July 17, 2018

【ソーラータイル事業篇:窓用ソーラー硝子製造技術Ⅱ
 】

2日の「防災独立型スマートグリッドシステム」のつづき。窓用積層型ソーラーパネルの光励起デバイス
ここでは有機太陽電池で考えているが、その他の薄膜太陽電池も選択肢に入れておく。因みに、有機太陽
電池の最高変換効率はカルフォルニ大学ロサンゼルス校の12.6%である。今回は、特許3件を実用/商
用化段階の最新特許技術事例3件を掲載する。
尚、これ意外に「特開2018-140885 ガラス積層体、電子デバイス作製用基板、及び電子デバイスの製造方
法。三菱樹脂株式会社 他」などあるが誌面の都合上、後日掲載するが、こと量産化となれば日本の技術
力が貢献するだろう。



❏ 特開2018-032872 透明な光電池 マサチューセッツ工科大学
  
【概要】
太陽エネルギーの活用に必要な表面積が、非再生可能エネルギー消費量の有意な部分を埋め合わせるため
の障害となっている。従って、住宅、超高層ビル、自動車内のガラス上に統合可能な原価の安い透明な
有機光起電装置が望ましい。例えば、自動車及び建築物に利用されているガラスは、通常、例えば、約
450ナノメートル(nm)から650nmの波長を有する光などの可視スペクトルの場合には、それぞ
れ、70~80%及び55~90%の透過性を有している。無機半導体の限られた機械的柔軟性、高いモ
ジュール原価、並びに、更に重要には、帯様の吸収が、透明な太陽電池にとってのその潜在的な有用性を
制限している。対照的に、有機及び分子半導体の励起子特性は、無機半導体の帯状の吸収とは本質的に別
個の吸収最小値及び最大値を有する高度に構造化された吸収スペクトルを結果的にもたらす。半透明な装
置を構築するための従来の活動は、吸収が可視スペクトルにおいて合焦された状態の薄い活性層(又は、
物理的な孔)の使用法に合焦しており、且つ、従って、1%未満の低い効率に、或いは、約10~35%
という光に対する低い平均可視透過率に、制限されており、その理由は、両方のパラメータを同時に最適
化することができないためである。

下図のごとく、
光電池10、20は、透明な基板11、21と、基板11の上部に位置する第1活性材料
と、を含んでも
よい。第1活性材料は、約650ナノメートルを上回る波長において第1吸収ピークを有
してもよい。第2活性材料は、基板21の上部に配設され、第2活性材料は、可視光スペクトルの外側の
波長において第2吸収ピークを有する。光電池10、20は、透明なカソード15、25及び透明なアノ
ード12、22を含む、透明な光電池及び製造方法をていきょうする
JP2018-32872A

❏ 特開2018-152590 大面積の有機太陽電池 ザ リージェンツ大学
  
【概要】
内部で発生した電場を生成するために、通常の方法は、特に、分子量子エネルギー状態の分布に関して、
適切に選択された導電特性を備えた材料の二層を並べることである。これら二つの材料の界面は、光起電
性接合と呼ばれている。伝統的な半導体理論においては、PV接合を形成するための材料は、一般的に、
n-型又はp-型のいずれかとして表示されていた。ここで、n-型は、多数のキャリア型が電子である
ことを意味する。これは、比較的自由なエネルギー状態にある多くの電子を有する材料として想定できる
であろう。p-型は、多数のキャリア型がホール(hole)であることを意味する。そのような材料は、比
較的自由なエネルギー状態にある多くのホールを有する。素性の型、即ち、非光発生の多数のキャリア濃
度は、主として、欠陥又は不純物による意図しないドーピングに依存する。不純物の型及び濃度は、伝導
帯の最低エネルギーと価電子帯の最高エネルギーとの間のギャップ内にある、フェルミエネルギーの値又
はそのレベルを決定する。フェルミエネルギーは、占有確率が1/2に等しくなるためのエネルギー値で
表示される、分子量子エネルギー状態の統計的占有で特徴付けられる。伝導帯最低エネルギーに近いフェ
ルミエネルギーは、電子が主要キャリアでることを示している。価電子帯最高エネルギーに近いフェルミ
エネルギーは、ホールが主要キャリアでることを示している。従って、フェルミエネルギーは、伝統的な
半導体を特徴づける主要な特性であり、そして原型的なPV接合は、伝統的に、p-n界面で、有機太陽
電池
は、低コストの太陽エネルギー変換の可能性のために、有望な再生可能及びグリーンエネルギー源で
ある。

新しい概念及びアプローチを、OPVデバイスの性能を改良するために導入し、そして最新鋭のOPVデ
バイスが、商業開発に要求される閾値に近い電力変換効率を達成するが、基板(例えば、ITOでコーテ
ィングされたガラス)上の微粒子が、収率を、特に大面積セルにおける収率を低下させる電極間の電気的
短絡をもたらす。商業的に魅力的なOPVモジュールを開発するには、高収率で、高性能を維持しながら
セル面積を増やすことが重要である。

下図のごとく、基板の表面に堆積した少なくとも一つのドナー材料及び少なくとも一つのアクセプター材
料を含む活性領域を備える大面積の太陽電池の製造方法において、ドナー及びアクセプター材料は有機分
子からなり、ドナー及びアクセプター材料の堆積前に、超臨界、気体、固体及び液体相から選択される一
つ又はそれ以上の相を含む少なくとも一つの化合物の流れに基板を曝すことにより、基板の表面から微粒
子を除去することで、電極間の電気的短絡を抑制し、高収率で高性能を維持しながらセル面積を増やすこ
とができる有機太陽電池及び有機太陽電池製造方法を提供する。

 JP 2018-152590 

特開2018-142597  太陽電池モジュール 三菱化学株式会社 他

【概要】
近年、太陽光エネルギーを利用した太陽電池の開発が盛んに検討されている。なかでも、有機太陽電池は、
フレキシブルかつ軽量化が可能となるために、従来の結晶シリコンを用いた太陽電池では設置が困難であ
った建材の壁や窓ガラス等へ設置して太陽光を利用することが検討されている。
一方、有機太陽電池は、水や酸素等の大気環境成分に対して劣化しやすく、また、有機太陽電池を構成す
る有機層は他の層と剥離しやすい傾向がある。そのため、このような問題を解決するために様々な封止構
造及び封止の方法が提案されている。

例えば、特開2014-49507号公報には、ロール状の基板に予め複数の発電領域及び有機層を有さない切断
領域を設けたロール状の基板を封止し、その後、該切断領域において切断することで複数の太陽電池モジ
ュールを製造することにより、切断時の圧力により有機層が剥離するのを防止することが記載されている。
有機太陽電池モジュールを人目に付きやすい建物の窓ガラスや建材へ適用することを考えると、有機太陽
電池
モジュールは高い意匠性が求められるが、同上
特許文献に記載の方法により製造された太陽電池モジ
ュールの場合、高い意匠性が得られない場合がある。一般的に光を吸収するために、有機太陽電池を構成
する有機活性層、すなわち発電領域は着色されているが、発電部の周辺領域は、通常、有機活性層が存在
しないために、着色されていない。このような太陽電池モジュールを、例えば、窓ガラスに設置しようと
すると、窓ガラスの大きさに合わせて太陽電池モジュールを設計しても、窓ガラスの端部付近は着色され
ていないことになるために、見た目が悪く、意匠性の点で問題になる可能性がある。また、複数の太陽電
池モジュールを並べて設置する際も、太陽電池モジュールの着色されていない部分が目立ち、統一感のあ
る色調を得ることが困難である。

下図のごとく、素子基板上に、少なくとも、有機太陽電池素子と、封止層と、バリア層と、をこの順に有
する太陽電池モジュールであって、有機太陽電池素子が配置される発電部の周辺領域において積層体が配
置されており、積層体は、有機太陽電池素子と同一の層構造を有しており、かつ有機太陽電池素子と分離
されていることを特徴とする太陽電池モジュールで、高い意匠性を備えた太陽電池モジュールを提供する。


【図1】本発明の一実施形態としての太陽電池モジュールの上面図。
【図2】図1におけるX-X’方向における太陽電池モジュールの断面模式図
【図3】図1におけるY-Y’方向における太陽電池モジュールの断面模式図

 【符号の説明】 1  発電部  2  周辺領域  3  積層体  4  集電線  11  素子基板  12  封止層  13  
バリア層  14 下部電極  14’ 下部電極層  15  有機活性層 15’  有機活性層形成層 16    上部電極
16’  上部電極層 21   開溝  22   開溝  23  開溝  24   開溝  25   開溝

 


 ● 今夜の一枚

唯一無二の木版花鳥画の名手・小原古邨

 Flying Owl

  ● 今夜の一曲

『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
op.18』 辻井信行ブラインドピアニストBBCプロム
Rachmaninoff: Piano Concerto no.2 op.18 Nobuyuki Tsujii blind pianist BBC proms

Piano Concerto No.2, Op.18

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エネルギー通貨制時代 | トップ | 未来の労働価値 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

びわこ環境」カテゴリの最新記事