<1月の鑑賞予定映画>
親子で行ってきました、「あらしのよるに」。
2005年 東宝映画
出演者: 中村獅童(ガブ)・成宮寛貴 (メイ)・坂東英二(長老)ほか
原作・脚本: 木村裕一(講談社刊)
監督・演出脚本: 杉井ギサブロー
累計発行部数250万部を突破した、ロングセラー絵本「あらしのよるに」の映画化。
嵐の夜に偶然出会ったオオカミのガブとヤギのメイ。
本来ならば“喰う者”と“喰われる者”という2匹の種の壁を越えた友情が
ほのぼのとしたタッチで描かれる。
とはいえ、ガブが「友だちだけどおいしそう!」とヨダレをたらしながらも
必死で耐える姿や、「生きるために利用せよ」という仲間たちの非情な命令などは、
人間社会に当てはまる部分も多く、深読みの出来る作品になっている。
監督は、アニメ界の大御所・杉井ギサブロー。
『タッチ』・『ナイン』・『陽あたり良好!』・『ガラスの仮面』などなど
数多く手がけている。 (ほんま、しょうもないこと知ってるよな、私。^^;)
ここからは私的な感想です。
まず、親子で何度も確認したこと。
「メイって・・・男(オス)・・・だよね??」→これ何回確認したことか!
だって、「友情」なのに、メイの絵のタッチのせいかメイ役の成宮くんの
ナルシスッぽい声のせいか??
「恋愛物語」に見えてしまうのよね・・・。
「禁断の友情物語」であるはずなのに、私には
動物版「ロミオとジュリエット」のように見えてしまった。
それだけに、メイがお腹をすかして我慢しているガブに
「私を食べてもいいんですよ」と身をささげるシーンは涙物で・・。
オイオイ泣いてしまい、おかげで化粧が剥がれ落ち、
上映後はトイレ直行!だったが。( ̄⊥ ̄lll)
「友情物語」として作ってあるが、見ようによっては「恋愛物語」に見える作品。
私ら親子は、完全に後者の解釈で見てしまった。
いいのか悪いのか???
ところで、声優に関して一言。
今回、「参りました~~」と言えるのが、ガブ役の中村獅童さん!
本職の声優さんも舌巻くほどの上手さでした!
ガブの声とほんま、マッチしてましたよ!あまりの巧さにうなってしまった。
市原悦子さんも、声をあてるのがとてもお上手。
さすが「日本昔話」で、ナレーターをやっているだけあって上手かった。
メインキャストで「本職が声優さん」なのは、たぶん山寺宏一さんだけだと思うが、
山寺さんは当たり前だけど文句なく巧い!
(オハスタの山ちゃんです。)
逆にいまいち・・・だったのが。
そのほかメインキャストやった方たち。
メイ役の成宮くんも悪くはないのですが、アニメキャラの絵と声がどうも合わない。
他の方も同じく、合わないし感情移入がもうひとつ入ってこない。
先の3人と比べると、あきらかに「力量」が違いすぎ。
こうなると、「声」が気になってしようがない・・・。
いつもこういう大きなアニメ作品の声優陣を見て思うのだが、
日本のアニメ映画で、本職の声優でない人を使うっていう傾向
私、賛成できないな・・・・。
点数: 6点 (10点が満点)
寒い中、はるみ先生のレッスンに伺いました。
先週から、本格的に新しい曲への取り組みが始まりましたが、
師走の忙しい時期で、なかなか思うように練習量が確保出来ませんでした。
グラナドス: 「アンダルーサ」
左手&右手の内声は控えて、メロディーを感情豊かに出す・・。
簡単なようで、難しい。
また困ったことに「間」を上手く使う・・わぁ~苦手。^^;
譜読みは、割とすぐに出来たのだが、この音楽的な課題は
山積みかも??
5月までまだ時間があるので、ひたすら頑張るべし!か・・。
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」より
*「情景」
譜読みは、何とか出来ました!
バレエ音楽なので、ドタドタした弾き方にならないよう注意。
*「モンタギュー家とキャピュレット家 」
これ・・・・難しい!
現代曲らしく、不協和音めいた音がいっぱい!
ちゃんとわかって弾かないと、聴いている人も「訳のわからん曲」に
なってしまうなぁ~~。
これは、地道に音拾いしないとダメね・・・。
手の大きい人向けです、この曲。
だから、はるみ先生選んだのだろうなぁ~、私、手がでかい!から。
帰りに、はるみ先生にプロコのCDをお借りして帰宅。
CDを聴いて、勉強します。
道のりは、まだまだ長い・・・・・。