NAO日和

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<4月の鑑賞予定映画>

「エミリア・ペレス」「アマチュア」「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」「パリピ孔明 THE MOVIE」「JOIKA 美と狂気のバレリーナ」

「ツナグ」

2012年10月27日 | 邦画

~あなたがもう一度、会いたい人は誰ですか?~

2012年   日本映画   (2012.10.06公開)
配給:東宝           上映時間:129分
監督:平川雄一朗
原作:辻村深月『ツナグ』(新潮文庫刊)
脚本:平川雄一朗
美術:花谷秀文
音楽:佐藤直紀
主題歌:JUJU「ありがとう」(ソニー・ミュージック アソシエイテッドレコーズ)
出演:松坂桃李 /樹木希林/佐藤隆太 /桐谷美玲 /橋本 愛 /大野いと /遠藤憲一
     別所哲也 /本上まなみ /浅田美代子/八千草薫 /仲代達矢

<見どころ>
第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したファンタジー・ドラマ。
死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな
依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を追う。松坂桃李が主人公の歩美を好演、
ツナグの師匠でもある彼の祖母を『わが母の記』の樹木希林が演じ、温かな掛け合いを見せてくれる。
人と人のつながり、家族の絆、生死を深く見つめた物語もさることながら、佐藤隆太、桐谷美玲、
八千草薫、仲代達矢といった豪華共演陣の顔ぶれも見ものだ。

<ストーリー>
生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。
その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする
高校生・歩美(松坂桃李)。ガンで逝去した母(八千草薫)と会いたいという高慢な
中年男・畠田(遠藤憲一)、けんかをしたまま事故死した親友・御園(大野いと)に尋ねたいことが
ある女子高生・嵐(橋本愛)など、さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。
だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は
救われるのだろうかと考え……。

<感想>
原作=未読
公開されてから3週間以上にもなりますが、まだお客さんいっぱいだったので驚きました。

今年注目の松阪桃李くんが初主演。 彼、今年は映画にTVにと大活躍でしたね。
「麒麟の翼」でも好演してましたが、今回もなかなか良かったです。
しかし、「梅ちゃん先生」で夫役までやったのに、高校生はちぃと厳しいものがあるかも・・・。

“ツナグ”は、生きている人が死者と会いたいという望みをかなえる為に、両者を引き合わせる
使者のことを言います。主人公が“ツナグ”になるための成長物語と言ったかんじですね。
 
話はオムニバス風な感じ。
①の母親との再会は、ちょっとじーんと来ましたね。誰にでも親に対してはこういうのが
あると思うので、感情移入しやすかったです。
だが、②の女子高生の話は・・・・うーん、これは個人的にはホラーにしか感じなかった。
大野いとちゃんも橋本愛ちゃんも演技頑張ってましたが、ホラーに似合う顔立ちなので
余計に恐怖が・・・・。 橋本愛ちゃん演じる嵐の役の性格にも共感が持てず・・・。

 
③の婚約者との再会は、桐谷美玲ちゃんがとにかく可愛かった。
ただ演技は、もうちょっと頑張らないと・・・でしたが、可愛いから許します。
7年ぶりに逢えたわりには、なんかきれいごとのように感じたのは私だけかなぁ~。
ファンタジーな感じの作品かと思ったら、女子高生の話はホラーだし
両親の死んだ経緯も、ちょっと生々しかったし、映画のスタンスがちょっとわかりにくかったです。
だから、思ったより泣けなかったです。(ただ単に私がへそ曲がりなのかもしんないけど)

 
この映画のポイントは、やはり樹木希林さんの存在ですね~。
こういう不思議な役も、希林さんが演じると、ほんとにこういう能力あるかも!?と
思わせてくれるから凄いです。  彼女と一緒に仕事できた松阪桃李君は、きっと
この作品でいろいろ学べたのではないでしょうか? 

劇中、おばあちゃんの食卓にはいろんなご飯シーンがあり、おいしそうなおかずの
アップシーンに私は目が釘付け。 地味ですが、食卓を囲んでのシーンが一番好きでした。
映画に使われたご飯のレシピ、どっかで公開されてないかなぁ???

死と向き合うお話なので、確かに泣けるお話でした。
ただ、これは映画より連続ドラマ形式のほうが、じっくり味わえたかも?

私は今、逢いたい人っているかしら?
そして、私が死んだら逢いたいって思ってくれる人いるかしら・・・・?

点数:7.5点 (10点満点)

コメント (6)
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