<12月の鑑賞予定映画>
~“ささら” そこは大切な人に会える町~
2014年 日本映画 (2014.11.08公開)
配給:ワーナー 上映時間:114分
監督:深川栄洋
原作:加納朋子 『ささら さや』(幻冬舎文庫)
脚本:山室有紀子/深川栄洋
美術:黒瀧きみえ
音楽:平井真美子
主題歌:コブクロ 『Twilight』
出演:新垣結衣/大泉洋/中村蒼/福島リラ/寺田心/つるの剛士
波野久里子/藤田弓子/小松政夫/石橋凌/富司純子
<見どころ>
夫の死後、幼い子供を一人で育てることになったヒロインと、他人の体を借りて彼女を
助ける亡き夫を、新垣結衣と大泉洋が初共演で演じる感動ドラマ。加納朋子の小説
「ささら さや」を基に、メガホンを取るのは『神様のカルテ』『くじけないで』などの深川栄洋。
中村蒼や福島リラ、石橋凌、富司純子など若手からベテランまでが脇を固める。
前向きでかわいらしいヒロインとユーモラスで優しい亡き夫の奮闘に、爽やかな感動が
心を突き抜ける。
<ストーリー>
サヤ(新垣結衣)は夫のユウタロウ(大泉洋)を突然の事故で亡くしてしまう。
人に対して疑いを抱かないサヤが、一人で息子を抱えることを心配するユウタロウ。
成仏できずに、いろいろな人の体に乗り移って、サヤのために手助けをすることに。
のどかでどこか不思議な町ささらの人々に助けられながら、サヤは母親として成長する。
<感想>
ガッキーが主演!ということで観に行ってきました。
ガッキーも26歳だからお母さん役が来てもおかしくないんだが、まだいまいち
しっくりきていなかったような気がしました。それでも、超可愛いから許せちゃうんだけど。
また喪服姿が可愛いんだわぁ~~。
幽霊のお話なので、てっきり「ゴースト」みたいな感じなのかな?と思ってましたが
さやの成長と同時に、死んでから成長していくユウタロウのヒューマンなお話でした。
ユウタロウがいろんな人の体を借りて、さやと接触するのだが、乗り移った役を
演じた方々、ほんと乗り移ったみたいにユウタロウの特徴をよくとらえていて
さすが役者さんだなぁ~とうなってしまいました。特に、寺田心君は子役なのに
あんな難しい言い回しや大人の仕草とか、うまく演じていて、凄い!
脇役の俳優さん達も良かったですね。波野久里子さん、久々に観ましたよ。
石橋凌さんも、さすがの存在感でしたね。昔はARBのボーカルでカッコよかったんだけどな。
ライブにも行ったけど、強面のカッコイイボーカリストでしたが、今では立派な役者さんですね。
でも、歌ってる姿も見たいなぁ~と思ってしまう。
想定内の展開だったので、泣くほどではなかったなぁ。 あと、風景場面がジオラマみたいな
映像でしたが、これは何か意図があってのことだったのかしら?
個人的には、ガッキーと赤ちゃんの可愛さに癒され、石橋凌さんの昭和のお父さん的な
不器用な父役にホロリと来ちゃいました。陰でお父さんは見ているんだぞ的なシーンは
ウルっと来ちゃいました。
点数:7点 (10点中)