NAO日和

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<1月の鑑賞予定映画>

「室町無頼」「サンセット・サンライズ」「雪の花ーともに在りてー」「アンダーニンジャ」

「天空の蜂」

2015年10月01日 | 邦画

~絶対、守り抜く~

2015年  日本映画    (2015.09.12公開)
配給:松竹       上映時間:139分
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾  『天空の蜂』(講談社文庫刊)
脚本:楠野一郎
美術:相馬直樹
音楽:リチャード・プリン
主題歌:秦基博  『Q&A』
出演:江口洋介/本木雅弘/仲間由紀恵/綾野剛/國村隼/柄本明/石橋蓮司
        佐藤二朗/向井理/光石研/竹中直人/やべきょうすけ/手塚とおる
        永瀬匡/松島花/落合モトキ/石橋けい

<見どころ>
人気作家・東野圭吾が原子力発電所を題材に1995年に発表した傑作小説を、
堤幸彦監督が映画化した社会派サスペンス。最新鋭の大型ヘリを手に入れた
テロリストが、日本全国の原発の停止を求め稼働中の原発上空でホバリングさせる
テロ事件を描く。困難な直面に立ち向かうヘリコプター設計士を江口洋介、
原子力機器の設計士を本木雅弘が演じ、初めての共演を果たす。東日本大震災に
よる原発事故を経験した日本において、改めて社会と人間の在り方を問う衝撃作。

<ストーリー>
1995年夏、愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ納品する最新の設備を
搭載したヘリコプターが、正体不明の人物によって奪われてしまう。
やがて遠隔操作されたヘリは稼働中の高速増殖炉の上空でホバリングを開始し、
テロリストが日本全国の原発停止を求める犯行声明を出す。
さらに、ヘリ内に子供がいることがわかり……。

<感想>
1995年に、原発を題材にした東野圭吾さんの同名小説を映画化。


20年前に発表された小説ですが、現在のことを予言でもしてたかのような内容で
正直ビックリしました。

 
モッくんは、「日本の一番ながい日」とはまた違う迫力ある見事な演技でした。
江口洋介さんは頑張ってたけど、江口さんのままだったな・・・・。

 
綾野剛君は、台詞や登場時間は少なめでしたが、こういう狂気めいた役がほんとに
上手です。逃げるたびに、自ら身体の一部を切り落とすシーンは、鬼気迫る空気で
思わず目を背けてしまうほど。

あんな重要機密なところに、簡単に子供が入れてしまうような施設ってどうなん?
など、ツッコミ箇所はあるが、登場人物が語る台詞は一言一言実に重いです。

原発に対して、反対&推進と簡単に言わずに、ちゃんと現実をしっかり見て
考えた方がいいんじゃないの?と提議しているような作品。
原発とどう向き合っていくのかを考えるためにも、観ておいた方がいい映画でした。

点数:8点 (10点中)

コメント (2)
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