<12月の鑑賞予定映画>
~まだ会ったことない君を、探している~
2016年 日本映画 (2016.08.26公開)
配給:東宝 上映時間:1時間45分
原作・脚本・監督:新海誠
作画監督:安藤雅司
キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
声の出演:神木龍之介(立花瀧)/上白石萌音(宮水三葉)/長澤まさみ(奥寺ミキ)
成田凌(勅使河原克彦)/悠木碧(名取早耶香)/島崎信長(藤井司)
石川界人(高木真太)/谷花音(宮水四葉)/市原悦子(宮水一葉)
<見どころ>
『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。
見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な
夢を通じて導かれていく姿を追う。キャラクターデザインに『あの日見た花の名前を
僕達はまだ知らない。』シリーズなどの田中将賀、作画監督に『もののけ姫』などの
安藤雅司、ボイスキャストに『バクマン。』などの神木隆之介、『舞妓はレディ』などの
上白石萌音が名を連ねる。ファンタスティックでスケール感に満ちあふれた物語や、
緻密で繊細なビジュアルにも圧倒される。
<ストーリー>
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に
住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに
鬱屈していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が
都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、
その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が
田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは
引き合うようになっていくが……。(以上、シネマトゥディより)
<感想>
これは、今年一番期待してた!と言っても過言ではない映画だったので
公開2日目に行ってきました。やっぱ期待通りだった
新海監督のオリジナルストーリーですが、「転校生」や「時をかける少女」の
エッセンスが混じった感じ。予告編では、もっと青春ストーリーなのかと思ったら
後半怒涛の展開で、これにはいい意味で驚きました。
作画クオリティの高さは申し分ないですが、声優さんのキャスティングが
良かったですね。神木君、上白石さんピッタリだったし、長澤まさみさんの声も良かった。
それと、音楽担当したRADWIMPSの楽曲が、映画の世界観とマッチしていて
映画の完成度をよりあげた感を感じました。
ぶっちゃけ観終わって時間が少し経つと、つっこみ箇所がいっぱい出てくるんですが
ストーリーと音楽の疾走感が見事に合致して、逆に細かな所まで気にならなかったん
ですよね
勢いで押し切り、最後仄かな余韻を残す、そんなパワーを感じた良い映画でした。
この夏、必見の映画です。
点数:10点 (10点中)