<12月の鑑賞予定映画>
~あなたの愛とお金、ねらわれてませんか?~
2016年 日本映画 PG12指定 (2016.08.27公開)
配給:東宝 上映時間:128分
監督・脚本:鶴橋康夫
原作:黒川博行 『後妻業』(文藝春秋刊)
音楽:羽岡佳
美術:愛甲悦子
衣装:兼子潤子
出演:大竹しのぶ/豊川悦司/尾野真千子/長谷川京子/水川あさみ
風間俊介/余貴美子/ミムラ/松尾諭/笑福亭鶴光/樋井明日香
梶原善/六平直政/森本レオ/伊武雅刀/泉谷しげる/柄本明
笑福亭釣瓶/津川雅彦/永瀬正敏
<見どころ>
直木賞作家・黒川博行のベストセラー小説を基に、独り身の高齢男性の後妻に
おさまりその資産を狙う女を中心に、欲にとりつかれた人々が織り成す群像劇。
『愛の流刑地』などの鶴橋康夫監督がメガホンを取り、現代社会に潜む危うさを、
ユーモアを交えて活写する。ヒロインにはさまざまな鶴橋監督作品に出演してきた
大竹しのぶ、彼女と組んで孤独な老人を食い物にしていく結婚相談所所長に豊川悦司。
さらに永瀬正敏、尾野真千子、笑福亭鶴瓶ら実力派キャストが脇を固める。
<ストーリー>
妻に先立たれた中瀬耕造(津川雅彦)は、婚活パーティーで年下の女性・小夜子
(大竹しのぶ)と出会う。やがて病に倒れた耕造は他界し、後妻におさまった
小夜子から公式証書遺言状を見せられた娘の中瀬朋美(尾野真千子)は、遺産は
全て小夜子に渡り遺族には一切残らないと知らされる。父の死に疑念を抱く朋美は
探偵の本多(永瀬正敏)を雇い、小夜子の身辺を調査するが……。
<感想>
予告編を散々見たので、見てみることにしました(笑)
釣瓶のスカイツリーを見たかったですが、さすがにそれはねぇ・・・(爆)
資産のありそうな独身の老人を狙って、その資産をいただこうとする後妻業。
さすが大竹しのぶさん、見事に演じきってます。騙して悪どいことをやっても、
不思議な可愛らしさがあって憎めない。両方をちゃんと持って演じられるのは
彼女にしかできませんね。想定内の演技と言っちゃそうなるが、でも流石です
お金や色恋などけっこうえげつない話だが、底抜けに明るいコメディとして
成り立ってるのよね。大阪弁で話してるから、やんわり感じるのかしらね?(笑)
印象に残ったのが、後半、長谷川京子が縁側でふっと吐露したシーン。
結構深かったな、あのセリフは。。。。
大竹しのぶさん、予想通りの演技でしたが、これは賞レース入ってきますね。
ところで、観客の方60以上のご高齢者がホントに多かったんだが、これ
どんな気持ちで見てたのかしら?私の周りは結構大笑いしてた人いましたが
感想聞いてみたかったです
点数:7点 (10点中)