<2月の鑑賞予定映画>
~何度涙を流せば、愛する妻を守れるのか~
2016年 アメリカ映画 PG12指定 (2017.02.10公開)
第89回アカデミー賞デザイン賞ノミネート作品
配給:東和ピクチャーズ 上映時間:2時間4分
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:スティーヴン・ナイト
衣装デザイン:ジョアンナ・ジョンストン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ブラッド・ピット/マリオン・コティヤール/リジー・キャプラン/マシュー・グード
ジャレッド・ハリス/サイモン・マクバーニー/アントン・レッサー/カミーユ・コッタン
アウグスト・ディール/シャーロット・ホープ/マリオン・ベイリー
<見どころ>
俳優だけでなくプロデューサーとしても活躍するブラッド・ピットと、アカデミー賞受賞監督
ロバート・ゼメキスがタッグを組んだラブストーリー。第2次世界大戦下を舞台に、ある
極秘任務を通じて出会った男女が愛し合うものの、過酷な運命に翻弄されるさまを描く。
ブラピふんする諜報員と惹かれ合うヒロインをオスカー女優マリオン・コティヤールが演じる
ほか、リジー・キャプラン、マシュー・グードらが共演する。
<ストーリー>
1942年、極秘諜報員のマックス(ブラッド・ピット)とフランス軍レジスタンスのマリアンヌ
(マリオン・コティヤール)は、ドイツ大使暗殺という重大な任務のためカサブランカで出会う。
二人は、敵の裏をかくため夫婦を装い任務の機会をうかがっていた。その後、ロンドンで
再会し次第に惹かれ合った二人は愛を育んでいくが、マリアンヌは愛するマックスにも
打ち明けられない秘密を持っており……。
<感想>
第二次世界大戦下のお話ですが、ハーレクイーンロマンス的なお話でしたわ。
冒頭は、「カサブランカ」を彷彿させるような印象。
ブラッド・ピットとマリオンがとにかくいいです。映像修正してるんでしょうか?
ブラピのお顔にシワがないので驚いたし、そのせいか?なんか、昔のロバート・
レッドフォードみたいな感じに見えました。そういや昔、「レッドフォードの再来」
ってブラピ、言われてましたね。今作見て、納得納得。
あと、マリオンの際立った美しさに目を奪われっぱなし。クラシカルな衣装が
とても似合っていたし、本当にこの役に合っていました。
また当時の内装デザインや衣装を忠実に再現していたのも良かった。
アカデミー賞に、衣装デザインがノミネートされたのもうなずけます。
予告編でかなりネタバレさせているので、予想はだいたいつきましたが
それでも、ラスト飛行場のシーンはかなりインパクトありました。
スパイ映画にしてはアクションはかなり少ないので、大人のラブストーリーですね。
邦題の「マリアンヌ」ってどうなの?って見る前は怪訝に思ってたのですが
観終った後は、この邦題でしっくりくるの、なるほどな、と納得しました。
点数:7点 (10点)