<12月の鑑賞予定映画>
~米国最大の機密を暴いた男。 彼は、英雄か。犯罪者か~
2016年 アメリカ映画 PG12指定 (2017.01.27公開)
配給:ショウゲート 上映時間:135分
監督:オリヴァー・ストーン
原作:ルーク・ハーディング/アナトリー・クチェレナ
脚本:キーラン・フィッツジェラルド/オリヴァー・ストーン
音楽:クレイグ・アームストロング
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット/シェイリーン・ウッドリー/メリッサ・レオ
ザカリー・クイント/トム・ウィルキンソン/スコット・イーストウッド/リス・エヴァンス
ニコラス・ケイジ
<見どころ>
オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を
震撼させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。
CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや
恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏を
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、
オスカー女優メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソンらが脇を固める。
<ストーリー>
2013年6月、元CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員エドワード・スノーデン
(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の内部告発により、アメリカ政府がひそかに作り上げた
国際的な監視プログラムの存在が明らかになる。そこに至る9年の間、国を愛する
平凡な若者はテロリストばかりか民間企業や個人、同盟国までも対象とされ、全世界の
メールや携帯電話での通話が監視されている現実に危機感を募らせていた。
<感想>
アメリカ政府に寄る、個人情報監視の実態を告発したエドワード・スノーデンの実話に
基づいた作品。
実際のスノーデンに、ジョゼフ・ゴードンが、めちゃくちゃ似せてきたのにびっくり。
日本の新聞紙面では、諜報員の暴露事件ってな感じで報道されてましたが、映画を
観てると、かなり根が深いというか、そんな簡単な話じゃなかったんですねーー;
それより、諜報機関という大事な職務に、臨時社員を結構雇っているってのに驚きましたよ
確かにスノーデンのしたことは、国家にとっては反逆行為かもしれませんが、
企業の不正告発なら、罪には問われないのに、国の不正告発なら反逆罪で
罪に問われちゃうのが、今一つ理解できませんでした。
ネットの情報がどこかで漏れてるのは、一般の我々もある程度認識はしてるものの
パソコンのカメラから、あんな風にのぞかれてるの?って思うと、やっぱりぞっとしちゃいます
専門的用語が多いので、多少眠くなるかもしれませんが、
先日、スノーデンのロシアからの引き渡しがニュースになったので、時期的にも
タイムリーな作品だと思います。
点数:7点 (10点中)