NAO日和

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<10月の鑑賞予定映画>

「ふれる。」「シビル・ウォー アメリカ最後の日」「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」「八犬伝」

「追憶」

2017年05月21日 | 邦画

~会いたくても、会えなかった、愛する人へ~

2017年  日本映画   (2017.05.06公開)
配給:東宝    上映時間:99分
監督 降旗康男
撮影:木村大作
原案・脚本:青島武/ 瀧本智行
音楽:千住明
美術:原田満生
出演:岡田准一/小栗旬/柄本佑/長澤まさみ/木村文乃/矢島健一/北見敏之
    
安田顕/三浦貴大/高橋努/渋川清彦/りりィ/西田尚美/安藤サクラ/吉岡秀隆

<見どころ>
『駅 STATION』『鉄道員』などの降旗康男監督と撮影の木村大作がタッグを組み、
『永遠の0』などの岡田准一が主演を務めたミステリードラマ。主人公の刑事が殺害現場で
遺体となった幼なじみと対面し、共通の旧友が容疑者として浮上、事件の真相と3人の
男の封印された過去が次第に明かされる。主人公の旧友に小栗旬と柄本佑、ほかに
長澤まさみ、木村文乃らが共演。友人の死をめぐって現在と過去が交錯する展開と
重厚なドラマが堪能できる。

<ストーリー>
富山県警捜査一課の四方篤(岡田准一)は、漁港で旧友の川端悟(柄本佑)の刺殺体と
対面する。容疑者として浮上した田所啓太(小栗旬)を含む三人は、幼少期に親に捨てられ、
共に過ごした関係だった。会社と家族のために金策に奔走していた川端と、幸福な日々を
送る田所。そして、妻とすれ違いの日々を送る四方。こうして四方と田所は再会を果たす
ものの、四方の問い掛けに田所は何も語ろうとせず……。

<感想>
キャストが、岡田准一君をはじめ、有名な俳優さんばかり出ているので
公開前から期待していましたが、これ現代のお話だよね?^^;

作り手がわざとそうしているのかわかりませんが、スマホなどの最新ツールが出ている
にも関わらず、「昭和」の雰囲気なんですよ。

 
舞台は北陸ですが、少年3人の気持ちと、日本海のどんよりした風景がマッチしていて
とにかく映像がきれいでした。事件をきっかけに、彼らの関係性が動いていくわけだが
その事件の犯人が、ちと陳腐だったかな。あれじゃあ、誰が犯人になってもおかしくないよ(笑)
 
 
この作品で印象深かったのが、小栗旬君。
岡田君と対照的な演技でしたが、彼の演じた田所の人生をかけて贖罪を全身で受け止め
生きていく姿には、胸が打たれました。小栗君も結婚して2児の父になったせいか?
こういう演技も出来るんだなぁ~って、思いながら観てました。
妻の真理が出産して、感極まるシーンは、こちらももらい泣きしちゃいましたよ。

あと、吉岡秀隆さんと安藤サクラさんが、25年前と現在と両方演じてましたが
全く変化なしっていうのが、かなり気になりました。もぅすこし老け感出してほしかったです。

今の話なのに、「昭和」感を出した演出が評価わかれるかもしれませんね。
 
EDで撮影に岡田准一君の名があったので、あれ?と思い、調べたらカメラを回す人が
足りなかったので、駆り出されたそうで・・・・・。岡田君、お疲れ様でした(笑)
 
点数:7点 (10点中)
コメント (2)
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