<3月の鑑賞予定映画>
~美しき王国へ~
2018年 アメリカ映画 (2018.11.30公開)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン 上映時間:100分
監督:ラッセル・ハルストレム/ジョー・ジョンストン
脚本:アシュリー・パウエル
衣装:ジェニー・ビーヴァン
音楽:ジェームス・ニュートン・ハワード
出演:キーラ・ナイトレイ/マッケンジー・フォイ/エウヘニオ・デルベス
リチャード・E・グラント/ミスティ・コープランド/ヘレン・ミレン
モーガン・フリーマン
<見どころ>
童話やチャイコフスキーの楽曲で知られる「くるみ割り人形」の物語を実写化
したファンタジー。少女クララの不思議な冒険を壮大なスケールで活写する。
メガホンを取るのは『サイダーハウス・ルール』などのラッセ・ハルストレム。
『インターステラー』などのマッケンジー・フォイ、『プライドと偏見』などの
キーラ・ナイトレイ、『クィーン』などのヘレン・ミレンらが出演している。
<ストーリー>
14歳の少女クララ(マッケンジー・フォイ)は、機械をいじることが大好きで、
ほかの子と遊んだりお洒落をしたりすることが不得意だった。ある日、
彼女の豊かな想像力と聡明さを認めてくれていた母親が亡くなる。
悲しみの中、彼女は“花の国”“雪の国”“お菓子の国”“第4の国”から成る
秘密の王国に迷い込む。そこでクララは、自分のことをプリンセスと呼ぶ
くるみ割り人形フィリップやシュガー・プラム(キーラ・ナイトレイ)と出会う。
<感想>
クリスマスの時期に、「くるみ割り人形」とはタイムリーな作品。
クララ役の子、どこかで見覚えが・・・と思ったら、「トワイライト」シリーズの
レネズミちゃん役の子だったのね~(驚)
こんなに素敵な子に育って・・・・→ついおばちゃん目線。^^;
個人的に好みのお顔だし、品のある風格を醸し出しているので
このまま成長していってほしいなぁ~。
キーラは、さすがコスチュームの女王と言われるだけあって、今回も
ピンクヘア全然違和感なく、素敵にこなしていました☆
「くるみ割り人形」をベースにしているけれど、ほぼ別物になってますね。
話は単純だし、誰が本当に悪いのかはバレバレなので、途中睡魔に襲われそうに
あと、ヘレン・ミレンの格好、もう少しなんとかならなかったのかしら?
キーラと相対する位置の役なのに、なんだか強そうに見えないし、みすぼらしくさえ
見えてしまいました・・・・。
ラスト、クララとくるみ割り人形の兵士(フィリップ)との別れは、切なかった。
友情というより、淡い恋心ではないか!
続編に含みを持たせてるのかしら?? それはないだろうなぁ(笑)
点数:6点 (10点中)
~史上最強の敵に、試される仲間の絆~
2018年 アメリカ映画 (2018・11・23公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:134分
監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:J・K・ローリング
衣装デザイン:コリーン・アトウッド
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:エディ・レッドメイン/ジョニー・デップ/ジュード・ロウ/エズラ・ミラー
キャサリン・ウォーターストン/ダン・フォグラー/アリソン・スドル
ゾーイ・クラヴィッツ/カラム・ターナー/クローディア・キム
ウィリアム・ナディラム/ケヴィン・ガスリー
<見どころ>
『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが脚本を手掛け、
エディ・レッドメイン演じる魔法動物学者を主人公にしたファンタジーシリーズの第2弾。
パリの魔法界にやって来たニュート・スキャマンダーたちの戦いが展開する。
敵役のジョニー・デップ、若き日のダンブルドア役のジュード・ロウらが共演。監督は、
前作に引き続きデヴィッド・イェーツが務める。新たに登場する魔法動物も活躍。
<ストーリー>
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、学者として魔法動物を守るため、
不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。ある日、捕まっていた
“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。ニュートは、
人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、魔法動物たちと
一緒にパリの魔法界へ向かう。
<感想>
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」感想記事
あれから2年、公開早々に鑑賞してきました。
1作目が、「賢者の石」のように明るいファンタジー色強めな感じだったのから一転、
今回は、ダークな雰囲気で、これからの話に重要なキーワードがいっぱい出てきます。
若き日のダンブルドアをジュード・ロウが演じてるのがいいですねぇ~。
今回は、ホグワーツ魔法学校や若い時のマクゴナガル先生も出てきて
「ハリポタ」シリーズと繋がっているのをひしひしと感じます。
それにしても、1作目とは真逆のダークな展開には正直びっくり。
しかも、ジョニー・デップ中心に話が進み、ファンタビの活躍は、いまいちで
脇役的な位置づけの印象。(--;)
ヴォルデモートの傍にいた大蛇ナギニが人間の姿に変身出来ていたというのも
今回の驚き。どういう経緯で完全に大蛇になってしまったのか、気になるところです。
しかし、もっと気になったのが、クイニーがまさかの闇落ち。
ジェイコブがかわいそすぎる・・・・・。
個人的に、ハリー・ポッターは、両親の仇ということでヴォデモートに立ち向かっていき
その頑張る姿に共感をもって見ていましたが、ファンタビはそういう背景ないので、
主人公だけどそこまで共感もって見ていません。ジェイコブの温厚でクイニーを
想う姿の方が共感でき、二人の今後の恋の行く末が一番気になるところですね。
闇落ちしてしまい、かなり暗雲立ち込めていますけど・・・・。
暗さ全面の2作目でしたので、3作目はもう少し希望ある展開になって欲しいものです。
点数:7点 (10点中)