<12月の鑑賞予定映画>
年末の慌ただしい中ですが
そごう美術館で開催されている「ミュシャ展」に行ってきました。
アール・ヌーヴォーを代表する作家、アルフォンス・ミュシャ (1860-1939)。
ミュシャの作品が好きな私は、過去に何度か展覧会を訪れています。
本展ではミュシャの多彩な芸術活動に焦点を当て、貴重な直筆作品約60点を始め、
お菓子や香水のパッケージ、宝飾品など代表的なポスター作品にとどまらない魅力を紹介。
チェコ在住の個人コレクターであるズデニェク・チマル博士のコレクションから、
初来日作品約90点を含む約170点の選りすぐりの作品が出展しています。
新聞折込雑誌の表紙「イースターの少女」
書籍「装飾資料集」、「リトグラフ資料集」より図案
ポスター「ジスモンダ」「椿姫」
連作装飾パネル「四季:春、夏、秋、冬」
ポスター「スラブ抒情詩展」
👆の女性のモデルは、ミュシャの娘・ヤロスラヴァだそうです。
ミュシャは、宝飾品をはじめ花瓶。皿、お菓子のパッケージデザインを
多岐にわたり才能を発揮。
プロダクトデザインの先駆け的でマルチアーティストの先駆者として
一世を風靡しました。
素描「士官の肖像」
水彩画「ヒナゲシ」
油彩画「エリシュカ」
水彩画「クリスマス」
マルチに活躍していたのは、過去の展示会で知っていましたが
切手や有価証券にもデザインしてたのには驚き。
ポスター画の印象が強いミュシャですが
今回、素描や油彩画もたくさん展示してあり
改めて、めっちゃ絵が上手な方だったのね~と実感。
「芸術をすべての人に届けたい」という彼の理念を感じる
素晴らしい展示会でした。
1月5日まで開催されているので、気になる方は是非!
ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者
2024年11月23日(土・祝)~2025年1月5日(日)
6階=そごう美術館(入館は閉館30分前まで)
開館時間:午前10時~午後8時
※12月31日(火)・1月1日(水・祝)は午後6時閉館。