~正義感は、悪なのか~
2023年 アメリカ映画 (2023.11.18公開)
配給:トランスフォーマー 上映時間:82分
監督:ティナ・サッター
原作戯曲:ティナ・サッター
脚本:ジェームズ・ポール・ダラス/ティナ・サッター
音楽:ネイサン・ミカイ
出演:シドニー・スウィーニー/ジョシュ・ハミルトン/マーチャント・ディヴィス
ベニー・エレッジ/ジョン・ウェイ
<見どころ>
国家機密を漏えいしたとして逮捕された、アメリカ国家安全保障局(NSA)の
契約社員リアリティ・ウィナーに対するFBI捜査官の尋問記録を忠実に再現した
心理ドラマ。「第2のスノーデン」として注目された、25歳の彼女が起こした事件の
てん末を描く。監督などを手掛けるのはティナ・サッター。『観察者』などの
シドニー・スウィーニー、『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』
などのジョシュ・ハミルトン、『オレたちの聖戦』などのマーチャント・デイヴィス
らがキャストに名を連ねる。
<ストーリー>
2017年、アメリカ。買い物から帰宅したリアリティ・ウィナーは、見知らぬ二人の
男性に声をかけられる。彼らはFBI捜査官だと名乗り、ある事件の捜査をしている
ことを彼女に告げる。気さくで穏やかな口調のまま、二人は何げない質問を
リアリティに投げかけていたが、やがて会話はある驚がくの事実に迫り始める。
<感想>
2017年アメリカで、国家機密をリークして逮捕された25歳の女性
リアリティ・ターナーが逮捕される際にFBIから聴取された実際の音声テープから
再現した作品。
音源そのままを再現しているので、ドキュメンタリーというより
見ている観客も実際その場に立ち会って聞いているような感覚に陥る
なんとも不思議な時間でした。
令状をすぐに見せずに真綿で首を絞めるようにして追い込んでいく
捜査官のやり方が怖かった・・・。すぐに令状を見せないのは
アメリカのやり方なんだろうか?
今の時代、情報の機密性は大事。彼女はなんとも思慮が足りない行動を
とってしまいました。それにしても、一緒に暮らしていた猫ちゃんは家族が
引き取り、ワンちゃんはシェルターへ・・というセリフがあったが
シェルターってどんなどころなんだろう?彼女のことより
ワンちゃんのことが気になって仕方なかった(笑)
正直、予備知識がないとよくわからない作品。
エンタメ性は全くないので、万人受けはしないと思います。
点数:6点/10
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