~狂気の果て~
2019年 日本/イギリス/ドイツ R15+指定 (2020.11.20公開)
配給:イオンエンターテイメント 上映時間:100分
監督:手塚真
原作:手塚治虫
脚本:黒沢久子
音楽:橋本一子
美術;露木恵美子
衣装:柘植伊佐夫
出演:稲垣吾郎/二階堂ふみ/渋川清彦/石橋静河/美波/大谷亮介
ISSAY/片山萌美/渡辺えり
<見どころ>
1973年から1974年に「ビッグコミック」で連載された手塚治虫の異色作を実写化
したドラマ。謎めいた少女と暮らす小説家の行く末を描く。メガホンを取るのは、
手塚治虫の息子で『星くず兄弟の新たな伝説』などの手塚眞。『半世界』などの
稲垣吾郎と『生理ちゃん』などの二階堂ふみが主演を務め、『柴公園』シリーズ
などの渋川清彦、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』などの
石橋静河らが共演する。撮影は、ウォン・カーウァイ監督作などで知られる
クリストファー・ドイル。
<ストーリー>
作家として活躍する美倉洋介は新宿駅の片隅で、ばるぼらという酩酊状態の
少女と遭遇する。洋介は、見た目がホームレスのような彼女を自宅に連れて帰る。
だらしなく常に酒を飲んでいるばるぼらにあきれながらも、洋介は彼女の
不思議な魅力に惹かれていく。何より、彼女と一緒にいると新しい小説を
書く意欲が湧くのだった。
(以上シネマトゥディより)
<感想>
原作=1巻のみ既読
たまたま近くの映画館でタイミング的に合ったので鑑賞。
朝ドラ「エール」で二階堂ふみさんを知った方がこれ見たら
彼女の脱ぎっぷりにびっくりするんじゃないでしょうか?(笑)
私も、彼女が「私の男」以上の脱ぎっぷりに驚きました。
全体的に夢か現実か?のはざまを浮遊した作品で、映像・音楽で
その雰囲気が出ていたのが印象的。特に音楽は、ジャズ・クラシックを
融合した現代音楽で、新宿の街に合っていたように感じました。
あとでEDを見たら、音楽担当はYMOのサポメン経験もあった橋本一子
さんではないですか!これには納得。
笑ったのが、渡辺えりさんのヘアスタイル。なぜに仏陀のような頭?
原作では、そんなスタイルじゃなかったような??^^;
出演シーンは少なかったですが、あの姿は強烈でした。
最後まで夢か現実か判断のつかない内容で、正直好き嫌い
はっきり分かれる作品。私は、あまり好みではありませんが
二階堂ふみさん・稲垣吾郎さんの演技で最後まで観れることが出来ました。
売れてるにも関わらずあそこまで裸体を披露した彼女に拍手。
同性ながら、彼女のバストトップに見惚れてしまいました。
ああいうバストに私の体もなりたかった・・・(笑)
点数:5点 (10点中)
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