<2月の鑑賞予定映画>
~“おとぎ話の主人公たち”のその後・・・・~
2014年 アメリカ映画 (2015.03.15公開)
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン 上映時間:125分
監督・製作: ロブ・マーシャル
原作ミュージカル・作詞・作曲: スティーヴン・ソンドハイム
原作ミュージカル・脚本: ジェームズ・ラパイン
衣装デザイン: コリーン・アトウッド
音楽監修: ポール・ジャミニャーニ
音楽監修・音楽プロデュース: マイク・ハイアム
出演:メリル・ストリープ/エミリー・ブラント/ジェームズ・コーデン/アナ・ケンドリック
クリス・パイン/トレイシー・ウルマン/クリスティーン・バランスキー
ジョニー・デップ/リラ・クロフォード/ダニエル・ハットルストーン
タミー・ブランチャード/ルーシー・パンチ/マッケンジー・マウジー
ビリー・マグヌッセン
<見どころ>
「赤ずきん」「シンデレラ」「ラプンツェル」「ジャックと豆の木」といった世界的に有名な
おとぎ話の主人公たちのその後を描く、ディズニー製作のミュージカル。
ブロードウェイで上演され、トニー賞を受賞したミュージカルを基に、『シカゴ』『NINE』
などのロブ・マーシャルが映画化。魔女をオスカー常連のメリル・ストリープが演じるほか、
ジョニー・デップ、エミリー・ブラントらが出演。ハリウッドが誇る人気も実力も兼ね備えた
スタッフやキャスト陣による作品に魅了される。
<ストーリー>
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、
「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。
夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。
一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、2人の王子も森に
足を踏み入れており……。
<感想>
ブロードウェイミュージカルの映画化。
裏おとぎ話って感じで、なかなかブラックな一面も何か所かありましたね。
予告編から楽しみにしてましたが、正直、音楽は冒頭の曲ぐらいしか印象に
残っていない・・・。ミュージカルなのに、音楽の印象が薄いって言うのもどうなの?
おまけに、ジョニー様、これってカメオ出演的な感じじゃん。
赤ずきん役の子、歌はうまかったが、あんまりかわいくないし。
おとぎ話のその後ですが、内容がかなりブラックな感じだから、大人向けかな?
シンデレラ探しの下りなんか、ちょっとエグいでしょ?
「ほんとは怖いグリム童話」を思い出しちゃいましたよ~。
ふたを開けてみれば、メリル・ストリープの独り舞台って印象。なんか全然格が違う。。
ジョニーは、やっぱりメイクした方がいいのかな?なんて再認識。
お姫様2人は、それなりに綺麗でしたが、シンデレラのドレスはやっぱり青が良かったな。
4月に公開される「シンデレラ」と区別したかったのかもしれないけれど、ゴールドって
感じじゃないです。
あと、一番爆笑したのが、王子2人が歌うシーン。
無駄にブラウスのボタンをはずして、胸板見せるって、なんなんでしょ?
どうも流れ的に、むりくりがあり、館内では失笑する方多数でした。 (私もその一人)
「アナ雪」といい「ベイマックス」といい、今作もそうですが、ディズニーいろいろ
試行錯誤しているのかな?と感じた作品でした。
メリル・ストリープの演技は必見。
さすが、何回もアカデミー主演女優にノミネートされるだけのことはあります。
点数:6点 (10点中)