くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

たったの1パーセント!?

2006-05-24 21:18:31 |  未分類
シパダンのサンゴが破壊されたことを知った日から、マレーシアのいろんな新聞のホームページを毎日チェックしている。

「Berita Harian」という新聞の、今朝の記事は、ちょっと楽観的。
サバ・ツーリスト・ボードのトップ、トゥンク・ザイナル・アドリンさんという人のコメントは、「シパダンのコーラルの破壊は、ちょうどテニスコート2面分ほどで、シパダンのコーラルリーフ全16km中の、たった1パーセントにすぎない」という表現。

1パーセントと言うと、なんとなく、被害小さめに聞こえる。
でも、テニスコート2面っていうのは、相当な広さだ。
テニスコートの規定では、縦23.77m×横10.97m。
それが2面となると、ほぼ50mプールな感じ。
ウォーターボーイズが、思いっきりシンクロできる大きさだ。

それを、マレー語で、CumaとかSahjaとかhanyaという、英語の「ONLY」にあたる言葉を多用してるのだが、はたして「だけ」と言ってしまえるものなんだろうか。

FwdにFwdを重ねて、私のところにたどりついてきた「Bad News from Sipadan」というメールでは、91年からシパダンに通い続けているというドイツ人のコメントと、無残なサンゴの写真が添付されていた。
枝サンゴは、石がかぶってる中から、枝の先がちょっと見えているだけ。
たる型さんごの中は、石がめいっぱい詰まっていた。
サンゴの中でひっそりと暮らしている、ダルマハゼや、カニたちは、どうなってしまったんだろう。

今すぐシパダンに行って、事実をこの目で確かめることもできないし、ただ仲間うちでのメールや、こうしてブログで現状について、あーだこーだ書くしかない現状がもどかしい今日この頃。
マレーシアの関係諸機関には、事実確認や、被害の評価も大事だけど、さっさと前向きに水中・陸上の片付けから考えてほしいと思う。




コメント
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