くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

アンダマン ゾウのあと(3) バレン島

2010-04-15 00:12:03 |  ダイビング
2010年3月27日。

活火山の島、バレン島(BARREN ISLAND)。


1本目。黒い砂地のポイント。
黒い世界、長~いガーデンイール、さまざまなハナダイ、そしてナンヨウハギのこどもたちが印象的。
マンタも通過。




















2本目は、wall dive。



マンタ1枚。今回会ったマンタの中でいちばん近かったが、すぐに去っていった。







ここにもナンヨウハギのこどもたちがいっぱい。
みんなすぐサンゴの中に「伏せ」をしてしまう。





小さなサンゴたちががんばっているところもあるから、溶岩や火山灰がふりつもらなければ、いつかこのリーフが美しいさんご礁になる日も来るのかな。








3本めにして、黒い世界にはそろそろ飽きてきた。















パヌニーヨット。




4本めは3本めと同じ場所で。
ハナダイパラダイス。











きょうもエキジット近くなると、水中は暗い。
コンパクトデジカメの内蔵ストロボならでは?
みんな目がこわい。



浮上したら、蒼い世界に月こうこう。



頂上に溶岩赤々、という写真や映像も見たが、煙にかくれてそんなもんは見えない。
おまけにけむくさい。

バレン島、どこを潜っても、さまざまなハナダイが美しい。カシワハナダイ、ニラミハナダイに似たやつなどさまざま。コウリンハナダイは、うじゃっといる。実はジンベエが出たこともあるらしい。


つづく

アンダマン ゾウのあと(2) ナルコンダム

2010-04-15 00:09:01 |  ダイビング
2010年3月26日(金)

ナルコンダム島(Narcondam Island)という、ポートブレアから一番遠い島まわりで4本潜る。



ブリーフィングのたびごとに、ホワートボードにポイントマップを書いてくれるが、マップはもはや予想図。ポイント名もついていない。

この日のガイドは、10年前は、今はなきサンガラキのボルネオ・ダイバーズのDMだったというインドネシア人のプトゥさん。オラン・カリマンタンかと思ったらオラン・バリだそうだ。
きっとパヌニーヨットのデラワン・サンガラキクルーズ要員なのだろう。

1本目、エントリーしてずいぶん長い時間、不毛な砂地を泳いだ。



ただただ砂地で、サカナもほとんどいない場所だったので、エントリー場所をまちがえたのかと思ったら、マンタ狙いで、わざとそうしたんだそうだ。

砂地を泳ぎ続けると、やがてリーフがあらわれた。ちょうどその境目くらいでマンタが出てきたが、短い時間のことだった。リーフがはじまると、地形が起伏に富んでいておもしろく、リーフはさまざまなサンゴに覆われていてすばらしい。ただ、全体茶色っぽい。褐虫藻の色味が強いのか?










2本目は、ドロップオフ気味のところからエントリー。ウミウチワにさそわれて、-35mまで行ってみた。



こちらもリーフのソフトコーラル、ハードコーラルともにきれい。



水底の構成がバラエティにとんでいて、水面をみあげると、砕ける波がかっこよかったりする。





マンタと2回会うが、あっさりと去っていゆく。ナポレオンが1匹いて、こちらの様子を伺っていたが、警戒心が強く、寄せてはくれなかった。

3本目は、インド洋の普通種たちとのふれあい。インド洋のアケボノハゼはボディが黄色、ナンヨウハギは腹が黄色と黄ばんでいると認識していたが、ナンヨウハギには、黄ばみバージョンと、そうでないやつがいることを発見。



4本目。本日も後半は鳥目ダイブ。
タイマイ、ウミヘビなどをみておしまい。
プトゥさんは、慣れていない海にしては、がんばってよくいろいろなものを見せてくれた。











つづく