くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

まりん・らいふ・いん・しぱだん(170)ナガブダイ Scarus rubroviolaceus

2014-02-05 11:26:15 | シパダン図鑑
スズキ目ブダイ科アオブダイ属のナガブダイ。

体が長いからナガブダイというらしい。
英名はRedlip parrotfish…でも、そんなに紅い口はしていない。
Ember parrotfish… 燃えさし?なにをもって?そんな色合いにはみえない…。
「日本の海水魚」の写真だけでも4つのカラーバリエーションが載っていて、雌型で、赤みが入ったのは確かにあったけれど…。

ナガブダイに言えることは、常に半笑いということ。
シパダンで楽しく観察するブダイは、申し訳ないけど、カンムリブダイだけ。
カンムリブダイ以外は、ひとくくりに「ブダイ」で片づけている。
ブダイには、みんなインコ・オウム顔で半笑いしてるか、サンゴをついばんでいるかのどちらか、という印象があるだけ…。
ブダイにたいしての関心が低いうえに、カラーバリエーションが豊富すぎて、図鑑をペラペラめくっていっても、どれと識別するのにはかなりの時間がかかる。
こいつがナガブダイとわかった決め手は尾と頭の形。
そしてこのナガブダイは、ブダイ界でもとりわけへらへらしている。(ように見える。私には。)
それと、体の前半分の色が濃いこと。


カラーバリエーションやへらへら度だけではない。
ブダイファミリーのメンバーって、よく見ると、種ごとに頭の形も尾びれもさまざまな形をしている…。
じっくり見て、ナニブダイと見分けられたら、それはそれで楽しいんだろうけど、たぶんこれからもじっくり見ないだろうなぁ…。

コメント
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