くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

タイチェンワークアウト フェーズ1

2014-02-25 20:15:52 | ホームフィットネス
またまだ続けるレスミルズ
5か月目に突入した、家レスミルズコンバット。
9週完結カレンダーの2ラウンドめも終わってしまった。
寒いから裸足で乗りたくないを理由に体組成計からは遠ざかっているので、減量効果はわからない。
たぶん180日前と変わっていないような気がする…。
でも、既成の5ミリウェットスーツ、1サイズ小さいのを買ったが、ちゃんと入るようになったのは、ビーチボディのDVDあってのこと…。

そしてこれから、飽きずにレスミルズの3ラウンドめに突入する。
P90X3だとか、Tapout XTとか、気になるワークアウトは多々あれど、今はまだ、レスミルズ・コンバットをやめたくない。
私にとっては、相性のよいワークアウトに出会えてよかったと、切に思う。
しかしながら、レスミルズを続ければ続けるほど、ひとつひとつの動作への理解が深まれば深まるほど、いい意味でも悪い意味でも、インパクトはより強くなってきた。
筋トレやカーディオでは、運動の質が向上するにつれ、筋肉疲労の度合いも大きくなっている。
一方、空手のポーズでストレッチをするインナーウォリアーは、最初の90日では、「これって役にたってんの?」って感じだったのが、2ラウンドめの中盤になって、ようやく正しいポーズがわかり、今はしっかり効いている感じがする。
ただ、去年の今ごろ、P90Xで毎週ヨガXやXストレッチをやってた頃より、体は硬くなっている。
筋肉痛、筋肉疲労とストレッチ不足をなんとかしたい!
そこで「Tai Cheng」登場。

「FEEL BETTER」のためのワークアウト
タイチェンもビーチボディもので、太極拳ベースのワークアウト。
タイチー指導経験20年以上のDr.マーク・チェンという人によるプログラムで、18のタイチーの基本動作を通して、個々の運動能力・敏捷性・活力の向上をはかり、「90日で若返る」がコンセプト。
インフォマーシャルの受け売りだけれど、タイチーと気功と21世紀のスポーツ科学のコラボらしい。

ビーチボディの、大多数のワークアウトに共通しているテーマは、やはり減量だろう。
でも、タイチェンはちょっと違う。
タイチェンのねらいは、feel better、move better、perform better and look better。
インフォマーシャルでタイチェンの効果を語るのは、シニアの人びと。
それも、膝やら背中やらに痛みを抱えていた人びとが、リハビリ効果を語っている。
中でも、おばあさんと言える女性が、テニスコートで華麗に、とまでは行かないけれど、軽快にテニスをする映像には妙に説得力があった。
一方、お年寄りだけではなく、30~40代の、P90Xやインサニティ終了者からのポジティブなレビューが多いし、家族ぐるみで老若男女で楽しんでいるなんてレビューも見た。
ハードなワークアウトの結果、なんらか体に不具合が生じた人々がタイチェンを取り入れたあと、ふたたびハードなワークアウトに戻ってみたら、とても調子が良い的なコメントが多い。

タイチェンDVD
ベースキットのDVDは13枚もある。
チュートリアル的1枚と、13週分のワークアウトが12枚。
あとはフォームローラーとレジスタンスバンド2本にテープ、それから毎回無視するミールプランとすべてのワークアウトに同梱するなと言いたいメジャーがついてくる。

Phase1
タイチェンを買ったのは、もうおととしの夏。
インサニティを終えたあと、過激なワークアウトはもうこりごりと、ブラジルバットリフトを買うついでに、タイチェンも買ったのだ。
結果は3日坊主。
「まだ私には早い…」という理由をつけて。
まだ早いと思ったのは、上級者むけとかそういうのではなく、年齢的に…である。
なにしろ、ゼロ・インパクトと謳っていて、そのとおり、あまりにも穏やかで、退屈としか思えなかった。
キレイに箱に詰め直して、オークションに出したら誰か買ってくれないかな~、なんて思いながらかたづけてしまった。
そして忘れるともなく忘れていたタイチェン。
最近、疲労回復のためのストレッチを取り入れたいと切に思うようになり、インナーウォリアーだけでは足りないなぁ、と思っていたときに、マーシャルアーツつながりで、タイチェンのことを思い出した。

90日のカレンダーは、フェーズ1~3に分かれていて、各フェーズは3週、1週6日間、7日めは休み。
Week1では毎日、「neural reboot phase」を18分20秒、タイチーを1日1ポーズ約7分強で終了。

DVDは、DAY1、DAY2と、毎日1日ずつ進むようになっているが、結局、neural reboot phaseは毎日同じやつである。
出演者はチャイニーズの、どことなくイチロー系容貌のチェン先生と、

アシスタントの若者アントンと、メガネをかけた無表情なおばさまケイト。
ふたりとも色白で、肉は食べなさそうな草食オーラを漂わせている。
neural renootでは、まず足を前後に振ったり、左右に上げ下げしたり、つま先をついてゆっくり足首をまわしたと思ったら、床に座って、付録のフォームローラーでひざから下をマッサージ。
ふくらはぎの上部、下部、外側、内側の4か所を、ころころとマッサージ。
フォームローラーは、ちゃっちいとのコメント多いが、あなどるなかれ、けっこう効いている。
いま巷で「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい 」というのがはやっているそうだが、こいつは簡単でいい。
1週間続けたら、次の月曜日には痛みが皆無になった。
と思ったら、火曜日にレスミルズのHIITがあって、水曜日朝には超痛かったり…。
ワークアウト後のマッサージや、こうした回復系ワークアウトの有効性がよくわかる。

続いて腕立てのポーズ。でも、伏せはしない。
腕立てのポーズをやったら、パイク。、
またまた足の上げ下げ的な運動、ゆるいスクワット、伸びと前屈、腕をぐるんぐるんまわす運動、首の運動。

neural rebootが終わると、またまた超ゆるーくタイチーのポーズを1日ひとつずつ、7分強。
タイチーに入ると私は眠くなるので、就寝前にやった方がいいのだろうか?
といった調子で、全編ごゆるり。
しいていえば、フォームローラーでのマッサージと腕立てのときに、体を支える手首が痛いことを除いては、本当に、なんのインパクトもない。
燃焼感は皆無。
減量とはほど遠い。
それでも、こんな寒波の日々で、暖房を入れていない朝でも、体はほんわかしてくる。
レスミルズコンバットのような「動」なマーシャルアーツとは対照的な「静」なマーシャルアーツ。
レスミルズがストレス解消で楽しいなら、タイチェンはヒーリング系だ。
タイチェンで大切なのは姿勢で、これを続けたら、体のゆがみが矯正されそう。
気のせいかもしれないが、レスミルズのムエタイのシングルニーやランニングマンのとき、バランスがよくなった気が。
マイルドなので、老若男女、日頃運動している人していない人、誰にでもあうと言えよう。
さて、私は今度は90日間続けられるかな?
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弾丸久米島くじら旅

2014-02-25 15:00:39 |  旅行
2月20日、11時間だけ久米島にいた。
朝、RC0871便で久米島08:10着、夕、RC884便で久米島19:10発。
目的はザトウクジラ。
DIVE ESTIVANTのホエールウォッチング船に乗りにきたのだ。
SCUBAなしの久米島なんて、はじめて…。

前日の2月19日、那覇入りしたら雨。
冬の沖縄なので覚悟はしていたけれど…。
しかも夜には風も強くなってきた。
天気予報によれば、「あすの久米島の波の高さは4m、最高気温16度、昼ごろから晴れるでしょう」てな感じ。
揺れも寒さも確実じゃん…。
船酔いフリーの私でも、アネロン買っといた方がよいかなー?と迷うが、ま、酔わないんでね?とケチる。

2月20日朝。
雨は止んでいたが、風が強い…。
那覇空港…鉛色の空の下、RACに乗り込む。

曇天下のRAC。


曇天下の「さくらジンベエジェット」。

美ら海水族館とJTAとのコラボ。
はっきり言って似てない…。

離陸したら、海上には見事に白波たちまくっていた。
高度があがっても、ときどき雲間から下界が見える程度。

晴れていれば、きれいに慶良間諸島が見えるはずなのに、残念。
そして久米島に着いても、いまなおどんより、あーんど強風。
どうみても鯨見日和ではなさそう。



RACをばちばち撮ってみる。
なにしろRAC初搭乗なので、珍しい。
コンテナトラックさんもジンベエコンテナトラック。


ショップのワンボックスに乗り込むと、昔かいだ沖縄のダイビングショップ車のにおいがする。
久米島は15年ぶりだけれど、変わらない島の様子にほっとする。
泊まるところのない私はショップに寄って、ウェットを腰まではいたら港へ移動。
港に直行してもそのまま海に出られるよう、那覇から水着にラッシュ、レギンスがわりにサーフトレンカ、その上にセーターといういでたちでやってきたので、スタンバイOKだったけれど、そこまでする必要はなかったようだ。
そして、かなり立派なダイビング船で、いよいよ出発。
ここのところ、セレベス!・エクスプローラの、毎回なんらかこわれてるボートばかり乗っているので、日本のダイビングボートってすごいと思う。
船上で簡単なブリーフィングを受けるが、ことしは、座間味・久米エリアとも、くじらの出がいまいちらしい。
あとはエントリーはしないことが多いと思ったほうがよさそう。
寒いので、積極的に海に入りたくもなく、まあ、いいかな…なんて思う。

港を出ると、さっそくよく揺れる。
メインデッキにいると、視界が窓から見える狭い範囲に限られることで、もれなく酔ってしまうということで、みんな冷たい風にたたかれながらアッパーデッキにいる。
渡名喜方向に進むにつれ、さらによく揺れるし、雨も降って来た。
雨で、何人かはメインデッキに降りたので、私も降りてみた。
誰かがトイレに入ったので、私も、朝飲んだコーヒーの利尿作用か、微妙にトイレにゆきたい気がして、くじらが出ないうちにと入ってみたら、まあ、揺れに翻弄されること。
狭いトイレ内でも、どうやって便器にたどりつこうかという揺れで、出るものも引っ込む感じである。
時計は10時20分。まだ出発して1時間…。
このあとトイレにゆかないですむだろうか?
これだけ揺れられると、さすがに胃部不快感は否めないが、気持ち悪いほどでもない。
しかも、もう、空腹感もある。
搭乗前には、那覇空港の「ロイヤル」で、オキハム製タコライス(780円)とコーヒー(200円)をしっかり食べたのに。

むしろなんか食べたら胃が落ちつきそう、と思えたほど…。
それでも、やたらとなまあくびが出るのは、きっと船酔いのうちなんだろうな…。
それとも単なる睡眠不足?

ほどなく雨は止み、またまたトップデッキに戻る。
寒いけれど、もっと寒いかと思っていたので、なんとか耐えられる。
船は波高い中、渡名喜方面に走るが、くじらはみつからず、トンバラ方面に戻る。
やがて久米島フェリーだかが見えたら、くじらさんの潮が見えた。
風が強いので、潮は真っ直ぐ上がらず、風に流されてしまう。




天気予報どおり、青空も見えてきた。
久米島とトンバラ岩。

ああ、あの下にはハンマーヘッドがいるかもしれない。
くじらも見たいけど、ハンマーの群れも見たい、あとは見たことのないアカウミガメも。
なんて邪念をもちながら…。

空は曇ったり晴れたり…






15時をすぎると、いっそう寒くなってきた。
日が西に傾きはじめても、まだまだ続くくじら探し…。
膠着状態になるが、あきらめずにくじらサーチは続く。
そして、最後に出たくじらのペアが、いちばんパフォーマンスはすばらしかった。
ただ、コンデジじゃ、かんじんなシャッターチャンスのがしまくりなので、想い出は心の中に。






ESTIVANTのくじら船の魅力は、チャンスがあれば3点セットでクジラスイムができること。
だから、那覇から簡単に行ける座間味のホエールウォッチではなく、久米島に来たのだ。
ただ、これだけ揺れられると、エキジットが大変そうで、入るのも面倒くさいかもと、くじけるものがある。
一度だけエントリーのチャンスがあり、「入る人は準備してください」と言われれば、いそいそとスタンバイ。
ただ、くじらの母子はさくっと移動してしまいNG。

強風と揺れの中での7時間半。
終始冷たい風にあたっていたので気がつかなかったが、顔がずいぶん焼けてしまった。
くじらが出れば船首側にかぶりつきになるので、潮もいっぱいかぶった。
ランチのお弁当は、誰も食べなかった。
多くの人は、トイレにも行かなかったんじゃないかと思う。
船酔いよりは、いつくじらが出るかわからないから、ごはん食べてる場合じゃないってのがあると思う。

結局、久米島空港で久米島そば(600円)を18時半すぎに食べた。

厚切りのラフテーが入っている。
おいしい。

日もとっぷり暮れて、久米島を去るときがきた。

JALカラーよりレトロなRACカラーのほうが、らしくていいな。

今回はお試し感覚で乗ったので、こんなもんかな。
私の場合、まずシパダンがあって、冬はモルディブなどインド洋なので、限られた年休と財力では、なかなか久米島に来れない。
でも、次の冬からは、くじら頑張ろうかな…。
まず、必要なものは一眼レフ。
水面を泳ぐチャンスがあれば、荒れ気味の海ではコンデジが無難そうだけれど、船上からくじらを撮ろうとするときには、コンデジじゃ、ブリーチングやテールスラップの瞬間に間に合わない。
あとは揺れの中でバランスよく動けるようコアを鍛えること。
寒さの中、燃えるよう、筋力アップすること。
くじらでワークアウトのモチベーションが保ててしまう。

なにを隠そう、ワークアウトをはじめた頃から、ワークアウトの先には、このくじら船乗船という目標もあった。
キナバル山登山へ向けての体力づくりより、先にたった目標だった。
それは、5ミリやロクハンといった厚いウェットを着るために痩せる必要があったからだ。
それにもしエントリーできたら、くじら船によじ登る腕力、筋力も必要そうだし。
くじら船には、ホントはおととしトライするはずだったのに、直前に行ったモルディブの南下クルーズで風邪をひき、リバースブロックは起こすし、直後に予定していたクジラは100パーセントのペナルティでキャンセルの憂き目にあった。
去年もモルディブ後にゆく予定だったが、休みがそこまでとれず…。
3度目の正直で、やっと乗船が実現。

ハードな1日だったけれど、早くも来年の冬が楽しみ。
くじらのおかげで、大嫌いな冬も、楽しみに思えるようになりそう…。
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