くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

ラパス海獣王国潜水旅(3)2014年9月24日(水)

2014-11-05 13:45:54 |  ダイビング
夜中に目が覚めたら、そのあと眠れなくなった。
たぶん体内時計がまだ日本のまま。
7時になったら、共用冷蔵庫に入れておいたピニャコラーダ味のヨープレイトをピックアップ。
おととい空港のセブンで買っておいたもの。
ヨーグルトは、空腹時に飲んでも乳酸菌が胃酸に負けて意味がないと言われているが、まあ、いいや。
開けてみたら、予想外にこっくりしたテクスチャー(←美容液か!?)にびっくり。
ごくごくというよりは、ぐびぐび。
腹持ちよさそう。

窓から見える空はグレー。
朝早いからなのか、それとも天気が悪いのか!?

けさもサンライダーのピックアップは、10分前にはスタンバイしていた。
お店に着くと、そこにはもう日本人カップルがいた。
けさはパンはなく、カットフルーツとクッキー。

そして、空はかわらずどんより。
ラパスのイメージは、青い空、赤茶けた大地、サボテン。
なのに、砂漠とは思えないどんより具合。


1st dive ロスイスロテス
エントリーすると、さっそくアシカが一匹登場。
マルコに執拗にまとわりついている。
あまりに噛むのでマルコが振り払うと、先に着底したひとびとに、つぎつぎにからんでゆく。
私は沈みが悪く、他人事!とのろのろ降りていくうちに、いきなりこっちにやってきて・・・

あぅち!あぅち!
「はなせー」と言っても、離さない。
かみついたら離さない系だ。

しばらく相手をしていたが、噛み癖がひどい。
噛まれつつ、手足をひっぱても、ハグしても怒るわけでも逃げるわけでもないので、過剰に人なつこい?
やっと離れたと思ったら、顔つきも、丸顔の幼児と違ってにくたらしい。

結局、全員がガブガブかまれ、痛いだけなので場所移動。
後から聞いたら、マルコいわく、たぶん3才くらいのアシカとのこと。

砂地では、デカジョーにあいさつ。

でも、デカジョーはすぐひっこんだ。
正しくはファインスポテッドジョーフィッシュ。
でかくて愛らしさはないが、ランカヤンのデカジョーよりはかわいいと思う。
どうも沈みが悪いと思ったら、きのうポケットに入れたままにしておいたウェイトがない。
サンライダーはしっかりお片づけをするサービスなのね。
まあ、浅いからAIRも残るし、安全停止でもがかなくてすむだろうからウェイトなしでいいや。
しかし、ジョーフィッシュといい、スズメダイといい、見慣れぬデザインのオンパレード。
東南アジアの海にもこんなのいるよなーと思っても、どこかがちがう。
たとえば、ナガサキスズメダイの幼魚やルリスズメダイに似たコルテスダムゼルとか・・・。


オヤビッチャにそっくりだけれど、パナミックサージェントメイジャーという別魚とか・・・。


さて、アシカのぷちケーブに行くと、きのうよりも幼児たちは積極的。
きのうはケーブの入り口に3人ではりついていたが、きょうはじゃんじゃん外へ出て来ている。
でも、曇天なので、暗くてにごにご。
















沖にはアシカママorおねえさん。


エキジットして、「ウェイトなかったよぉー」と訴えたら、マルコが「スミマセン、スミマセン」。

相変わらず天気は悪い。
透明度も悪いし、アシカもきのうよりワイルドなので、ポイント移動。
小雨模様で寒すぎる水面休息。


2nd dive ラ・ティントレーラ
潜降開始をはじめてから、残圧が100であることに気がついた。
我ながら、なぜエントリー前に見ない!?
100でも、ラパスの深度ならいけそうな気はしたが、一応、残圧100からのスタートをアピっておこう。
マルコから「OK?」のハンドシグナルが来たら、手のひらをパタパタ。
残圧をさして、でもOK!と伝えたが、浮上サイン。
水面に到達するや否や、マルコがスミマセン、スミマセン、スミマセン。
ウェイトのときよりスミマセン大増量。
タンクを交換してもらい、仕切り直しで潜降。
着底したら、暗いし透明度が悪くてみんなどっちへ行ったやら。
バブルも見えない。
ゆるーい流れで、どっちにでも行けそうだったが、そこはローカルガイドの手腕で、他の3名とも無事合流。

砂地は濁っていて、色彩に乏しい。
なんか、キタマクラに似た子がいる。
スポッテッドシャープノーズパファ。


Banded Guitarfishっぽいけれど、正面から見ると頭が丸すぎる気が。




ハリセンボンがやたら多い。




ほそっこいベラがいっぱい。(コルテスレインボーラス)


♂は派手だこと!




コルテスエンゼルフィッシュ。






キングエンゼルフィッシュ。(パッサーエンゼルフィッシュとも言うらしい)
若者。


おとなになると地味。


バーバーフィッシュ。

遠い昔に伊豆で見たシラコダイを思いだすのであった。
ちなみに、クリーニングするチョウチョウウオらしく、バーバーというんだそうだ。

似たような色味のスリーバンテットバタフライ。


ブルーアンドイエロークロミスのおとなに、


ジャイアントダムゼル。




なんらかフエダイの群れに、


なんらかフエフキダイの群れ。


メキシカンゴートフィッシュの群れ。


パシフィッククレオールフィッシュは光を当てれば鮮やかなんだけれど



肉眼で見ると、赤は吸収されてしまうので地味。
魚影は濃いけど、地味な一本だった。


きょうのランチはセビーチェ。

さっぱりしていておいし~!

マッシュルームロックをながめながら。


3rd サン・ラファエリート
小雨はやんだようだけれど、空は変わらず鉛色。
当然水中も暗いし、にごにご。
2本目と、あまりかわらぬ出物たち。
バーバーさん。


王様。

この額(?)の模様を王冠にみたてたのが、キングエンゼルフィッシュという所以らしい。
あとは、広角にある黄色い口ひげが特徴とされている。
私は、この王冠模様がキモイと思う。


そしてまたまたコルテスエンゼルフィッシュ。


こんどはブルーアンドイエロークロミスのちびたち。
幼いうちはソラスズメダイなみに鮮やか。




シザーテールクロミス。


ジュエルモレイ。名まえ負け?


最後にメキシカンバラクーダがちょろっと登場。




なんだか墨絵の中の1本のようだった。
寒くても、仕上げはコロナ。


タコスの夕べ
「きのうはマルコ紹介の店はCLOSEで、どこもなくてアップルビーズに行ったら、停電にはなるし、おいしくないし、安くないし、もうさんざん」という話をしたら「えー、なんでアップルビーズ、まずいよー」的な。
早く言ってよ~
マルコがすすめる店は、あくまでもわれわれが入り損ねたレストランだけ!ってことで・・・
ファブさんおすすめのタコス屋を紹介してもらう。

夕方になって、うっすら雲に切れ目が・・・


きょうもラパスマップは友だちにおまかせして、ファブさんイチオシの店へGo。
店の名まえは「ランチョ・ビエホ」。

なぜかウェスタンなイメージ。

壁画は、なぜか、スペインにいっぱいある、オズボーンの牛と思われ。

初めて飲むセルベサ、テカテ。

本格ディップを見るだけでテンションが上がる。

サラダ。

タコス。

チーズもビーフもエビもたっぷり。
とてもおいしいのだけれど、2名でたいらげるには、ボリューミー。
かわいい取り皿。

アルコールフリーのサングリア。


もっといろいろ飲んで食べたいけれど、限界。
一時的に胃拡張になりたい。
それでも別腹で、帰りにコンビニでココナッツアイスを見つけたので、しっかりGET。


きょうはダイビングは残念だったけど、食は満足。

コメント
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