くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シパダン 2017(7) 2017/11/7(月)シパダン × 5!

2018-02-05 23:00:36 |  ダイビング
夜明け前、メインデッキでケーキつまんで…

6時にシパダンへ向けて出発!

きょうもガイドはアダム、ゲストは、KLのダイビングショップのイントラとその顧客のマレチャイ3人衆、中華人民共和国の女子、そして日本人の私、このアジアなメンツに定着。
ボートには、アドバンス受講中の中国人女子の友だちと、インド人5人組が加わった。
インド人は2カップル+1人で、2カップルとも女子は男子に常時しなだれかかり密着、1人余った女子がつまらそうにしている。

シパダンに着くと、ボートはjettyに横付けせず、ビーチに乗り上げ、舳先から飛び降りる。
ビーチに降りたった瞬間、C/E(セレベス・エクスプローラー)のトムとはちあわせ。
うわーっ!とシェイクハンズ。
「New boatにさえなれば、また乗るからね~!」
「New boat? ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ・・・・・。」
どうやら、まだまだ進水のメドはたってなさそう。
トムと友好的に挨拶を終え、jettyへサインしに行く。

サバ・パークスの小屋の中のホワイトボードには、どのダイブオペレーターにいくつパーミットがあるかが書かれており、いったい今、どこがいくつパーミットをもっているのかを知りたくてガン見する。
とりあえず、C/Eじゃなくて、シーベンチャーじゃなくて、もう少し、快適に過ごせる施設に泊まって、シパダンに行きたい。

きょうもサバ・パークスの職員が、ダイバーひとりひとりがノートに書く名まえを、パーミット保有者リストとしっかり照合している。
とはいえ、本人確認書類を見せるわけでもなく、なりすましが見抜けるようなものではない。
第一、パスポート番号を暗記している人がレアで、みんなパスポート番号の欄で固まるので、職員がリストにある番号を読み上げるのを書いているだけだから。
結局のところ、単に頭数を合わせているだけじゃん。
みんなが「えーと」とパスポート番号を書くので、シーベンチャーでパーミットありの11人全員のサインが終わるには、数分かかるから、わざとみんなの後ろに並んで、パーミット数を暗記だ。
ボルネオダイバーズ、PSR、SWV、SMARTが各14…キャパ多いから、分が悪い。
C/E13…16人のキャパで13パーミットがあるから、やっぱり、シパダンへの近道はここだ。
マタキン7…ちゃんとリゾートだけど、遠すぎ。
ロッシュリーフ6…ぼろいわ、遠いわ、確か昔、誘拐あったし、却下。
センポルナのノースボルネオが7、SCUBA JUNKIE7…センポルナから通いで1日3ダイブ、毎日パーミットがあるなら、我慢する。
あとは、バックパッカー御用達のアンクルチャンが7、ビラボンが6。
ぴったりトータル120だ。

んも~、やっぱりシパダンで潜りたいならC/Eしかなさそうだ。
即刻、新艇を完成させよ!


1st dive Barracuda Point
けさもバラクーダ・ポイントから。
マレチャイチームは、イントラつきだし、皆、自立したダイバー。
一方、中国人民共和国女子は、吹き上げるくらい初心者。
まあ、その後、ウェイト追加で落ち着いてはいるが。

私にとっては、きょうがおそらく、この旅のシパダンラスト。
ディープができるのは、朝一がラストチャンス。
ブリーフィングが終わるや否や、アダムに、「私、ちょっとサメ探しにディープ行くかもしれないけど、気にしないで〜」と伝える。
こいつなら、大目に見てくれるに違いない。
もちろん、ここで言うサメは、暗にハンマーをさしている。
ハンマーがいる確率は極めて低いけど、やはりバラクーダポイントというか、シパダンの40mは行っときたい。
すると、アダム、「ディープ?サメ?」ときら~ん☆
私がマレー語で話すと、日本語で返事が返ってくるという図式が出来上がっている。
すると、何を血迷ったか、「meはwith her、deepに行くことになったので」と、残りは別チームに託してしまった。
実質、華僑は3人で好きにやっちゃってて、エキジットも別なので、アラサー中国女子が、マンツーで潜るはずだったお友達にjoinするだけだが。
あらま~。
若い女子(私よりずっとなだけで、別にヤングガールズではないが)より、サメ、DEEPらしい。

とりあえずDEEPと決まったら、ギンガメ集落には目もくれず急降下。
サイナスがキリキリするのを、だましだまし抜きながら。
そして、アダムにはせっかくおつきあいいただいたのだがが…

普通すぎるグレーリーフしかいなかった。

でも、大深度感は、やはりぞくぞくする。


リーフにあがると、なんだ!?このショボ群れ。



バラクーダの群れが再び大きくなるには、数日かかるのだろう。

まったく変わり映えのしないバラクーダポイントだけど、やっぱりここが好き。




そして、ドロップオフ方面に押し戻されて、人がいる先にはギンガメ。


けさは盛んにホワイトチップにアタ~ック! サメ肌にかい~の、ってとこなんだろうな。






ハダカハオコゼもいた~!!





2nd dive Hanging Gardens

う~ん、なんでハンギングガーデンを午前中に持ってくるかね…
サウスとかもっと行くとこあるだろう、と思いつつ…

たるさんごには、こんなカニがいるんだ。

かわいいよ~。
教えてくれてありがとう。


3rd dive Barracuda Point
ふたたびバラクーダポイント。
まあ、いつものバラクーダポイント。




な~んにも特別なことはなかったけれど、やっぱりシパダン。




シーベンチャーも残すところあと2泊。
でも、明日の午後、リグを出て、センポルナへ戻ろう。
リグでのヒマさ加減から、Facebookに投稿してたら、昔シパダンで働いていたイントラたちが「センポルナで1泊しなよ、飲もうゼィ」とメッセージしてくるから、旧交を温めるのも良いかと、センポルナ1泊することに決めた。

リグにボートが着き、リフトに乗り移ろうとしていると、「Youも午後シパダンに行く?」きょうはオプションで午後もシパダンに行きますと。
もちろん費用はかかる(277.75リンギット+GST6%、8200円くらい)けど、喜んで参加。

ランチもムースもそこそこに。


午後1時半すぎ、昼下がりの静かなシパダンに戻ってきた。




4th dive Barracuda Point
本日3度目のバラクーダポイント。
またまたギンガメさん、ロウニンアジぶんぶん。


Low tideで、アオウミガメがそこここに。
















午後の水面休息。
この島の昼下がり感、なつかしい!






こんな標識は昔はなかったけれど。

これがあるということは、脱いじゃう人がいたってことかな?






5th dive Mid Reef
シャコ貝からスタート。
ハゼを狙ってピン合わね~、と粘っていたら、

いきなりぶほっと閉じられ、かなりの水圧感じて、こえ~と撤収。
深度を下げると、ずいぶんふっさふさ。


リーフは、ヒレグロ幼稚園、ローランド幼稚園と、ダムゼルこども全開。
もう、アンボン幼稚園にはキュン死。

スズメダイ好き以外には、理解しがたい感覚だろう。

エキジットをしたら、もう午後5時。
夕暮れの気配。
クローズ後、こんな時間までシパダンにいたのははじめてだ。
カーフューが6時からだから、急いでリグへ出発。

ぎりぎりまでシパダンで潜らせる、C/Eにも見習ってほしいもんだ。


リグに帰って、ダメもとで明日のスケジュールをホワイトボードでチェックすると、案の定、私の名まえはマブールの下に。
何かのミラクルでシパダンだったら午前中3本潜って、シオシオのままセンポルナへ行こうかと思ったけれど、これならマブール1本にしよう。
シーベンチャーは、フライトに関しては、厳格に24時間ルール。
午前中でダイビングやめれば、早くKKに飛べる。
リグのセキュリティに問題ありそなwifiで、タワウ-KKのエアアジア便の予約変更をする。
そしてセンポルナのホテルを取らなきゃと検索したら、シーフェスト、高っ!
ほぼ満室で、エグゼクティブジュニアスイート1万6千円しか残ってない。
旧友たちは、安ホテルがあるとすすめてくれたが、バックパッカーロッジでおらんぷてぃと交流な気分じゃない。
シーフェストだって、いい水が出るわけではないが、ここの常に濁り水から、透明に見える湯水を浴びたい。
器材の潮も落としたいし、アゴダのポイント吐き出して、えいやーとシーフェストをポチった。

それよりも、問題はあさって。
センポルナからタワウへどう移動するか。
金曜日にセンポルナに着いたとき、バス乗り場があったと思しき界隈には魚のオブジェがいっぱいできたけど、乗り場変わったかな。
私にはあいさつもしない中国人女子が近くに座っていたので、アダムがやってきた。
「センポルナのバス乗り場って、今も場所変わらない?」と聞いたら、「KFCの前で変わってないはず」と言われた。
思う的な返答なので、「このあたりのローカルじゃないの?」と聞いたら、ラブアン出身のブルネイ族だそうで。
そうだった。バス乗り場はKFC前だった。
アダムが、「車なら、友だちが、何十リンギットだかで送ってくれるよ。明日降りる前に時間教えてくれれば、電話しとくよ。」
何十リンギットで白タクなら、ミニバスでほこりまみれもありかな、まあ、考えよう。
シパダンがなければ、帰るのがうれしいのは、シーベンチャーもC/Eも同じだな。
さらに、2004年以来のシパダン5本/日に、気持ちはハッピーである。
コメント
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