11月10日、金曜日。
MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800から、
MH70 クララルンプール0950 成田1730に乗り継いで、
今日中に東京に帰る。
午前4時15分、マンダリンホテルをチェックアウトして、夕べ配車リクエストしておいたUBERでKKIAへ。
普通のタクシーなら、早朝40リンギットのところ、UBERは8.54リンギット!安っ!
眠いだけで、ここまでは快調な滑り出し。
KKIAに着き、キオスクで搭乗券をプリントしようと、予約メールをスマホで探していたら「Flight Change Notification 」を受信。
メールには、「Previous 11/10 MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800
New MH2603 コタキナバル07:25 クアラルンプール09:50」…。
KL着が成田ゆき出発時間で、ダメじゃん。
明日は土曜出勤だから、今日中に東京に帰らねば。
MHカウンターのお姉さんに「香港でもシンガポールでもいいので、とにかく今日中に日本に帰れる便を探してくださいっ!」と懇願するが、「香港ゆきもシンガポールゆきも、きょうは運航がありません」、いけしゃあしゃあと嘘を言い。
それはMH便がないだけで、他社があるでしょ。
「あとはKLに着いてから交渉してください。」と聞く耳持たず。
めげずに、フライト探しに困ったときのSkyscannerで、代替え便を自ら探す。
さっそく、エアアジアのKL乗り継ぎ羽田ゆきが3万円台というのを発見!
LCCには振替はできないけれど、これに乗れれば、今日中に帰れる。
「もし私がエアアジアを自腹で買ったら、航空券は払い戻してくれる?」と聞いたら、「すぐにはできないけれど、電話でイレギュラーがあったといえば払い戻してくれる」と言う。
かなり目減りするだろうけど、少しでも戻って来るならよしとしよう。
エアアジアのKLゆきも間もなくチェックイン締め切りの時間なので、「TRYしてみる」と言い残し、エアアジアカウンターを目指す。
エアアジアカウンター手前のセキュリティチェックは、私のバッグに、すでにインスペクション済の黄色いシールが貼ってあるので不思議顔で、青いシールをペタッ。
カウンターは長蛇の列、並んでいるうちにチケット買おうとエアアジアのアプリでフライト選択すると、3万どころか9万円になる。
これだけ投資をして、もしエアアジアも遅れたら、目も当てられないと、会社での一時的ヒンシュクを買う道を選ぶことにした私は、すごすごとMHカウンターに戻る。
こんどはMHのセキュリティチェックに、黄色と青のチェック済シールが貼ってあるので、不審な目で見られつつ、もうひとつ黄色いシールがペタッ。
MHのカウンターも、先ほどより混雑していたので、行列しながら上司にメール。
「フライトの遅延で、今日中に帰る予定が、明朝になるため、遅刻します。」
午前5時半すぎからメールしてるんだぞアピール。
順番が来るのを待ちながら、私の状況がわかるさっきのお姉さんがいいなと思っていたが、別のお兄さんに当たった。
が、結果オーライ、お兄さんのほうが親身になってくれる。
「KLでの乗り継ぎが長くなるから、KK発をもっとあとの便にできますよ。」とすすめてくれた。
楽天プレミアムカードのプライオリティパスで、KKIAでもKLIAでも、プラザプレミアムラウンジを何時間でも使いたおせばいいと思っていた私は、いくらKKが好きでも、またKKの町に戻るのはね…と思う。
「せっかく今、タクシーで来たのに、また戻るのも…」と言ったら、「往復のタクシーもホテルも用意しますよ。」と言ってくれた。
「一番遅いフライトは…」とKK発19時台を提案くれたが、またまた遅れて乗り継げないと困るのでと、16時台にした。
「最後にお願い。荷物にプライオリティタッグをつけていただけないでしょーか?」とたずねたら、親指たてて、快諾してくれた。
ホテルとタクシーのバウチャーは手書き発行で、手続きにかなり時間がかかり、下に降りると6時半。
が、タクシーカウンターはもぬけの殻。
タクシースタンドにはひとっこひとりいない。
どうやら到着便がない時間帯には、ドライバーがスタンバイしていないようだ。
MHがとってくれたホテルは「ザラ・ブティック」。
ホテル予約サイトで、ほぼ毎回ヒットするが、私にとっては不便な場所なので泊ったことはない。
ザラだと、近くにテキトーなクダイコピもないし、急ぐこともないから、ここで腹ごしらえしておきましょとふたたび出発階にあがって、「ジェッセルトン・コピティアム2」で朝食。
ミースープと。
ネスカフェ。
空港値段で20.90リンギット、580円くらい、高い。
日の出時刻をすぎても暗い。
雨がしとしと降り出した。
ZARA‘S BOUTIQUE HOTEL
朝食を終え、到着階に降りた頃には雨も止み、エアポートタクシーも稼働していた。
ホテルのレセプションの女性は、パートタイムの名札をつけていたが、なかなかプロ意識が高い。
「海側と山側どちらがいいですか?」とわざわざ聞いてくれるし、帰りの空港への車の手配も、手際よくすすめてくれた。
ここから海はちょびっとしか見えないし、もしかしたらキナバル山が見えるかもしれないから山側にしてもらったが…
部屋に入り、カーテンあけたら…
カンポンにモスク、カラマンシン・センター、古いKKの景色がそこにはあって、1994年にタイムスリップしたような気持になった。
キナバル山の姿はない。
位置的に微妙に見えないのか、雲のむこうなのか…
このホテル自体、そんなに古くはないはずだけど、なんとなく傷んでいる。
たぶん、中華系ゲストが多いから、使い方が乱暴なんだろうな。
でも、マンダリンから出てきたから、広く感じる。
ヨガマットひいてヨガくらいできそうだ。
廊下。けっこう部屋数がある。
外観。
並びには、飲食店が何店舗か入っていた。
カンダマン・スパ
部屋にいても楽しくないので、スパに行くことにした。
きょうは、郊外型スパの、「カンダマン」。
営業開始の11時を待って、「今から行きたい」と電話して、またまたUBERで、ピナンパンにあるKDCAへ。
UBERドライバーはザラを認識しておらず、何十メートルか先で待っていた。
超久々のKDCAで車を降りると、ここはローマ?
ロムルスとレムスを育てた牝狼みたい。
そうそう、ここってよく犬がほっつき歩いてるんだった。
何年ぶりに来ただろう?前はこんな牛のオブジェあったっけ?
そして、奥にカンダマン・スパ。
ココナッツスクラブと、ボルネオマッサージと、牛乳風呂。
「センシュアル・パッケージ」というのにしてくれて、328リンギット。
さすがに2日連続のスパ効果で、すっきり。
きょうもぐいぐいボルネオマッサージで、快調。
328リンギットで、相変わらずコスパがよい。
スパからもUBERでホテルに戻って、こんどこそ帰ろ、帰ろ!
MH2607 コタキナバル1645 クアラルンプール1915
早めに空港へ行って、プラザプレミアムラウンジでゆっくりしよう。
ラウンジにゆく途中、売店のケーキに心ひかれ…
ヤムのチーズケーキをテイクアウト。
ラウンジで、持ち込みのケーキが見えないよう、かげでコソコソと。
遅いお昼はラウンジのミースープ。
パクチーたくさん盛って。
ちなみに、数年前までパクチ、食べられなかった。
出発30分前になったのでゲートに行ったら、搭乗開始の気配がない。
いったん、ベンチに座るが、外を見ると機材自体がまだいない状態。
ラウンジ出るときのモニターには変化なかったのに。
ゲートでまつのもいやなので、ふたたびラウンジに戻って、「飛行機遅れてるから、もいちど入れてちょーだい!」と、出戻り。
1時間後、ふたたびゲートに行くと、まだボーディング開始のアナウンスもないのに、待ちきれない人びとが、もう並んでいた。
空港職員がオキシジェンを持ってうろうろ、救急隊みたいな人たちもいる。
どうやら、使用機材の到着遅れに加え、ストレッチャーで乗る患者さんの搬入に時間がかかり、さらに遅れた様子。
結局、搭乗口に進んだのは17時55分。
本来なら、日本に着いている時間である。
乗ってみたら、朝のカウンターのお兄さんのご配慮か、非常口だった。
機内食をもそもそ。
MHの機内食は、いつも熱々。
プラザプレミアムラウンジ KLIA
KLに着いたら、ほぼ21時。
成田へのボーディングパスを受け取り、急ぎプラザプレミアムラウンジへ。
早く行って、シャワーを浴びねば。
まずは、ラウンジのレセプションが大混雑。
カード会社の会員と、航空会社のインビテーションの受付を別にしており、カード会社側が特に大混雑。
ここで衝撃。
受付の人に、「アルコールは有料、シャワーは水しか出ません」と言われた。
前者はまだしも、後者はありえない。
地方空港ならまだしも、ハブの国際空港で、どーゆーこと?
きょうだけボイラー故障?
中は超芋洗いで、そうとうひどいラウンジだ。
11/11 MH88 クアラルンプール2335 成田0715+1
会社直行だから、めげずにシャワー。
シャワーは鍵を借りて入るが、そこでも「水ですよ」と言われた。
洗面はお湯出るのに、シャワーは水。
冷水浴のあと、エアコンききすぎのラウンジで、本格的に風邪ひきそうとコーヒー飲みながらスマホをいじっていると、またまた「Flight Retiming Notification」が来た。
11/11 MH88 クアラルンプール0005 羽田0745になるそーだ。
もー、知らん。
ふだんシンガポールやKLからの便は、定刻より早く着くので、ことによっては成田からタクシーも考えたが、これで遅刻決定。
さらにゲートでもズルズルと遅れ…
やっと乗ったら、またまたKKIAの職員のご配慮か、バルクヘッド。
ところが、後方は女子高生集団。
MHが流すミュージックは、トトロのメロディーで、女子高生たち「トトロ、トトロ」と合唱を始めた。
さらに、午前0時になると、「○○ちゃん、おめでとー!お誕生日おめでとー」パチパチ。
引率の教師と添乗員、注意しろーーー!
これは眠れないねと思ったら、ほどなくシーン。
神奈川県立の、ご優秀な高等学校の生徒さん達で、そのあたりはわきまえているようだった。
とにかく寝れなくても寝て、成田に着いたのは午前8時20分。
プライオリティタグのついた荷物は、トップで出てきたが、結局、会社には2時間の遅刻となった。
「上の者」から「僻地に行くときは、日程に…」と苦言ありも、「いやいや、コタキナバルは決して僻地ではなく、ボルネオの限界口、サバ州の州都で、クアラルンプールには何便も飛んでいて。」と、今後に備えて、アピっておく。
ディレイに始まり、ディレイに終わった旅だった。
MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800から、
MH70 クララルンプール0950 成田1730に乗り継いで、
今日中に東京に帰る。
午前4時15分、マンダリンホテルをチェックアウトして、夕べ配車リクエストしておいたUBERでKKIAへ。
普通のタクシーなら、早朝40リンギットのところ、UBERは8.54リンギット!安っ!
眠いだけで、ここまでは快調な滑り出し。
KKIAに着き、キオスクで搭乗券をプリントしようと、予約メールをスマホで探していたら「Flight Change Notification 」を受信。
メールには、「Previous 11/10 MH2637 コタキナバル0535 クアラルンプール0800
New MH2603 コタキナバル07:25 クアラルンプール09:50」…。
KL着が成田ゆき出発時間で、ダメじゃん。
明日は土曜出勤だから、今日中に東京に帰らねば。
MHカウンターのお姉さんに「香港でもシンガポールでもいいので、とにかく今日中に日本に帰れる便を探してくださいっ!」と懇願するが、「香港ゆきもシンガポールゆきも、きょうは運航がありません」、いけしゃあしゃあと嘘を言い。
それはMH便がないだけで、他社があるでしょ。
「あとはKLに着いてから交渉してください。」と聞く耳持たず。
めげずに、フライト探しに困ったときのSkyscannerで、代替え便を自ら探す。
さっそく、エアアジアのKL乗り継ぎ羽田ゆきが3万円台というのを発見!
LCCには振替はできないけれど、これに乗れれば、今日中に帰れる。
「もし私がエアアジアを自腹で買ったら、航空券は払い戻してくれる?」と聞いたら、「すぐにはできないけれど、電話でイレギュラーがあったといえば払い戻してくれる」と言う。
かなり目減りするだろうけど、少しでも戻って来るならよしとしよう。
エアアジアのKLゆきも間もなくチェックイン締め切りの時間なので、「TRYしてみる」と言い残し、エアアジアカウンターを目指す。
エアアジアカウンター手前のセキュリティチェックは、私のバッグに、すでにインスペクション済の黄色いシールが貼ってあるので不思議顔で、青いシールをペタッ。
カウンターは長蛇の列、並んでいるうちにチケット買おうとエアアジアのアプリでフライト選択すると、3万どころか9万円になる。
これだけ投資をして、もしエアアジアも遅れたら、目も当てられないと、会社での一時的ヒンシュクを買う道を選ぶことにした私は、すごすごとMHカウンターに戻る。
こんどはMHのセキュリティチェックに、黄色と青のチェック済シールが貼ってあるので、不審な目で見られつつ、もうひとつ黄色いシールがペタッ。
MHのカウンターも、先ほどより混雑していたので、行列しながら上司にメール。
「フライトの遅延で、今日中に帰る予定が、明朝になるため、遅刻します。」
午前5時半すぎからメールしてるんだぞアピール。
順番が来るのを待ちながら、私の状況がわかるさっきのお姉さんがいいなと思っていたが、別のお兄さんに当たった。
が、結果オーライ、お兄さんのほうが親身になってくれる。
「KLでの乗り継ぎが長くなるから、KK発をもっとあとの便にできますよ。」とすすめてくれた。
楽天プレミアムカードのプライオリティパスで、KKIAでもKLIAでも、プラザプレミアムラウンジを何時間でも使いたおせばいいと思っていた私は、いくらKKが好きでも、またKKの町に戻るのはね…と思う。
「せっかく今、タクシーで来たのに、また戻るのも…」と言ったら、「往復のタクシーもホテルも用意しますよ。」と言ってくれた。
「一番遅いフライトは…」とKK発19時台を提案くれたが、またまた遅れて乗り継げないと困るのでと、16時台にした。
「最後にお願い。荷物にプライオリティタッグをつけていただけないでしょーか?」とたずねたら、親指たてて、快諾してくれた。
ホテルとタクシーのバウチャーは手書き発行で、手続きにかなり時間がかかり、下に降りると6時半。
が、タクシーカウンターはもぬけの殻。
タクシースタンドにはひとっこひとりいない。
どうやら到着便がない時間帯には、ドライバーがスタンバイしていないようだ。
MHがとってくれたホテルは「ザラ・ブティック」。
ホテル予約サイトで、ほぼ毎回ヒットするが、私にとっては不便な場所なので泊ったことはない。
ザラだと、近くにテキトーなクダイコピもないし、急ぐこともないから、ここで腹ごしらえしておきましょとふたたび出発階にあがって、「ジェッセルトン・コピティアム2」で朝食。
ミースープと。
ネスカフェ。
空港値段で20.90リンギット、580円くらい、高い。
日の出時刻をすぎても暗い。
雨がしとしと降り出した。
ZARA‘S BOUTIQUE HOTEL
朝食を終え、到着階に降りた頃には雨も止み、エアポートタクシーも稼働していた。
ホテルのレセプションの女性は、パートタイムの名札をつけていたが、なかなかプロ意識が高い。
「海側と山側どちらがいいですか?」とわざわざ聞いてくれるし、帰りの空港への車の手配も、手際よくすすめてくれた。
ここから海はちょびっとしか見えないし、もしかしたらキナバル山が見えるかもしれないから山側にしてもらったが…
部屋に入り、カーテンあけたら…
カンポンにモスク、カラマンシン・センター、古いKKの景色がそこにはあって、1994年にタイムスリップしたような気持になった。
キナバル山の姿はない。
位置的に微妙に見えないのか、雲のむこうなのか…
このホテル自体、そんなに古くはないはずだけど、なんとなく傷んでいる。
たぶん、中華系ゲストが多いから、使い方が乱暴なんだろうな。
でも、マンダリンから出てきたから、広く感じる。
ヨガマットひいてヨガくらいできそうだ。
廊下。けっこう部屋数がある。
外観。
並びには、飲食店が何店舗か入っていた。
カンダマン・スパ
部屋にいても楽しくないので、スパに行くことにした。
きょうは、郊外型スパの、「カンダマン」。
営業開始の11時を待って、「今から行きたい」と電話して、またまたUBERで、ピナンパンにあるKDCAへ。
UBERドライバーはザラを認識しておらず、何十メートルか先で待っていた。
超久々のKDCAで車を降りると、ここはローマ?
ロムルスとレムスを育てた牝狼みたい。
そうそう、ここってよく犬がほっつき歩いてるんだった。
何年ぶりに来ただろう?前はこんな牛のオブジェあったっけ?
そして、奥にカンダマン・スパ。
ココナッツスクラブと、ボルネオマッサージと、牛乳風呂。
「センシュアル・パッケージ」というのにしてくれて、328リンギット。
さすがに2日連続のスパ効果で、すっきり。
きょうもぐいぐいボルネオマッサージで、快調。
328リンギットで、相変わらずコスパがよい。
スパからもUBERでホテルに戻って、こんどこそ帰ろ、帰ろ!
MH2607 コタキナバル1645 クアラルンプール1915
早めに空港へ行って、プラザプレミアムラウンジでゆっくりしよう。
ラウンジにゆく途中、売店のケーキに心ひかれ…
ヤムのチーズケーキをテイクアウト。
ラウンジで、持ち込みのケーキが見えないよう、かげでコソコソと。
遅いお昼はラウンジのミースープ。
パクチーたくさん盛って。
ちなみに、数年前までパクチ、食べられなかった。
出発30分前になったのでゲートに行ったら、搭乗開始の気配がない。
いったん、ベンチに座るが、外を見ると機材自体がまだいない状態。
ラウンジ出るときのモニターには変化なかったのに。
ゲートでまつのもいやなので、ふたたびラウンジに戻って、「飛行機遅れてるから、もいちど入れてちょーだい!」と、出戻り。
1時間後、ふたたびゲートに行くと、まだボーディング開始のアナウンスもないのに、待ちきれない人びとが、もう並んでいた。
空港職員がオキシジェンを持ってうろうろ、救急隊みたいな人たちもいる。
どうやら、使用機材の到着遅れに加え、ストレッチャーで乗る患者さんの搬入に時間がかかり、さらに遅れた様子。
結局、搭乗口に進んだのは17時55分。
本来なら、日本に着いている時間である。
乗ってみたら、朝のカウンターのお兄さんのご配慮か、非常口だった。
機内食をもそもそ。
MHの機内食は、いつも熱々。
プラザプレミアムラウンジ KLIA
KLに着いたら、ほぼ21時。
成田へのボーディングパスを受け取り、急ぎプラザプレミアムラウンジへ。
早く行って、シャワーを浴びねば。
まずは、ラウンジのレセプションが大混雑。
カード会社の会員と、航空会社のインビテーションの受付を別にしており、カード会社側が特に大混雑。
ここで衝撃。
受付の人に、「アルコールは有料、シャワーは水しか出ません」と言われた。
前者はまだしも、後者はありえない。
地方空港ならまだしも、ハブの国際空港で、どーゆーこと?
きょうだけボイラー故障?
中は超芋洗いで、そうとうひどいラウンジだ。
11/11 MH88 クアラルンプール2335 成田0715+1
会社直行だから、めげずにシャワー。
シャワーは鍵を借りて入るが、そこでも「水ですよ」と言われた。
洗面はお湯出るのに、シャワーは水。
冷水浴のあと、エアコンききすぎのラウンジで、本格的に風邪ひきそうとコーヒー飲みながらスマホをいじっていると、またまた「Flight Retiming Notification」が来た。
11/11 MH88 クアラルンプール0005 羽田0745になるそーだ。
もー、知らん。
ふだんシンガポールやKLからの便は、定刻より早く着くので、ことによっては成田からタクシーも考えたが、これで遅刻決定。
さらにゲートでもズルズルと遅れ…
やっと乗ったら、またまたKKIAの職員のご配慮か、バルクヘッド。
ところが、後方は女子高生集団。
MHが流すミュージックは、トトロのメロディーで、女子高生たち「トトロ、トトロ」と合唱を始めた。
さらに、午前0時になると、「○○ちゃん、おめでとー!お誕生日おめでとー」パチパチ。
引率の教師と添乗員、注意しろーーー!
これは眠れないねと思ったら、ほどなくシーン。
神奈川県立の、ご優秀な高等学校の生徒さん達で、そのあたりはわきまえているようだった。
とにかく寝れなくても寝て、成田に着いたのは午前8時20分。
プライオリティタグのついた荷物は、トップで出てきたが、結局、会社には2時間の遅刻となった。
「上の者」から「僻地に行くときは、日程に…」と苦言ありも、「いやいや、コタキナバルは決して僻地ではなく、ボルネオの限界口、サバ州の州都で、クアラルンプールには何便も飛んでいて。」と、今後に備えて、アピっておく。
ディレイに始まり、ディレイに終わった旅だった。