旅のおわりに、シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾート&スパのCHIスパに行ってきた。
シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾートは、KKのリゾートホテル第一号で、大型リゾートホテルの王道を行く感じだ。ローカルは「ビーチホテル」と呼ぶ。15年前には、国際ホテルといえば、こことハイヤット・キナバルくらいだった。
ホテルに着くとさっそくスタッフに、「すぃー・へぃち・あい・すぱ、はどこですか?」とたずねるが、「?」というリアクション。Hの発音を変えて、「すぃー・えぃち・あい」と繰り返すが、伝わらない。しばしの沈黙の後、「ちーすぱ~!」と言われ、はじめてチーと読むことを知る。
CHIは「氣」となっている。そういわれれば、チーと読むのが妥当かもしれない。
CHIは、リゾート内のプラウ・バユと呼ばれる場所にあり、プールを越えると、CHIのゲートが見えてくる。
この門をくぐると、その先にスパのレセプションがある。
まず、このレセプションが広々として、豊富に水も使っていてとても素敵。
ここでまず簡単な問診カードを渡される。これは英語だ。アレルギーはあるか、血圧は高くないか、過去6ヶ月に手術を受けていないか、妊娠していないか、またその予定があるか、授乳中か、などなど。この健康に関するアンケートに加え、そのカードには、緑・白・赤・黒・黄のうちで一番好きな色と2番目の色、1日のうちで好きな時間帯は朝・昼・昼下がり・夕刻・夜のうちどれか、好きな味覚はスイート・サワー・ソルティ・スパイシー・ビターのうち1番と2番は、高温多湿・高温・寒気・ドライのうちどの気候が好きかというアンケートがある。そのカードを見て、スタッフ同士でなにやら協議ののち、セラピストさんが迎えにきてくれる。
トリートメントルームは、完全独立ヴィラ型。
それも単なる個室ではない。ヴィラのゲートをくぐると、正面に屋外バス、右手にはチェンジルーム、そして左手にトリートメントルームと、それぞれが独立しているのだ。
チェンジルームの洗面ひとつとっても、こんなにかわいい。
チェンジルームのドレッサー。手前のBOXに、アクセを入れる。
紙パンツも、こんなかわいくサービス。
メニューは、「プラウバユリトリート」という、サバのローカルトリートメントを選んだ。
トリートメントは、パンダンリーフのお茶をいただきながら、オーキッドを浮かべたフットバスではじまる。お茶もちゃんとティーポットで入れてくれて、おかわりも自由。このパンダンのお茶がなかなかよい。フットバスでは、スクラブとボディウォッシュをちゃんと使って丁寧に足を洗ってくれる。
続いてパール・ココア・スクラブ。センポルナからとってきたパールを砕き、マレーシアのココアと混ぜたというもの。香りが甘々。生のアボカドやマンゴを使うトリートメントと迷ったが、センポルナのパールってのに、セレベス海を感じて選んでしまった。
スクラブを屋外シャワーで洗い流し、バスに入る。シャワーも、セラピストさんが、適温になったのをみはからって呼んでくれる気遣いぶり。ジンジャー、ライム、レモングラスが入ったお風呂。
マッサージは「Borneo Therapy」。サバのカダザン族型マッサージ。ほとんど眠れる心地よさ。
トリートメントがすべて終わると、「氣」の5つのエレメントが書かれたカードを渡される。5つのエレメントとは、金、木、水、火、地のことだ。
カードによれば・・・
METAL、金は美と守護。自分にも他人にも、最大の敬意を抱く。信条と理性。色は緑と白。すっぱいもの、辛いものが好き。暑さと湿気が嫌い。
WOOD、木は行動力と活力。冒険と競争を好む。常にナンバーワンかつオンリーワンであろうと努める。色は黄と緑。甘いもの、酸っぱいものが好き。昼下がりがあう。湿気が嫌い。
WATER、水は積極性と意志の強さ。知的欲求が強い。色は赤と黒。辛くてしょっぱいものが好き。暑さが嫌い。
FIRE、火は洞察力と気ままさ。カリスマ性。人にインスピレーションを与える。色は白と赤。スパイシーでビターな食べ物が好き。夜型。乾燥が嫌い。
EARTH、土は平和と調和。人を育て、いつも人を喜ばせようとする気質。色は黒と黄、味覚は塩味と甘味。夜がベスト。寒さが嫌い。
そして私が受けたトリートメントはFIREの氣だったと知らされた。
どうやら、スパに着いたとき、レセプションに出したカードで私はFIREな人だったらしい。あはははは。
マッサージオイルは、この氣が何にあたるかによって決まる。面白い切り口だ。
素晴らしいスパ環境なだけに、15パーセントの税サを含め、690リンギット払ったが、それだけの価値は十分ある。レセプションからトリートメントルームまで、すべてがパーフェクトな作りだし、ゴージャスでラグジュアリーで、それでいてシックなのだ。すべてが期待を上回るスパだった。できることならシャングリ・ラ・リゾートに泊まって、スパでとろけておやすみ、ってのが理想だ。ただ、昼ならば、このスパの明るい美しさが堪能できる。
スパグッズの販売コーナーも大きい。お茶を買おうかとおもったけれど、1パック(20包くらいだと思う)85リンギット。「Chiでしか売ってないから・・・」との弁であったが、いくらリンギット安といってもティーバック20包だけに2000円以上も出したくない、スーパーで買ったサバティーをすすることにして、スパをあとにしたのであった。
シャングリ・ラ・タンジュンアル・リゾートは、KKのリゾートホテル第一号で、大型リゾートホテルの王道を行く感じだ。ローカルは「ビーチホテル」と呼ぶ。15年前には、国際ホテルといえば、こことハイヤット・キナバルくらいだった。
ホテルに着くとさっそくスタッフに、「すぃー・へぃち・あい・すぱ、はどこですか?」とたずねるが、「?」というリアクション。Hの発音を変えて、「すぃー・えぃち・あい」と繰り返すが、伝わらない。しばしの沈黙の後、「ちーすぱ~!」と言われ、はじめてチーと読むことを知る。
CHIは「氣」となっている。そういわれれば、チーと読むのが妥当かもしれない。
CHIは、リゾート内のプラウ・バユと呼ばれる場所にあり、プールを越えると、CHIのゲートが見えてくる。
この門をくぐると、その先にスパのレセプションがある。
まず、このレセプションが広々として、豊富に水も使っていてとても素敵。
ここでまず簡単な問診カードを渡される。これは英語だ。アレルギーはあるか、血圧は高くないか、過去6ヶ月に手術を受けていないか、妊娠していないか、またその予定があるか、授乳中か、などなど。この健康に関するアンケートに加え、そのカードには、緑・白・赤・黒・黄のうちで一番好きな色と2番目の色、1日のうちで好きな時間帯は朝・昼・昼下がり・夕刻・夜のうちどれか、好きな味覚はスイート・サワー・ソルティ・スパイシー・ビターのうち1番と2番は、高温多湿・高温・寒気・ドライのうちどの気候が好きかというアンケートがある。そのカードを見て、スタッフ同士でなにやら協議ののち、セラピストさんが迎えにきてくれる。
トリートメントルームは、完全独立ヴィラ型。
それも単なる個室ではない。ヴィラのゲートをくぐると、正面に屋外バス、右手にはチェンジルーム、そして左手にトリートメントルームと、それぞれが独立しているのだ。
チェンジルームの洗面ひとつとっても、こんなにかわいい。
チェンジルームのドレッサー。手前のBOXに、アクセを入れる。
紙パンツも、こんなかわいくサービス。
メニューは、「プラウバユリトリート」という、サバのローカルトリートメントを選んだ。
トリートメントは、パンダンリーフのお茶をいただきながら、オーキッドを浮かべたフットバスではじまる。お茶もちゃんとティーポットで入れてくれて、おかわりも自由。このパンダンのお茶がなかなかよい。フットバスでは、スクラブとボディウォッシュをちゃんと使って丁寧に足を洗ってくれる。
続いてパール・ココア・スクラブ。センポルナからとってきたパールを砕き、マレーシアのココアと混ぜたというもの。香りが甘々。生のアボカドやマンゴを使うトリートメントと迷ったが、センポルナのパールってのに、セレベス海を感じて選んでしまった。
スクラブを屋外シャワーで洗い流し、バスに入る。シャワーも、セラピストさんが、適温になったのをみはからって呼んでくれる気遣いぶり。ジンジャー、ライム、レモングラスが入ったお風呂。
マッサージは「Borneo Therapy」。サバのカダザン族型マッサージ。ほとんど眠れる心地よさ。
トリートメントがすべて終わると、「氣」の5つのエレメントが書かれたカードを渡される。5つのエレメントとは、金、木、水、火、地のことだ。
カードによれば・・・
METAL、金は美と守護。自分にも他人にも、最大の敬意を抱く。信条と理性。色は緑と白。すっぱいもの、辛いものが好き。暑さと湿気が嫌い。
WOOD、木は行動力と活力。冒険と競争を好む。常にナンバーワンかつオンリーワンであろうと努める。色は黄と緑。甘いもの、酸っぱいものが好き。昼下がりがあう。湿気が嫌い。
WATER、水は積極性と意志の強さ。知的欲求が強い。色は赤と黒。辛くてしょっぱいものが好き。暑さが嫌い。
FIRE、火は洞察力と気ままさ。カリスマ性。人にインスピレーションを与える。色は白と赤。スパイシーでビターな食べ物が好き。夜型。乾燥が嫌い。
EARTH、土は平和と調和。人を育て、いつも人を喜ばせようとする気質。色は黒と黄、味覚は塩味と甘味。夜がベスト。寒さが嫌い。
そして私が受けたトリートメントはFIREの氣だったと知らされた。
どうやら、スパに着いたとき、レセプションに出したカードで私はFIREな人だったらしい。あはははは。
マッサージオイルは、この氣が何にあたるかによって決まる。面白い切り口だ。
素晴らしいスパ環境なだけに、15パーセントの税サを含め、690リンギット払ったが、それだけの価値は十分ある。レセプションからトリートメントルームまで、すべてがパーフェクトな作りだし、ゴージャスでラグジュアリーで、それでいてシックなのだ。すべてが期待を上回るスパだった。できることならシャングリ・ラ・リゾートに泊まって、スパでとろけておやすみ、ってのが理想だ。ただ、昼ならば、このスパの明るい美しさが堪能できる。
スパグッズの販売コーナーも大きい。お茶を買おうかとおもったけれど、1パック(20包くらいだと思う)85リンギット。「Chiでしか売ってないから・・・」との弁であったが、いくらリンギット安といってもティーバック20包だけに2000円以上も出したくない、スーパーで買ったサバティーをすすることにして、スパをあとにしたのであった。