くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

KKスパ探訪~ネオバユ・スパ~

2007-09-24 06:21:35 |  スパ

けさセレベス・エクスプローラーをおりて、KKに戻ってきた。
5日間のクルーズ生活、シャワーは真水が出るが(なんとトイレの水も真水というもったいない話)、
なによりも節水第一だから、思うように洗濯もできず、着ているものにはなんとなくじっとり感が・・・。
それに、セレベス・エクスプローラーが停泊していたマブールからセンポルナへのボート移動で、
強い日差しと潮を浴び、さらにセンポルナからタワウ空港までは、タクシーで移動したが、シートが
しみだらけでとても汚れていた。とにかく早くすっきりしたくて、KKのホテルに荷物を置くと、即、スパ
に行くことにした。


きょうは、KK郊外のルヤンにある「ネオバユ・スパ、
(D’Bor Neobayu Spa)」をえらんだ。KKの町中の
ショッピング・センターにも、たくさんのスパがあり、
よくチラシ片手に客引きをしているが、スクラブの
内容を尋ねると、たいていはソルトスクラブ、コーヒー
スクラブといった加工品が主流で、天然の植物を
そのまま使っているところはまずない。また、大型
リゾートホテルのスパ、たとえば、マジュラン・ステラ・ハーバー・リゾートにあるマンダラ・スパ
などは、もちろん質は良いが、チェーンだからありふれているし、同様のメニューであっても、
個人経営のスパよりはるかに高い。ネオバユ・スパは、ホテルの部屋にあった、サバ州政府
観光局が毎月発行している、「Sabah」という雑誌で見つけた。小さな宣伝の中には、天然の
レモングラスや、ジンジャーなどの写真が写っていたので、よさそうに見えた。


ネオバユ・スパのメインのトリートメントは、「トラディショナル・マッサージ」だそうだ。オイルは、
レモングラス、ジンジャー、ラベンダー、ココナッツヴァージンオイルから選べる。マッサージは
60分95リンギットと、90分140リンギットから選べる。他には、フット・セラピーとスパがある。
スパは、「Sogumau Spa (Lemongrass)」「Hazo Spa (Ginger)」「Relaxing Spa」
「Whitening Spa」「Lulur Spa」「Neobayu Unwind Spa」がある。
価格は350リンギット~380リンギット+5%のTAXがかかるが、マッサージオイルとスクラブ
の素材が異なるだけで、コースの内容自体は同じである。


ジンジャーにしたかったが、今回は、ジンジャーオイルが品切れということで断念。
しばらく悩んだあと、ソグマウスパに決めた。
レセプションでのジンジャードリンクのサービスのあと、セラピストさんと顔合わせ。どのスパ
に行っても思うが、セラピストさんの多くは、小柄で小太りで、フレンドリーなスマイルで、
ちびまるこちゃんのお母さんのようなパーマ頭だ。


さて、スパのスタートはボディスクラブから。
レモングラスのスクラブで、スクラブの時間は、他のスパより長かった。スクラブ終了後に
シャワーを浴びると、15分ほどサウナ。
サウナは低温なので、たいして汗ばみもしない。ただ、一人用のご家庭用サウナといった
程度のもので、首だけ出して座っているタイプ。首と背中と腰の位置が、不自然な体制で、
あまりリラックスできなかった。
サウナ後、りんごのおやつがあり、もう一度シャワーを浴びてからマッサージ。ここでは、
ローカルのカダザン族伝統のマッサージが施され、他のKKのスパや、アジアのリゾート
でのマッサージとは、手法がやや違っていた。このマッサージはとても心地よい。
そしてラストがボディマスク。ハケで塗られるマスクが冷たく、ちょっと寒かったことを除けば、
肌の手触りが明らかになめらかになって、よかった。日焼け後のトリートメントには、大いに
効果があったと思う。マスクを洗い流すと、コース終了。
料金は、5パーセントの税金込みで合計378リンギット、今のレートで13000円くらいだ。


スクラブがていねいだったことと、カダザン式マッサージは、とても気に入った。サウナは
どちらかというと、いらない感じはしている。


帰り際、スパのコンサルタントの女性が出てきたが、彼女は元ダイビングインストラクターで、
私がシパダンにダイビングに行ったと話したら、大変好意的だった。彼女いわく、ダイビング
後には、「ルルールがおすすめよ。でも、ルルールの香りが好きでないとダメなの」とのこと。


前に書いた、ピナンパンのカンダマン・スパ、タンジュンアルのジャリ・ジャリ・スパに加えて、
KKに来たら、また寄りたいスパだ。


ネオバユ・スパは、通りに面したWismaHCSという小さなビルにあるが、見つけにくい。

予約の際に、スパからは、タクシーのドライバーに、「ルヤン・サトゥ、レストランエープロンと
エンペラーの近く」と伝えればわかる、と言われたが、ルヤン・サトゥにはいとも簡単に到達
しても、ビル自体が無名のようで、かなり迷走した。スパの裏手にある、隣のビルには、
「リンタス・スーパーマーケット」というスーパーがあり、タクシーのおっちゃんには、このスー
パーの名前を言った方がよほどピンと来るようだった。
KKのホテルまでならば、前もって予約をしておけば、無料で送迎をしてくれるので、スパの
送迎を使った方がよい。






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