くらぶとろぴか

きもちはいつもシパダンの海の中。シパダンとコタキナバル旅の備忘録、ときどき弾丸、そしてホームワークアウトおたく。

シンガポールの1日(3)  ローカルフード~肉骨茶編(2011.1.15)

2011-02-16 22:55:27 |  旅のグルメ
シンガポールには、「松發日夜肉骨茶」という人気のバクテ店があるらしい。
疲れた体には、ハーブのきいたバクテがいちばん。
それにむこう一週間、ムスリム国のモルディブではポークにはありつけないので、ここはバクテを食べておこう。
VIVO CITYにもバクテ屋があったが、こぎれいすぎてバクテ屋っぽくないので却下。
松發日夜さんは、ブギス駅付近にあるらしいので、とりあえず、MRTでブギスに行ってみる。
でも、ブギスに着いた頃には、暑さと足の痛みで、松發日夜さんを探す気力は失せてしまっていた。
とりあえず、適当にぶち当たった店に入ることにした。

むむ、おいしくさいにおいがしてくる!と思ったら、ドリアンの山。



その他、南国フルーツ。
ドラゴンフルーツ。



マンゴスチンがネットに入れられて売られているのは新鮮な光景。



マンゴ。



バナナ…


このあたりの、やや猥雑な感じはアジアっぽくてよい。
性趣味という看板があり、adult shopと書かれていて失笑。

そして、折良くフードコートが目の前に登場。
アルバート・センター・フードコート。



フードコート内は薄暗く、清潔感はあまりないが、魅惑のローカルフードがいっぱいで、バクテへの気持ちがゆらぐ。
ローカルたちが食べている焼きそばとかが、妙においしそうにみえるのだ。
さらに…

魅惑の北京ダックとか…



さまざまな揚げ物とか…



パンダンとココナッツと黒糖のお菓子、オンデオンデとか…



マレー系ローカルフードのところにいくと、マレー語がいっぱい聞こえて来て、ほっとする。
コタキナバルにいるときだって、ローカルフードはチャイニーズ系メインで、あんまりマレーらしいマレーは食べないから、マレーにしょうかな、なんて思う。

でも、「肉骨茶」の文字をみつけると、やっぱりバクテ。
バクテには、塩ベースの白タイプと、醤油ベースの黒タイプがあるらしい。
コタキナバルで食べ慣れてるのは黒なので、黒がいいなあ。
みつけた店は、看板にマレーシアの地名である、IPOHの文字があるから、マレーシア風だ。



他のメニューもあるのに、ちょっと店の前で立ち止まっただけで、店主に「バクテ?」とたずねられ…。
私はよほどバクテを食べたい顔してるんだろうか?
まあ、食べたいんだけど。

スープとライスだけを注文。スープは黒く、内臓系は少なく、食べやすい。SG$4.50(約290円)。




さて、ごはんを食べたら、ジンベイスイムにそなえてシュノーケルを買わなくては。
私のダイコンは、もうレガシーデバイス化しているので、願わくばダイコンも欲しい。

またまたMRTに乗り、オーチャードで降りると、通りには、アイスクリーム売りのパラソルが、そこここに出ている。
さっき、ドルフィン・ラグーンで、マグナムを食べたばかりなのに、人だかりをみるとつい…。



たったのSG$1.00!64円くらい。
迷わず、ヤムいも味をGET!
パンにアイスをはさんだだけのもので、微妙だな、と思いつつも、おいしー!



グリーンとピンクのマーブル状のパンは、食パンぽい味わいだけどアイスと、あうなあ。
もうひとつ、ココナッツ味もいっときたいけどがまん、がまん。

ローカルたちとともに、横断歩道でないところで通りを横切り、ラッキープラザへゆく。
前は地下にダイビングショップが2件あって、そのうちの1件は、ダイコンやらウェットを、日本に比べて、破格のお値段で買えたし、日本ではメーカー出ししか方法がなかったSUUNTOのソリューションαのバッテリー交換が、その場で2500円くらいでできたり、便利だったのだ。
だけど、その店はみつけられず、もうなくなってしまったのかもしれない。
残っていたもう1件に入るが、品薄だった。
ダイコンも、期待するような商品はなく、つまらない店だったが、またダイビングショップを探してさまようのも大変なので、とりあえずシュノーケルは、ここで、あるもの中から買うことにした。
最近のダイビングといえばクルーズ続きで、スキンダイビングができる機会はめったになく、シュノーケルをほとんど使わないので、シンプルな安いものでじゅうぶん。
クレッシーか、ブッシャーか、はたまた、名もないやつか。
いろいろチェックしていたら、店の女性に「使い方は知ってる?」と聞かれた。
脱力したが、ドライスノーケルだの親切に説明してくれるので、知っていても、知らないような顔をして、一応、ふんふんと聞いておく。
ドライスノーケル以前からダイビングをしているので、私にとって、水が入ることは普通なので、ドライである必要はない。
ディスカウントもまあまあで、ブッシャーを、SG$45、約2900円強でGET。
同じ品が、日本のディスカウント店より、1000円は安く買えた。
これで、軽器材3点セットは、すべてNEWになった。
しかも、みんな黒。
ダイビングはじめるときに用意した7点セットは、迷わずピンクだったのに、行き着くところは、黒なのだ。

ラッキープラザを出て、オーチャードを歩いているうちに、足の痛さはピーク達した。
オーチャードでは、KINOKUNIYAあたりで、Keith Richardsの「The Life」を買い、HMVあたりでマレーシアのオルタナティブ系グループのCDを買い、どこかサーフ系ショップで、スイムウェアとボードショーツを買い、ちゃんとしたサロン、願わくば青山でお世話になっていた「TONI&GUY」のシンガポール店でヘアカットすることをもくろんでいたが、時間も体力もあるのに、足が、もう空港へ帰って休もう、と言っているので、オーチャードを撤収することにした。
まあ、モルディブがえりにも、12時間あるから、また寄ればよいか…。

最寄り駅にむけて歩く通りぞいの商業ビルは、来るチャイニーズニューイヤーにむけての飾りつけでキンキラキン。





MRTのオーチャード駅の次は、サマーセットなのに、「たしかもうちょっと先に、こんな店が、あんな店があったよなぁ…」と思って、漫然と歩いているうちに、サマーセットを通り過ぎ、イメージする店が見つからないまま、ドービーコートに到達。
足はますます痛いが、2駅歩いてしまった。

チャンギに着くと、ターミナル3地下のスーパーを楽しむ。
ブーツをピックアップし、ターミナル2にスカイトレインで移動。
超感じの悪い、インド系出国審査官の女性からスタンプをもらい、ばいばい、シンガポール。

さて、足は痛いのに、ターミナル2の免税をくまなくチェック。
ビラボンはあるが、シドニーやオークランドのように、QUIKSILVERもあればよいのに。
いつも愛用している本屋を見るが、ここにもKeith Richardsの「The Life」はなく、「Asian Diver」も今回はなかった。
Nikeやリーバイスは、すぐに声をかけてくるが、最近、コスメ系は、前ほどうるさく声をかけないようだ。
大好きなクエ屋の、Bengawan Soloで、オンデオンデを1パック買っておく。
そして、アンバサダー・トランジットホテルのところにある美容院兼マッサージにゆき、カットをしてもらう。
カット、けっこう時間がかかるなぁ、と思ったら、今回も、「髪、多いね」と言われた。
その間、フードコートに設置されている、無料の携帯充電サービスにiPhoneを突っ込んでおいたが、思うほど、チャージ十分にはなっていなかった。それぞれ、iPhone用、ブラックベリー用などと書かれている。



そして、セブンイレブンで、ボディソープ、シャンプー、歯磨きといった液体類を買い、セキュリティー対策のスペシャルプラスチックバッグにシールをしてもらって、マーレゆきSQ452のゲートへGO!

ゲートで、しれっ~と荷物をスクリーニングすると、「ジャムが入っていませんか?」と指摘された。心の中では、「ビンゴ!」だが、「えっ!?あ!うわっ!そーいえば!」とわざと日本語で大げさにびっくりしてみて、ジャムを渡す。保安検査の係員のインド系女性は、しげしげとカヤ・ジャムながめたあげく、「So sorry...」の一言とともに、スチールのゴミ箱に、どっかーん。唯一の救いは、この人は、表情も、ごめんなさい顔をしてくれたことであった…。

そしてSQ452便登場中には、追い討ちをかけるように、またもアイスクリームが出たのであった。
えっ!?と思ったが、まあ、いっぱ歩いたしと、しっかりいただいた。
モルディブ着は22時10分。しばしの仮眠。



*** つづく *** 
長い前置きはこれでおしまい。次回から、やっと本題、モルディブです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。