10月15日。
ダイビングラストチャンスの日。
結局、きょうもサンライダーでのファンダイブはない。
私もダイビングに行きたい!って気もちにならない。
日が昇れば、けさも東西南北、雲ひとつない空。
海も穏やか。
こんなダイビング日和にダイビングができる環境にありながら潜らないのはバチあたり!?
そう思いつつ、デサジュノのあとは、さっさと器材洗浄。
この砂漠気候、しっかり乾かせるまたとないチャンス!
角部屋で人が通らないのをよいことに、部屋の前は器材干し場に。
しかも都合のよいことに陰干し!
バハ・カリフォルニア・サン燦々
毎朝、レストランのテラスに出るとブルッと来るけれど、ひとたび日が昇ればあとは陽光さんさん、ここはカリフォルニア半島。
有害な紫外線にさらされようが、日射病・熱射病のリスクがあろうが、かまわずお出かけ。
10月になってもまだ35度くらいあって暑すぎるので、久々に腕にょきにょき、足にょきにょき出る格好で歩く。
メキシコはセクスィー美人ばかりではなく、おデブもみんな露出度高い恰好で歩いてるから、まあ大目に見て。
終始「あぢー」と思ってはいるが、乾燥しているのでそんなに苦にはならない。
道中OXXOでお気に入りのガス入りミネラルウォーター「トポチコ」を買ってシュワシュワ~。
強いガス入入りは、暑さの中、ひときわおいしい。
最初のひと口がおいしすぎて、ごくごくいったら、ガスがおなかの中で膨張して、苦しくなった。
炎天下に歩きながら飲むには、ガスなしがよいということを学んだ。
ホテルブルー周辺は、民家の中に商店がぽつりぽつりとある住宅街といえよう。
セントロ地区とは言えど、車も通る人もそう多くはない。
セントロは、道も規則正しく碁盤の目のように整備されていて、ストリート名も、要所要所に掲示されているので、最初に地図で通りの名前をチェックしておけば、目的地に容易にたどり着ける。
迷ったら、坂を下って海沿いに出ればよいという気安さ。
地図で、ホテル前のセルダン通りを教会までゆくと、2月5日通り、てな具合にポイントだけ押さえて歩いて行けば…
その通りの展開。
「Santuario de Nuestra Señora de Guadalupe」、「グアダルーペ聖母教会」
けっこう大きな伽藍で、ドーム型屋根も目立つけれど、特に観光スポットではない模様。
青い空の下、赤いコカ・コーラ車が映える。
赤いテカテ車も映える。
そして、ビートル率高し。
道端には雑草ならぬ雑サボテン!?
ヤシの木もあるし、
花もところどころで咲き乱れる。
ラパスには、ダイバーごのみのする海モチーフな民家も多い。
商店でなくても壁画が派手なおうちもある。
ラパスはいなか町である。
実に平和な田舎である。
フィリピンやインドネシアのように、ぼられてたまるか!、なんて常時猜疑心のかたまりになる必要もない。
田舎でレトロな空気、それでいて、どこかしゃれていて居心地がよい。
多くの民家が犬を飼っており、前を通れば、塀越しに、柵越しに、ウー、ワン!ワン!ワン!と吠えたてられる。
成犬から子犬まで、ラパスのわんこたちって、超番犬気質。
閉店中のお店の前を通っただけでも、奥からは、チワワ市出身チワワさんがダッシュして来て、ガラス越しに猛抗議。
へへへーん、こわくないもんね。
ラパスで気をつけなくてはいけないのは、やはりLonely Planetの言う通り、飲んだあとの帰り道の道の凸凹につきるかも。
さらに付け加えるとしたら、朝は犬のウンコ、真昼はときどき見かける真昼の乾燥ゴッキー、夜は現役ゴッキーといったところか。
いろいろ足元注意!な街ではある。
スーパー「CHEDRAUI」
さて、きょうのお出かけの目的地は、おととしも行ったスーパーマーケット。
ホームセンター的色合いも濃く、なんでもある。
ジンベエスイムのときにもらったおいしいポテチの仕入れがミッション。
あとは自称ココナッツウォーターソムリエ的には未知のココナッツウォーター探し。
そして、ココナッツやバニラの香りのシャンプーやボディソープ探し。
チリ、辛い調味料、お菓子!
たとえ私がKKにいようが、ローマにいようが、探すものはいつも同じ。
やっとスーパーにたどり着くと、ハロウィン前なのに、もうクリスマス商戦?
入り口には巨大カート。
おとなが子連れ狼ごっこできそうな超大型である。
こんなに買うわけないしー、手持ちでいいや…。
スーパー内、生鮮食料品、ドリンクから日用品まで、すべてビッグサイズで、うずたかく積み重ねられているのが圧巻。
東京のスーパーって、ちっちぇーと思う。
ビール箱買いしてぇ~。
アメリカ乗り継ぎでなければ、買ったかも!?
ココナッツドリンク系充実。
ソフトドリンクも皆、大型ボトル。
コカ・コーラは3リットル!
目は楽しいが、すべてが大家族仕様の大容量で、あのおいしいポテチも小袋はなく、ツーリスト的には買って帰りたくてもそうはいかないものが多い。
それでも、こまごまとした商品をいくつかピックアップしたら、やっぱりカートなしは不便。
でも、日本の店みたいに、買い物かごが、店内に分散しておいてある、なんてことはない。
エントランスまで戻るのやだなー、と思いながら、入り口に向けて歩いてゆくと、カラのカートをひとつ発見。
これっぽっちの品数に大げさな…と思いつつも、意気揚々とカートを押し始めると、他のお客のやつより、なんかシンプルだ。
どうやら商品陳列用のスタッフ仕様のやつを奪ってきた様子。
気まずいが、店の人もとがめないし、まあ、いっか。
買いたいものがひと通り揃ったら、商品を抱き抱えて、カートはもといたあたりに捨ててレジへ。
レジの手前には、片手で引けるタイプのカートがうち捨てられている。
なーんだ、小さいのもあるんだ。
前の人たちを見るに、自分で品物をレジに並べてカートは自分で返却する仕組みのよう。
日本のカゴみたく、よいしょってレジに乗せられるサイズじゃないものね。
スナック売り場では大袋入りか見かけなかった例のポテチだが、レジ前には、ばらまきに最適なサイズがぶら下がっている。
これこれ♪
割れないようにタッパー買わなくちゃ。
前の人が捨てたカートにこれまでピックアップした品物を入れてタッパー売り場へゆき、安くて大きいタッパーを選んでポテチを1ダース強仕入れ。
そしてまたまた炎天下の帰り道。
ATM経由で、1ブロック遠回りしたら、青と黄の店が登場。
コロナカラーに吸い寄せられるように入り、コロナではなくパシフィコ瓶GET!
無愛想なお兄ちゃんが、新聞紙で簡易包装。
でも、なんかサマになってる。
Los Magueyes
ここ数日、ビールとポテチで体が出来ている。
これはいけない。
きょうのランチは、ラパス人気ナンバーワン(たぶん)Los Magueyesにしよう。
「ラパスでおすすめのレストランはLos Magueyesしかない」とマルコのイチオシで、おととし友だちと来てみたが閉店していて入れずじまいだった。
あのときは、すさまじいハリケーンがカリフォルニア半島を襲った直後だったので、多くの店が、停電や資材不足で閉店を余儀なくされていた。
ロスカボス空港は何日もクローズに追い込まれたし、ラパスはロスカボスほどの被害はなかったものの、落ち葉だらけ、そこらじゅうで電線垂れ下がり、いや、垂れ下がりどころではなく、道に落ちているものもあり、キケンなうえに、停電が頻発していた。
海は、ハリケーンから避難してどこか行ってしまったというジンベエがいなかったことをのぞいては、ふつうだったが、陸にはハリケーンのつめ跡がそこここで見受けられた。
レストランを探すのもひと苦労で、ディナー難民となり、ラパスって飲食店やってねー、と思ったものだが、こうして歩き回ってみるといくらでもある。
そのLos Magueyesがはからずもホテル・ブルーのすぐ近くでラッキー♪
15時すぎという中途半端な時間でも、店手前のパーキングは、車ぎっしりで、入れるかなぁ、と思ったが、店の中はけっこう大きく、1名でも快く迎え入れてくれた。
最初にガス入りミネラルウォーターを、とオーダーしたら、ガス入りはないと言われた。
となれば、ガスなしの水ではなく「せるべさ、ぽるふぁぼーる!」
今宵もパシフィコ瓶があるので、控えめにテカテライトにしてみた。
トルティーヤチップ。
サルサ3種つき。
ライムは惜しみなく。
メインはケサディーヤ・デ・ラ・プラサ。
カフェ。
すべてが期待を上回るおいしさ、そしてトータルMXN138.00、720円もしない!
(ビールMXN20.00、ケサディーヤ・デ・ラ・プラサMXN82.00、カフェMXN28.00)
が、一人でたいらげるにはボリューミー。
あ~、胃拡張して、もっともっと食べてぇ~。
店内、ずっと大繁盛で、一組出てゆくと、次のお客さんが入って来る。
海沿いとの店とは違って、ほとんどローカル。
Museo de la Ballena
夕方になって、マレコンのMuseo de la Ballena、クジラ博物館へ。
18時閉館のところ、17時過ぎにIN。
入場料がMXN160、約800円強。
中に入ると英語ガイドがついてくれて、館内説明してくれる。
まずは進化の過程から。
壁には、クジラの原始形、パキケトゥスから現在のさまざまなイルカ・クジラへの進化・分化の図解。
中央のモニターでは、水陸両生のパキケトゥスが、モニターのようなアンブロケトゥスに進化して、さらに水中への適応性がUPし…
そして、現在のイルカシェイプに進化…
パキケトゥスの骨。
↓
↓
そして、さまざまな骨、化石の説明をしてもらうが、ノートでも持って行かないと覚えていられない。
シャチの骨格。ジュラシックパークだな…。
さまざまなシャチ。
オルカやマッコウなどの歯…
イルカコーナー。
ヒトの手とイルカのヒレの骨格対比。
イルカの胸びれの中に、実はこんな骨格があったなんて。
似ていて親近感がわく。
ハクジラ、ヒゲクジラ、ヒト…。
トリみたい…。
コガシラネズミイルカ。
横にVAQUITAと書いてあったからわかったようなものの…全部の展示物にもっとわかりやすく名まえを表示してほしい。
ザトウは大きすぎておさまらない。
書き止めないから、結局、何が何だか分からなくなる…
カメコーナー。
カメの巣の仕組み。巣内の温度によって雌雄が分かれる。
アシカコーナー。
サメコーナー。
サメ卵。
マナティーとジュゴンのコーナー(ラパスにはいないというのでスルー、スケルトンはなし)があったり、イルカの目玉とアシカの目玉もあった。
アシカのほうがぐりんぐりん大きかった。
ラストは屋外に展示のシロナガスクジラの骨。
暗いスケルトン展示場から外に出ると、閉館時間18時直前は、まだまだ明るい。
敷地の外から。
約1時間弱「ぐらしあす、勉強になりました!」
きょうでこのカリフォルニア半島の青い空ともお別れ。
ラパスの海沿いの、オブジェを眺めながらぷらぷら。
次の海は、これだろうな…
ほぼ確実に、寒くて荒れる冬の久米島…。
ネズミイルカの親子かな?
どーしても通行人の足が入ったりする…。
そして、フエンテで最後のアイスクリーム。
きょうはココナッツとマンゴ。
1日1ココナッツアイスは欠かせない!?
フエンテの壁画はブダイもある。
明日のカボ・サンルーカスゆきバスは午前8時発。
さあ、帰ってパッキング。
夕暮れの風情が強くなり…
東の空には満月。
1日1パシフィコボトル。
空きビンをゴミ箱の横に置いておいたら、ハウスキーピングは何故か捨ててくれず、部屋のオブジェの下にセッティング。
1日1本ずつ増えて…
いっぱい歩いて、いっぱい食べて、いっぱいスケルトン見て、いっぱいビール。
潜らなくても、悪くない1日だった。
そして、私、ちょっとラパスの道には詳しいですよ!?
ダイビングラストチャンスの日。
結局、きょうもサンライダーでのファンダイブはない。
私もダイビングに行きたい!って気もちにならない。
日が昇れば、けさも東西南北、雲ひとつない空。
海も穏やか。
こんなダイビング日和にダイビングができる環境にありながら潜らないのはバチあたり!?
そう思いつつ、デサジュノのあとは、さっさと器材洗浄。
この砂漠気候、しっかり乾かせるまたとないチャンス!
角部屋で人が通らないのをよいことに、部屋の前は器材干し場に。
しかも都合のよいことに陰干し!
バハ・カリフォルニア・サン燦々
毎朝、レストランのテラスに出るとブルッと来るけれど、ひとたび日が昇ればあとは陽光さんさん、ここはカリフォルニア半島。
有害な紫外線にさらされようが、日射病・熱射病のリスクがあろうが、かまわずお出かけ。
10月になってもまだ35度くらいあって暑すぎるので、久々に腕にょきにょき、足にょきにょき出る格好で歩く。
メキシコはセクスィー美人ばかりではなく、おデブもみんな露出度高い恰好で歩いてるから、まあ大目に見て。
終始「あぢー」と思ってはいるが、乾燥しているのでそんなに苦にはならない。
道中OXXOでお気に入りのガス入りミネラルウォーター「トポチコ」を買ってシュワシュワ~。
強いガス入入りは、暑さの中、ひときわおいしい。
最初のひと口がおいしすぎて、ごくごくいったら、ガスがおなかの中で膨張して、苦しくなった。
炎天下に歩きながら飲むには、ガスなしがよいということを学んだ。
ホテルブルー周辺は、民家の中に商店がぽつりぽつりとある住宅街といえよう。
セントロ地区とは言えど、車も通る人もそう多くはない。
セントロは、道も規則正しく碁盤の目のように整備されていて、ストリート名も、要所要所に掲示されているので、最初に地図で通りの名前をチェックしておけば、目的地に容易にたどり着ける。
迷ったら、坂を下って海沿いに出ればよいという気安さ。
地図で、ホテル前のセルダン通りを教会までゆくと、2月5日通り、てな具合にポイントだけ押さえて歩いて行けば…
その通りの展開。
「Santuario de Nuestra Señora de Guadalupe」、「グアダルーペ聖母教会」
けっこう大きな伽藍で、ドーム型屋根も目立つけれど、特に観光スポットではない模様。
青い空の下、赤いコカ・コーラ車が映える。
赤いテカテ車も映える。
そして、ビートル率高し。
道端には雑草ならぬ雑サボテン!?
ヤシの木もあるし、
花もところどころで咲き乱れる。
ラパスには、ダイバーごのみのする海モチーフな民家も多い。
商店でなくても壁画が派手なおうちもある。
ラパスはいなか町である。
実に平和な田舎である。
フィリピンやインドネシアのように、ぼられてたまるか!、なんて常時猜疑心のかたまりになる必要もない。
田舎でレトロな空気、それでいて、どこかしゃれていて居心地がよい。
多くの民家が犬を飼っており、前を通れば、塀越しに、柵越しに、ウー、ワン!ワン!ワン!と吠えたてられる。
成犬から子犬まで、ラパスのわんこたちって、超番犬気質。
閉店中のお店の前を通っただけでも、奥からは、チワワ市出身チワワさんがダッシュして来て、ガラス越しに猛抗議。
へへへーん、こわくないもんね。
ラパスで気をつけなくてはいけないのは、やはりLonely Planetの言う通り、飲んだあとの帰り道の道の凸凹につきるかも。
さらに付け加えるとしたら、朝は犬のウンコ、真昼はときどき見かける真昼の乾燥ゴッキー、夜は現役ゴッキーといったところか。
いろいろ足元注意!な街ではある。
スーパー「CHEDRAUI」
さて、きょうのお出かけの目的地は、おととしも行ったスーパーマーケット。
ホームセンター的色合いも濃く、なんでもある。
ジンベエスイムのときにもらったおいしいポテチの仕入れがミッション。
あとは自称ココナッツウォーターソムリエ的には未知のココナッツウォーター探し。
そして、ココナッツやバニラの香りのシャンプーやボディソープ探し。
チリ、辛い調味料、お菓子!
たとえ私がKKにいようが、ローマにいようが、探すものはいつも同じ。
やっとスーパーにたどり着くと、ハロウィン前なのに、もうクリスマス商戦?
入り口には巨大カート。
おとなが子連れ狼ごっこできそうな超大型である。
こんなに買うわけないしー、手持ちでいいや…。
スーパー内、生鮮食料品、ドリンクから日用品まで、すべてビッグサイズで、うずたかく積み重ねられているのが圧巻。
東京のスーパーって、ちっちぇーと思う。
ビール箱買いしてぇ~。
アメリカ乗り継ぎでなければ、買ったかも!?
ココナッツドリンク系充実。
ソフトドリンクも皆、大型ボトル。
コカ・コーラは3リットル!
目は楽しいが、すべてが大家族仕様の大容量で、あのおいしいポテチも小袋はなく、ツーリスト的には買って帰りたくてもそうはいかないものが多い。
それでも、こまごまとした商品をいくつかピックアップしたら、やっぱりカートなしは不便。
でも、日本の店みたいに、買い物かごが、店内に分散しておいてある、なんてことはない。
エントランスまで戻るのやだなー、と思いながら、入り口に向けて歩いてゆくと、カラのカートをひとつ発見。
これっぽっちの品数に大げさな…と思いつつも、意気揚々とカートを押し始めると、他のお客のやつより、なんかシンプルだ。
どうやら商品陳列用のスタッフ仕様のやつを奪ってきた様子。
気まずいが、店の人もとがめないし、まあ、いっか。
買いたいものがひと通り揃ったら、商品を抱き抱えて、カートはもといたあたりに捨ててレジへ。
レジの手前には、片手で引けるタイプのカートがうち捨てられている。
なーんだ、小さいのもあるんだ。
前の人たちを見るに、自分で品物をレジに並べてカートは自分で返却する仕組みのよう。
日本のカゴみたく、よいしょってレジに乗せられるサイズじゃないものね。
スナック売り場では大袋入りか見かけなかった例のポテチだが、レジ前には、ばらまきに最適なサイズがぶら下がっている。
これこれ♪
割れないようにタッパー買わなくちゃ。
前の人が捨てたカートにこれまでピックアップした品物を入れてタッパー売り場へゆき、安くて大きいタッパーを選んでポテチを1ダース強仕入れ。
そしてまたまた炎天下の帰り道。
ATM経由で、1ブロック遠回りしたら、青と黄の店が登場。
コロナカラーに吸い寄せられるように入り、コロナではなくパシフィコ瓶GET!
無愛想なお兄ちゃんが、新聞紙で簡易包装。
でも、なんかサマになってる。
Los Magueyes
ここ数日、ビールとポテチで体が出来ている。
これはいけない。
きょうのランチは、ラパス人気ナンバーワン(たぶん)Los Magueyesにしよう。
「ラパスでおすすめのレストランはLos Magueyesしかない」とマルコのイチオシで、おととし友だちと来てみたが閉店していて入れずじまいだった。
あのときは、すさまじいハリケーンがカリフォルニア半島を襲った直後だったので、多くの店が、停電や資材不足で閉店を余儀なくされていた。
ロスカボス空港は何日もクローズに追い込まれたし、ラパスはロスカボスほどの被害はなかったものの、落ち葉だらけ、そこらじゅうで電線垂れ下がり、いや、垂れ下がりどころではなく、道に落ちているものもあり、キケンなうえに、停電が頻発していた。
海は、ハリケーンから避難してどこか行ってしまったというジンベエがいなかったことをのぞいては、ふつうだったが、陸にはハリケーンのつめ跡がそこここで見受けられた。
レストランを探すのもひと苦労で、ディナー難民となり、ラパスって飲食店やってねー、と思ったものだが、こうして歩き回ってみるといくらでもある。
そのLos Magueyesがはからずもホテル・ブルーのすぐ近くでラッキー♪
15時すぎという中途半端な時間でも、店手前のパーキングは、車ぎっしりで、入れるかなぁ、と思ったが、店の中はけっこう大きく、1名でも快く迎え入れてくれた。
最初にガス入りミネラルウォーターを、とオーダーしたら、ガス入りはないと言われた。
となれば、ガスなしの水ではなく「せるべさ、ぽるふぁぼーる!」
今宵もパシフィコ瓶があるので、控えめにテカテライトにしてみた。
トルティーヤチップ。
サルサ3種つき。
ライムは惜しみなく。
メインはケサディーヤ・デ・ラ・プラサ。
カフェ。
すべてが期待を上回るおいしさ、そしてトータルMXN138.00、720円もしない!
(ビールMXN20.00、ケサディーヤ・デ・ラ・プラサMXN82.00、カフェMXN28.00)
が、一人でたいらげるにはボリューミー。
あ~、胃拡張して、もっともっと食べてぇ~。
店内、ずっと大繁盛で、一組出てゆくと、次のお客さんが入って来る。
海沿いとの店とは違って、ほとんどローカル。
Museo de la Ballena
夕方になって、マレコンのMuseo de la Ballena、クジラ博物館へ。
18時閉館のところ、17時過ぎにIN。
入場料がMXN160、約800円強。
中に入ると英語ガイドがついてくれて、館内説明してくれる。
まずは進化の過程から。
壁には、クジラの原始形、パキケトゥスから現在のさまざまなイルカ・クジラへの進化・分化の図解。
中央のモニターでは、水陸両生のパキケトゥスが、モニターのようなアンブロケトゥスに進化して、さらに水中への適応性がUPし…
そして、現在のイルカシェイプに進化…
パキケトゥスの骨。
↓
↓
そして、さまざまな骨、化石の説明をしてもらうが、ノートでも持って行かないと覚えていられない。
シャチの骨格。ジュラシックパークだな…。
さまざまなシャチ。
オルカやマッコウなどの歯…
イルカコーナー。
ヒトの手とイルカのヒレの骨格対比。
イルカの胸びれの中に、実はこんな骨格があったなんて。
似ていて親近感がわく。
ハクジラ、ヒゲクジラ、ヒト…。
トリみたい…。
コガシラネズミイルカ。
横にVAQUITAと書いてあったからわかったようなものの…全部の展示物にもっとわかりやすく名まえを表示してほしい。
ザトウは大きすぎておさまらない。
書き止めないから、結局、何が何だか分からなくなる…
カメコーナー。
カメの巣の仕組み。巣内の温度によって雌雄が分かれる。
アシカコーナー。
サメコーナー。
サメ卵。
マナティーとジュゴンのコーナー(ラパスにはいないというのでスルー、スケルトンはなし)があったり、イルカの目玉とアシカの目玉もあった。
アシカのほうがぐりんぐりん大きかった。
ラストは屋外に展示のシロナガスクジラの骨。
暗いスケルトン展示場から外に出ると、閉館時間18時直前は、まだまだ明るい。
敷地の外から。
約1時間弱「ぐらしあす、勉強になりました!」
きょうでこのカリフォルニア半島の青い空ともお別れ。
ラパスの海沿いの、オブジェを眺めながらぷらぷら。
次の海は、これだろうな…
ほぼ確実に、寒くて荒れる冬の久米島…。
ネズミイルカの親子かな?
どーしても通行人の足が入ったりする…。
そして、フエンテで最後のアイスクリーム。
きょうはココナッツとマンゴ。
1日1ココナッツアイスは欠かせない!?
フエンテの壁画はブダイもある。
明日のカボ・サンルーカスゆきバスは午前8時発。
さあ、帰ってパッキング。
夕暮れの風情が強くなり…
東の空には満月。
1日1パシフィコボトル。
空きビンをゴミ箱の横に置いておいたら、ハウスキーピングは何故か捨ててくれず、部屋のオブジェの下にセッティング。
1日1本ずつ増えて…
いっぱい歩いて、いっぱい食べて、いっぱいスケルトン見て、いっぱいビール。
潜らなくても、悪くない1日だった。
そして、私、ちょっとラパスの道には詳しいですよ!?