2010年3月22日。
成田からシンガポール乗り継ぎでチェンナイに飛ぶ。
チェンナイで、e-diveな人々と合流し、チェンナイで1泊予定。
そして、初Tiger Airways、初チェンナイ、初e-diveと、はつものづくし!?
いつものSQ
SQ687便 成田1130 シンガポール1800
もう珍しくもなくなった、SQのA380。
同じエコノミーなら、機体が大きく、最新の人間工学に基づいて設計されているA380のほうが、他の機材より、ごくわずかだが楽だ。A380の2階席は、窓の下に荷物入れがあるので、そこに枕をおいてでれっとした体勢で過ごす。平安貴族の御脇息のイメージ!?
機内食は、今回もフィッシュミールを事前にリクエストしておいた。通常のミールとちがって、季節ごとに、メニューの入れ替えがないようで、毎回、同じものが出てくる。タイガー・ビール2缶、セブンアップ1缶、オレンジジュース数杯と、ちょっと水分の取りすぎ。バターはパンにしっかり塗り、ついてきたチーズもクラッカーに乗せ、ハーゲンダッツも食べ…。これから乗るパヌニーヨットはタイの船で、私は、シンハもビア・チャンも、タイ料理もいまいち得意ではないので、いまのうちに暴飲暴食。映画は、ちょっと前の「HACHI約束の犬」と「トワイライト」をクールに鑑賞。前日の強風のなごりか、だいぶ揺れたが、フライトは30分ほどはやめにシンガポールに着いた。ほっ。チェンナイゆきの便には、まだ3時間以上あるので楽勝だ。なにせ格安航空会社への乗り継ぎだから、仮にSQがディレイして乗り継ぎができなかったら、Tiger Airwaysのチケットは、パアになる。時間的制約があるときに、格安航空会社を使うということは、安物買いの銭失いになるか、紙一重なのだ。
バジェット・ターミナル
シンガポールではいったん入国をし、SQで預けた荷物はピックアップしなければならない。私はイミグレにしても、スーパーにしても、複数の列があるとき、必ずと言っていいほどすすみの遅い列を選んでしまう。今回も、またそうだ。入国審査官のオバチャンは、「キャンディーどうぞ」と、カウンターのあめちゃんをすすめてくれる。私がTiger Airwaysへの3時間ほどのトランジットのためだけに入国すると知ると、たずねもしないのに、親切にTiger Airwaysが発着するバジェット・ターミナルへの行き方を教えてくれた。「Tiger Airwaysが出るバジェットターミナルに行くには、ターミナル2にスカイ・トレインで移動し、そこからシャトルバスにお乗りなさい」と。ありがたいことだが、列のすすみが遅いわけだ。
言われたとおり、スカイ・トレインでターミナル2に着くと、サインボードのバジェット・ターミナルの文字をたよりに移動。
サインボードに導かれ、エレベータに行きあたったが、何階へゆけばよいかもわからない。とりあえず、来たエレベータに乗ってみると、上りだった。エレベータ内には表示もなく、たまたま乗り合わせたシンガポリアンに、「バジェット・ターミナルは下でしようかね?」とたずねると、「わからないけど多分地下」と言うので、地下に降りたら、またサインボードがあったので、正解のようだ。
バス乗り場への通路は、ANAやアシアナ航空などの事務所の間にあり、ほとんど空港職員しか通らないような場所だ。そしてバス乗り場は、薄暗い駐車場のような雰囲気で、人影もまばら。ベンチにはアジア系な人々が3名ほどバスの到着を待っていた。5分ほどでバスはやってきたが、格安航空会社利用に付随してのサービスなので、荷物の積み込みはすべて自力で行う。
バジェット・ターミナルは、なんとなくホームセンターをほうふつさせる外観だ。
それにしても、KLのLCCT(Low Cost Carrier Terminal)といい、シンガポールのBudget Termninalといい、もうちょっとしゃれたターミナル名にできないもんだろうか?
中のチェックイン・ホールには、マックとペストリー系のスナックを売る店くらいしかなく、それぞれインド人であふれていたが、チェックイン・カウンターには、まだ誰も並んでいなかった。カウンターには便名も表示されていないので、とりあえずスタッフがいるカウンターにゆくと、「チェンナイゆきはあっち」と追いやられた。チェンナイゆきのカウンターというところへゆくと、「まだ。」という。「じゃあ、何時にチェックイン開始なの?」と、一問一答にイラッとする。時間的に10分くらいしかなかったが、誰も行列していないので、隅っこの方にあるキオスク的売店に行って、Asian Diverを立ち読み。ミンククジラ微笑むカバーがよい。数種のクジラやいるか、サメ、オサガメ、オーストラリアアシカといった、海の大物に会える海や生態などを特集した号で、写真も記事も充実している。日本の、写真がいまいち美麗でない黄色いロゴのダイビング雑誌とか、写真はとても美麗なのだけれど、あまり旬じゃない芸能人が出てくるのがあまりしっくりこない誌面より、ずっと読みごたえがある。しかも英語も勉強できて一石二鳥!?記事に遊び心はあまり感じられないのが残念だけれど。そうこうするうちにほどなくチェックインがはじまったようで、カウンター三列は、いきなりインド人で長蛇の列。「あー、こんなことなら、ここで待ってりゃよかった」と思ってももう遅い。私も遅ればせながら参戦するが、インド人たちは、すぐ横入をしたり、追い越しをしようとしたり、ズルしようとするので、終始ムカつかつく時間となった。さらに、ほとんどのインド人がダンボール詰めの荷物を複数預けるのでたいへんだ。私の前にいたインド人ファミリーは、洗濯機を預けようとしたら45キロあり、「30キロまでしか預けられません。」と却下されていた。そりゃそーだ。カウンターにもよく乗ったな、と思えるサイズなのだ。しかしインド人は頑張る。カーゴで送れというスタッフとごねるインド人。15分くらい粘っていた。迷惑な話だ。その間にも、横から割り込もうとするインド人を前に出さないようにするのが大変。「あんたは私のあとでしょ。」と叱ってどかす。叱るといちおうひくのだが、また、あわよくばの感じだ。私の次のインド人も、さんざカートをぐいぐいおしてきたわりには、私が叱ったインド人に、しっかり横入りされたようだ。きっとインド人社会では、割込みはごくあたりまえのことなんだろう。いらいらすること小一時間、やっとチェックイン完了する。さっさとセキュリティチェック&出国。
さて、格安航空会社では食事は有料だし、メニューも少ないので、とりあえず、何か食べておいて機内では眠ろう。が、あまりチョイスはない。チャイニーズにしようと思うが、饅頭以外は本日終了とのことで、中華まんな気分ではなかったので、中華は断念。店の件数はそこそこあるのだが、スタッフがいなかったり、品切れが多い。シークレット・レシピとかいう名前の店で、やる気のまるでないにーちゃんにグルメラクサをオーダー。600~700円もするわりに、ショックなほどおいしくない。
ところで、iPhoneがバッテリー切れ寸前になったので、シンガポールを発つ前にどこかで充電したいと思ったが、どこにもコンセントがない。ネットコーナーにもない。もし、Tiger Airwaysが遅延したり、チェンナイの空港で、e-diveの人々に会えなかったら、電話は必須なのだ。そしてわたしもiPhone同様パワーダウンしたので、セブンイレブンでレッドブルをゲット。その後も、Departure Lounge内をくまなく見て回るが、電源どろぼうできそうなところがない。ゲートまでの通路にないかしらと、搭乗口へむかうがまったくない。私が搭乗口に着いたときには、すでに数十名のインド人がいた。
そして出発時間が近づくにすれ、インド人がぞくぞくやってきて、搭乗口は、とぐろをまくくらい長蛇の列。しかも、ほとんどのインド人がキャリーバッグをゴロゴロと引きずってくる。とても頭上のコンパートメントにおさまるボリュームじゃない。みんな貨物室あずけなおしで、多くの人がキャリーバッグを回収されていた。搭乗者の99パーセントまでがインド人で、チャイニーズは2人しか見なかった。
この調子じゃほぼ満席だろうが、格安航空会社は自由席のはず。少なくとも私が去年Air Asiaに乗ったときは、そうだった。三人がけの真ん中にならなきゃいいや。
TR638 シンガポール21:15 チェンナイ22:45
Tiger Airwaysは、機体にタイガーバームを彷彿させるトラが書かれている。タラップを昇る段になっても、まだまだインド人の割り込み行動は続く。まったく。機内に入ると、「搭乗券のお座席番号にしたがって・・・」とアナウンスしいている。ここで思い出したが、事前座席指定は、予約のさいに別料金でできたことを思い出した。レシートのような搭乗券を見ると、「1A」となっている。たしか、最前列は30シンガポールドルくらいかかる、いちばん高い指定場所なので、事前指定をしていない人はみんな「1A」表示なのかな?と考え始めたところに、近くにいた女性アテンダントが声をかけてくれた。搭乗券を見せると、「1Aですよ」との返事。「自由席じゃないんですね。」と苦笑しながら、すでに5列目くらいまでつきすすんでたので、迷惑な人となり逆行。けちって事前指定しなかったのだが、なぜ、ふつうは人気の最前列を私にくれたんだろ?このフライトがたまたまかもしれないが、Tiger Airwaysのアテンダントは男女ともに地味で小柄だった。アテンダントの女性形は色白なチャイニーズ系、男性はマレーらしく、外のスタッフとマレーシア語で話していたが、rを巻き舌で発音するインド人の中にいると、マレー語の響きにほっとする。
その後、シンガポール離陸後の記憶はない・・・。リクライニングを戻すように言われて、気がついたから。チェンナイでは、沖どめではなく、ボーディングブリッジに着いたが、このボーディングブリッジから、Arrival Hallまでが長い。やっとイミグレの手前といったところで、別の便がつき、インド人がドカドカ降りてきた。ここでも彼らは、無理に先に出ようとするので、まえに出さないようにする攻防戦が繰り広げられる。あー、本当に最悪。イミグレのカウンター手前で、ひとり横入りさせてしまった。
まあ、時間どおりに着き、荷物も無事到着。時間に間に合ってよかった。
ちなみに、Tiger Airwaysは、SQが一部出資している、シンガポールの会社である。
つづく
成田からシンガポール乗り継ぎでチェンナイに飛ぶ。
チェンナイで、e-diveな人々と合流し、チェンナイで1泊予定。
そして、初Tiger Airways、初チェンナイ、初e-diveと、はつものづくし!?
いつものSQ
SQ687便 成田1130 シンガポール1800
もう珍しくもなくなった、SQのA380。
同じエコノミーなら、機体が大きく、最新の人間工学に基づいて設計されているA380のほうが、他の機材より、ごくわずかだが楽だ。A380の2階席は、窓の下に荷物入れがあるので、そこに枕をおいてでれっとした体勢で過ごす。平安貴族の御脇息のイメージ!?
機内食は、今回もフィッシュミールを事前にリクエストしておいた。通常のミールとちがって、季節ごとに、メニューの入れ替えがないようで、毎回、同じものが出てくる。タイガー・ビール2缶、セブンアップ1缶、オレンジジュース数杯と、ちょっと水分の取りすぎ。バターはパンにしっかり塗り、ついてきたチーズもクラッカーに乗せ、ハーゲンダッツも食べ…。これから乗るパヌニーヨットはタイの船で、私は、シンハもビア・チャンも、タイ料理もいまいち得意ではないので、いまのうちに暴飲暴食。映画は、ちょっと前の「HACHI約束の犬」と「トワイライト」をクールに鑑賞。前日の強風のなごりか、だいぶ揺れたが、フライトは30分ほどはやめにシンガポールに着いた。ほっ。チェンナイゆきの便には、まだ3時間以上あるので楽勝だ。なにせ格安航空会社への乗り継ぎだから、仮にSQがディレイして乗り継ぎができなかったら、Tiger Airwaysのチケットは、パアになる。時間的制約があるときに、格安航空会社を使うということは、安物買いの銭失いになるか、紙一重なのだ。
バジェット・ターミナル
シンガポールではいったん入国をし、SQで預けた荷物はピックアップしなければならない。私はイミグレにしても、スーパーにしても、複数の列があるとき、必ずと言っていいほどすすみの遅い列を選んでしまう。今回も、またそうだ。入国審査官のオバチャンは、「キャンディーどうぞ」と、カウンターのあめちゃんをすすめてくれる。私がTiger Airwaysへの3時間ほどのトランジットのためだけに入国すると知ると、たずねもしないのに、親切にTiger Airwaysが発着するバジェット・ターミナルへの行き方を教えてくれた。「Tiger Airwaysが出るバジェットターミナルに行くには、ターミナル2にスカイ・トレインで移動し、そこからシャトルバスにお乗りなさい」と。ありがたいことだが、列のすすみが遅いわけだ。
言われたとおり、スカイ・トレインでターミナル2に着くと、サインボードのバジェット・ターミナルの文字をたよりに移動。
サインボードに導かれ、エレベータに行きあたったが、何階へゆけばよいかもわからない。とりあえず、来たエレベータに乗ってみると、上りだった。エレベータ内には表示もなく、たまたま乗り合わせたシンガポリアンに、「バジェット・ターミナルは下でしようかね?」とたずねると、「わからないけど多分地下」と言うので、地下に降りたら、またサインボードがあったので、正解のようだ。
バス乗り場への通路は、ANAやアシアナ航空などの事務所の間にあり、ほとんど空港職員しか通らないような場所だ。そしてバス乗り場は、薄暗い駐車場のような雰囲気で、人影もまばら。ベンチにはアジア系な人々が3名ほどバスの到着を待っていた。5分ほどでバスはやってきたが、格安航空会社利用に付随してのサービスなので、荷物の積み込みはすべて自力で行う。
バジェット・ターミナルは、なんとなくホームセンターをほうふつさせる外観だ。
それにしても、KLのLCCT(Low Cost Carrier Terminal)といい、シンガポールのBudget Termninalといい、もうちょっとしゃれたターミナル名にできないもんだろうか?
中のチェックイン・ホールには、マックとペストリー系のスナックを売る店くらいしかなく、それぞれインド人であふれていたが、チェックイン・カウンターには、まだ誰も並んでいなかった。カウンターには便名も表示されていないので、とりあえずスタッフがいるカウンターにゆくと、「チェンナイゆきはあっち」と追いやられた。チェンナイゆきのカウンターというところへゆくと、「まだ。」という。「じゃあ、何時にチェックイン開始なの?」と、一問一答にイラッとする。時間的に10分くらいしかなかったが、誰も行列していないので、隅っこの方にあるキオスク的売店に行って、Asian Diverを立ち読み。ミンククジラ微笑むカバーがよい。数種のクジラやいるか、サメ、オサガメ、オーストラリアアシカといった、海の大物に会える海や生態などを特集した号で、写真も記事も充実している。日本の、写真がいまいち美麗でない黄色いロゴのダイビング雑誌とか、写真はとても美麗なのだけれど、あまり旬じゃない芸能人が出てくるのがあまりしっくりこない誌面より、ずっと読みごたえがある。しかも英語も勉強できて一石二鳥!?記事に遊び心はあまり感じられないのが残念だけれど。そうこうするうちにほどなくチェックインがはじまったようで、カウンター三列は、いきなりインド人で長蛇の列。「あー、こんなことなら、ここで待ってりゃよかった」と思ってももう遅い。私も遅ればせながら参戦するが、インド人たちは、すぐ横入をしたり、追い越しをしようとしたり、ズルしようとするので、終始ムカつかつく時間となった。さらに、ほとんどのインド人がダンボール詰めの荷物を複数預けるのでたいへんだ。私の前にいたインド人ファミリーは、洗濯機を預けようとしたら45キロあり、「30キロまでしか預けられません。」と却下されていた。そりゃそーだ。カウンターにもよく乗ったな、と思えるサイズなのだ。しかしインド人は頑張る。カーゴで送れというスタッフとごねるインド人。15分くらい粘っていた。迷惑な話だ。その間にも、横から割り込もうとするインド人を前に出さないようにするのが大変。「あんたは私のあとでしょ。」と叱ってどかす。叱るといちおうひくのだが、また、あわよくばの感じだ。私の次のインド人も、さんざカートをぐいぐいおしてきたわりには、私が叱ったインド人に、しっかり横入りされたようだ。きっとインド人社会では、割込みはごくあたりまえのことなんだろう。いらいらすること小一時間、やっとチェックイン完了する。さっさとセキュリティチェック&出国。
さて、格安航空会社では食事は有料だし、メニューも少ないので、とりあえず、何か食べておいて機内では眠ろう。が、あまりチョイスはない。チャイニーズにしようと思うが、饅頭以外は本日終了とのことで、中華まんな気分ではなかったので、中華は断念。店の件数はそこそこあるのだが、スタッフがいなかったり、品切れが多い。シークレット・レシピとかいう名前の店で、やる気のまるでないにーちゃんにグルメラクサをオーダー。600~700円もするわりに、ショックなほどおいしくない。
ところで、iPhoneがバッテリー切れ寸前になったので、シンガポールを発つ前にどこかで充電したいと思ったが、どこにもコンセントがない。ネットコーナーにもない。もし、Tiger Airwaysが遅延したり、チェンナイの空港で、e-diveの人々に会えなかったら、電話は必須なのだ。そしてわたしもiPhone同様パワーダウンしたので、セブンイレブンでレッドブルをゲット。その後も、Departure Lounge内をくまなく見て回るが、電源どろぼうできそうなところがない。ゲートまでの通路にないかしらと、搭乗口へむかうがまったくない。私が搭乗口に着いたときには、すでに数十名のインド人がいた。
そして出発時間が近づくにすれ、インド人がぞくぞくやってきて、搭乗口は、とぐろをまくくらい長蛇の列。しかも、ほとんどのインド人がキャリーバッグをゴロゴロと引きずってくる。とても頭上のコンパートメントにおさまるボリュームじゃない。みんな貨物室あずけなおしで、多くの人がキャリーバッグを回収されていた。搭乗者の99パーセントまでがインド人で、チャイニーズは2人しか見なかった。
この調子じゃほぼ満席だろうが、格安航空会社は自由席のはず。少なくとも私が去年Air Asiaに乗ったときは、そうだった。三人がけの真ん中にならなきゃいいや。
TR638 シンガポール21:15 チェンナイ22:45
Tiger Airwaysは、機体にタイガーバームを彷彿させるトラが書かれている。タラップを昇る段になっても、まだまだインド人の割り込み行動は続く。まったく。機内に入ると、「搭乗券のお座席番号にしたがって・・・」とアナウンスしいている。ここで思い出したが、事前座席指定は、予約のさいに別料金でできたことを思い出した。レシートのような搭乗券を見ると、「1A」となっている。たしか、最前列は30シンガポールドルくらいかかる、いちばん高い指定場所なので、事前指定をしていない人はみんな「1A」表示なのかな?と考え始めたところに、近くにいた女性アテンダントが声をかけてくれた。搭乗券を見せると、「1Aですよ」との返事。「自由席じゃないんですね。」と苦笑しながら、すでに5列目くらいまでつきすすんでたので、迷惑な人となり逆行。けちって事前指定しなかったのだが、なぜ、ふつうは人気の最前列を私にくれたんだろ?このフライトがたまたまかもしれないが、Tiger Airwaysのアテンダントは男女ともに地味で小柄だった。アテンダントの女性形は色白なチャイニーズ系、男性はマレーらしく、外のスタッフとマレーシア語で話していたが、rを巻き舌で発音するインド人の中にいると、マレー語の響きにほっとする。
その後、シンガポール離陸後の記憶はない・・・。リクライニングを戻すように言われて、気がついたから。チェンナイでは、沖どめではなく、ボーディングブリッジに着いたが、このボーディングブリッジから、Arrival Hallまでが長い。やっとイミグレの手前といったところで、別の便がつき、インド人がドカドカ降りてきた。ここでも彼らは、無理に先に出ようとするので、まえに出さないようにする攻防戦が繰り広げられる。あー、本当に最悪。イミグレのカウンター手前で、ひとり横入りさせてしまった。
まあ、時間どおりに着き、荷物も無事到着。時間に間に合ってよかった。
ちなみに、Tiger Airwaysは、SQが一部出資している、シンガポールの会社である。
つづく