芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

これぞ贅沢の極み

2008年10月04日 | Weblog
佐藤元大工さんに舟和の芋ようかんを少し持って行ったら、なすの漬け物をもらって帰ってきた。小振りのなすだが、新鮮で色も良いし、味が実にいい。私は、子供の頃から漬け物はあまり食べないが、この茄子は、京都や東京の高級料亭で食べた漬け物よりうまかった。
今日は、我が家の田んぼがある南田に行って、自分の田んぼを確認した。初めて自分の家の田んぼがあるところを一部であるが確認した。家に帰ると、佐藤元大工さんから電話で、「芳賀邸の方の下駄箱に虫食いだげんとも枝豆を置いてあっから」と言われ、早速味わってみると、これまた非常にうまい。こんなおいしい枝豆は食べたことがなかった。
夕方、佐藤元大工さんが、畑しめじを持ってまた来てくれたので、「なぜこんなにうまいのか」聞いたら、肥料に米ぬかと鶏糞を使用しているのだそうだ。その施肥の割合を工夫しているそうだ。上がってお茶を飲んで行くように誘ったら、「今から風呂を焚かねくてなんねいから」帰るとのことだった。風呂は、五右衛門風呂を薪で沸かしていると言う。
「薪で沸かした風呂は、お湯が柔らかいがすぺ」と言うと、「これがら寒くなっといぐなりすね」との答えだった。
とびきりにおいしい野菜を食べ、薪で沸かした柔らかいお湯に入っているこんな贅沢な人を、私はほかには知らない。