芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

ウルドゥー語拙訳『竹取物語』続編ラジオジャパンで昨28日放送

2008年10月29日 | Weblog
NHK WORLD RADIO JAPAN の昨二十八日のウルドゥー語放送をインターネットで今朝聴いた。はじめに、日本に住む外国人が210万人を超えて、外国人子弟に対する日本語教育の必要性があると言う、浜松での大会を報道して、そのあと、先週に続き、「一つの出会い」という番組での私のウルドゥー語訳の『竹取物語』について、また放送してくれた。私が先週、『竹取物語』が非暴力主義を標榜していると言ったことに関連して、私の経歴を「ダルマサンガ」という、日印友好協会を主宰していることとともに、日本の文化をもっと外国に知ってもらわなけらばならないという主張を報道してくれていた。最後に、私のウルドゥー語での挨拶があり、『バフット、バフット、シュクリア』で締めくくられた。
いずれにしろ、日本の一番古い物語がインド・パーキスターンに向けて放送された意味は大きい。そもそもこの『竹取物語』は現代日本語訳・ヒンディー語訳をして2004年にハガエンタープライズから出版して、その改訂版が、インドの出版社、BOOKS INDIA INTERNATIONAL から2005年に出版されたが、その直後にやはり、NHK WORLD RADIO JAPAN のヒンディー語放送でインド向けに放送された。この『竹取物語』はウルドゥー語放送は、インドでも聞かれているから、インド・パーキスターンのかなりの人々に浸透したであろうと期待している。これによって日本への理解が一層深まればいいと思う。
このウルドゥー語放送は下記をクリックすると、micro soft media playerが起動して、番組の後半の『一つの出会い』というところで聴ける。
NHK URDU:http://www.nhk.or.jp/nhkworld/urdu/top/index.html