NHK 海外放送のヒンディー語班に瀬戸内寂聴『風景』の中の『デスマスク』ヒンディー語訳と弊著、弊訳の『登米物語』ヒンディー語訳を届けた。もし可能であれば、ヒンディー語放送で扱って欲しいとお願いした。
今日、瀬戸内寂聴尼に逢い、帝国ホテルの一階レストランで昼食をご馳走になった。その前に鳩居堂で墨、硯、筆、色紙を買って、『利他』と寂聴尼の顔を描いていただいた。というのは、これまで書いていただいたものは私の周りで欲しいという人達に全て上げてしまったから、私の手元には、色紙が一つも残っていなかったからだ。
彼女が腰を悪くして動けなくなった時、京都寂庵に見舞って以来の再会であるから、4年ぶりと言う。だから、秘書のまなほさんとは初対面だが、私のことは寂聴さんからしょっちゅう聞いてい初めてのような気がしないともいわれた。原発反対や小沢一郎を押すことなど、話しは尽きなかったが、13:10の新幹線で秘書のまなほさんと一緒に帰られるのをホームで見送った。若い秘書なので、『デスマスク』ヒンディー語訳10冊と『登米物語』ヒンディー語訳一冊を持って行ってもらった。