芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

尖閣や竹島で隣国に対して感情を害している人には必読の書

2014年05月27日 | Weblog

孫崎享『アメリカに潰された政治家たち』を読了。日本の政治は米国によって動かされているという私の考えを、元外務省情報局長の著者が具体的事例で確証を与えてくれている。

この著者の『日本の国境問題』と同じ内容をこの本でも言っていると思われるのは、日本の国境問題である、尖閣、北方領土、竹島は、米国によって仕組まれているというのが、インド・パーキスターン間のカシミール国境問題を英国が仕組んでいるのと同じであるという説明から納得できた。

『日本の国境問題』は読んでいないが、この『アメリカに潰された政治家たち』でも、尖閣や竹島で隣国に対して感情を害している人には必読の書である。