以前、残り物をかき集めて作る料理を、
処理めしと書いた。
今回、それを上回る恐るべき掃除めしだ。
例えば、カレー、ハンバーグ、豚キムチ、
テリヤキチキン、など…食べ終わった後に、
フライパンや鍋に残り汁がくっついて、
そのまま洗い落とすのがもったいないときがある。
そんな時、ご飯などを入れてかき回し、掃除の
下処理のようなことをやるのだ。
たいがいは後で炒飯にするが、とりあえず
掃除めしとして残しておいて、そのまま
色つきごはんとして食べたりする。
そうすることで、無駄をなくしているつもり
なのだが、このところそれが続いて、
たまってきているのである。
さすがに、家人らに食べさせるわけにもいかず、
一人掃除めし…と相成っているわけなのです。
ちょっと、トホホなのだ…。W
前回の好評に味を占め、又シメ鯖を作った。
前回は、塩を振った後、バットに入れたまま
酢に漬けたが、今回は、両面塩して一時間置いた後、
フリーザーバッグに酢と昆布一切れ一緒に入れて漬けた。
１５分程漬けた後、取り出してラップで包んで
冷蔵庫に入れた。
その日と、翌日、翌々日、冷蔵庫から取り出し、
サバの薄皮を剥いで切り分け、ワサビ醤油で食べたが、
好評だった。
かなり簡単にできて、作りムラが少ないので、
お勧めです。
☆三枚に下ろしたサバを（脇骨はそぎ取っておく）
両面たっぷりめの塩をして１時間置き、塩を洗い落として
水分を拭き取り、フリーザーバッグに入れて１５分で
出来上がりです。
食べる時に薄皮を剥がして切り分け、わさび醤油か、
生姜醤油で…。
すぐに食べてもいいし、ラップに包んで
冷蔵庫に入れておけば、２～３日はOK。
市販のシメ鯖より旨いこと請け合い…デス。
（アニサキスチェックは忘れないように）
３日に、親族が我が家に集まって、
恒例の新年を祝った。
大したことはできないが、一応手作り
料理でもてなし、三々五々それぞれ
帰って行った。
後には、料理の残り物がかなり出て
しまったのだ。
中でも刺身がけっこう残ってしまったので、
優先的に食べなければならない。
カンパチとタイだったが、どちらも刺身が
かなり残り、タイは、一尾まるまるだったので、
粗は生のまま、冷蔵庫に残ってしまった。
とりあえず、粗は煮付けにし、刺身は
レモンを絞りかけ、白ワインを振り、塩こしょう
で味付けをして、パセリを散らしてホイルで
包んで蒸し焼きに。
さらに、まだまだ残っていた刺身を、オリーブオイル
で、にんにくスライスを炒め、刺身を炒めて、白ワイン
塩こしょうで味付けをして、これまたパセリを
散らして仕上げた。
それから今日までの４日間、すべて残り物
で食べ繋いだのだった。
今夜は七草粥の予定なので、ローテーション
ピッタリで、日本の正月は上手くできているものだと、
感心してしまった…。
日々の食事で、どうしても残り物が
出てしまう。
それを、処理めし、と自らに言い聞かせて、
主に自分で、朝飯や昼飯に食べている。
カレーやクリームシチューなどは、２日
連続でも食べてくれるのだが、他のものは
中々そうもいかない。
もちろん、チャーハンやパスタ、雑炊などに
変化できるものは、そのまま引き続き使って
食べている。
しかし、それも限界があって、どうしても
残ってしまうのだ。
でも、処理めしという思いは、いかにも味気ない。
ままよ…ものは考えようだ、どうせ自分だけで
食べるのなら、好きなようにして食べてみようと
思い立った。
で…今は、実験めし、開発めし、好き勝手めし、
と命名して、好きなように味付けして食べる
ようにしたのだ。
すると、けっこう残り物も苦にならなくなってきたのだ。
何だかんだ言っても、家めしは、家族に気を遣って
作っているのが、実情だ。
いい気晴らしの、好き勝手めし…ちょっと楽しくなってきた。
きょうも行くぞっと…！
一週間に一度は、無性に刺身が食べたくなる。
それも、大抵金曜日。
勤めてる時、週末に刺し身で一杯
やっていたので、その名残があるのだ。
で…大抵、刺し身を食べたいときは、
身内らの好きな手巻ずしにしている。
我が家の手巻ずしは簡単で、すし飯を作り、
具は、サーモンとカンパチかアジ、ハマチ系の
２種類。
それに、手巻海苔、スプラウト、大葉、身内の
一人が大好きな、カッパ巻き用キュウリである。
わたしだけ、もっぱら酒（今は熱燗）に刺身だ。
そして、我が最後の〆が、残り物で作る
茶漬けである。
市販のN谷園の茶漬けの素で作るのだが、
実は、これが中々旨いのだ。
これを食べたいために、わざと、具のあれこれを
残すと言っても過言ではない。
残り物は、魚、野菜、海苔など、全てすし飯の
上に載せ、茶漬けの素を振りかけ、ワサビを
乗せて熱湯をかけていただく。
この寿司めしが又、茶漬けで旨いのだ。
これにサラダがあれば、ちょいと加えると、もう、
得も言われぬ旨さになって、最後を締めて
くれるのである。
昨夜、それをやったが、欲をかき、残り物を
作り過ぎてどんぶり一杯になり、ちと…
食べ過ぎてしまった。W
