つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

花とおじさん

2024-11-18 04:21:07 | ちょっとした出来事
友人F氏から久々に電話があり、
柿便りを受けた♪

彼の庭や畑には、大ぶりの実を
付ける柿の木があるのだ。

全部渋柿なのだが、これを
頂いて放置しておくだけで、
柔らかに熟するのである。

これが甘柿よりも甘くなり、
天然ゼリーと化すのだ。

というわけで、いつものように
シュークリームを手土産に、
友人宅へ到着。

淹れてもらったコーヒー☕️で
シュークリームを食べつつ、
歓談していると、「今日ちょっと
コスモス摘みに行かない」と
言うのである。

何でも、同地区の「元気の郷」
というところで、コスモスを
摘むサービスがあると言うのだ。

エ〜❣️と、内心小躍りしたのである。

というのも、実は身内の一人が誕生日
だったので、たまには花でもプレゼント
しようかと密かに思っていたのだ。

気を使わせてはいけないので、
その事を友人には言わなかったのだが、
正直渡りに船だったのである♪

早速、彼の車に同乗させてもらい、
「元気の郷」へ。

「元気の郷」は、道の駅のような
雰囲気の所で、スーパーのように
食材や雑貨、温泉なども備えている
ようだ。

直ぐに受付で手続きを済ませると、
ハサミと新聞紙を手渡された。

歩いてほんの2〜3分の所に、
コスモス畑が広がっていた。

すでに先陣の女性が、1束のコスモスを
新聞紙に包もうとしていたので、
軽く挨拶を交わして、早速我らも
コスモス畑へ突入…。

すでに、幾多の手が入っているとは
思うが、コスモスは沢山咲き誇って
いる。

私は一輪挿しの予定なので、
一掴みほどを、色とりどりに
摘んだが、F氏は結構一山ほどを
ゲットしていた。

それから、食材などの買い物を
済ませて、帰路に着いた。

早速一輪挿しに飾って、「誕生日
おめでとう🎊」と身内の一人に
言って、TV台の横に飾った。

身内もコスモスは好きな花だったので、
とても喜ばれ、我が株がチョッピリ
上がったのだった♪

僅か3日ばかりの生命だったが、
精一杯我が殺風景部屋を彩って
くれたのだった。

そこで、ふと…「花と小父さん♫」
という歌を思い出していた。

当然、小父さんはワタシという
ことになるw

「花と小父さん」
伊東きよ子
作詞:浜口庫之助
作曲:浜口庫之助

小さい花にくちづけをしたら
小さい声で僕に言ったよ
小父さん あなたは優しい人ね
私を摘んで お家につれてって
私はあなたのお部屋の中で
一生懸命咲いて 慰めてあげるわ
どうせ短い 私の命
小父さん見てて 終るまで

可愛い花を僕は摘んで
部屋の机に 飾っておいた
毎日僕は 急いで家に
帰って花と お話をした
小さいままで 可愛いままで
或る朝花は 散っていったよ
約束通り 僕は見ていた
花の生命の終るまで

約束通り 僕は見ていた
花の生命の終るまで

ワタシは、この歌詞を思い出し、
「ありがとう…」と胸の内に
つぶやき、燃やし尽くしてくれた
花の生命を弔ったのだった…。

今日の一句

秋桜の 見つめる我を 見つめてる
                issei
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キッチン四種の神器

2024-11-02 03:37:57 | 料理
家庭のキッチンスタイルの
三種の神器と言えば、エプロンと
ハチマキもしくはバンダナ、
マスクではないだろうか。

台所を担当しているワタクシも、
一応この三種の神器は必須アイテム
として、着けてやっている。

おまけにコロナ禍以来、ポリエチレン
手袋必須なので、エプロン、バンダナ、
マスク、手袋、と我が家では、まさしく
四種の神器となっているのだ。

エプロンは4種類持っていて、それを
洗濯するごとに、替えている。

バンダナは3種類あって、これも
洗濯ごとに替えていて、ポリエチレン
手袋は、使い捨てが基本なのだが、
あまりにも頻度が多くなってしまう
ので、結構3〜4回脱着して使用し、
マスクは、室内ではアルコール消毒を
さっとして、結構同じものを使用
している。

買い物や病院などへ行った時は、
必ず換えている。

毎日、午前5時から朝食の準備を
始め、6時〜8時までには、家族
全員の食事を済ます。

さすがに食事の時は、マスクと
ポリエチレン手袋は外すが、
バンダナ、エプロンはそのまま
なのだ。

コーヒーなど飲んで一服した後、
直ぐに洗い物など済ませると、
もう昼食の準備に取り掛かる。

お陰で、食事時以外、神器外しの
時が少なくなっているのだ。

時おりやって来る宅配の受け取りには、
私がこの神器スタイルで受け取る
ことが多く、これはこれでおおむね
いい感触で受け止められているようだ。

一度、私が留守の時に、身内が受け取りに
出たそうだが、宅配の人にビックリ顔を
されたと苦笑していた。

よく宅配してくれる人だったらしく、
キッチンオヤジしかいないと
思われていたらしいw

というわけで、今朝も早よから
四種の神器スタイルで、キッチン
オヤジしていると、チンコン♪と
ゴミ収集車の音が聴こえるではないか、
すっかり忘れていたが、今日は可燃
ゴミ出しの日である。

午前8時までに出す決まりに
なっているので、慌ててゴミを
かき集めて、一つのゴミ袋に
詰め込むと、外へ飛び出した。

飛び出して気づいたのだが、例の
4種神器スタイルのままだったのである。

この時間、通学の子供たちが
マンションの出入り口にわんさかと
集まっているし、父兄もチラホラ
居たりするのである。

しかし、もはや引き返す余裕はない。

えーいままよと戦地に飛び出す
兵士のごとく、突撃した。

子供や父兄の合間を突風のごとく
突き抜け、ゴミを集積所の網の
中に放り込むと、脱兎のごとく
引き返し、また子供や父兄の合間を
縫って、玄関の階段を上り抜け、
何事もなかったかのごとく、と
目論んだはずが、階段の最後の段に
蹴つまずいてしまったのである。

なんと我が4種の神器を身にまとった
キッチンオヤジが、登校児童、
父兄のど真ん中で、四つん這い
撃沈の姿を思いっきり晒して
しまったのである。

その後、どうやって部屋に帰り
着いたのか…定かに覚えては…
いない…泣

今日の一句

秋蜂の 大地にひれ伏 したるまま
                issei
コメント (2)
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