つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

ちょっと考えさせられた事件です

2007-01-13 06:50:11 | ちょっとした出来事
私の知り合いにちょっとした事件があった。
これが、ウ~ムと考えさせられたのだ。

見聞なので、ことの仔細はよくわからないのだが、
知人が昼からの新年会の後、意気投合した同僚の
女性と名物のイルミネーションを見に行ったらしいのだ。

知人は50代後半、女性は既婚で40代後半(だと思う)。
現場へ着いたものの、まだ明るくてイルミネーションが
パッとしなかったので、しばしお茶でも飲んで暗くなる
のを待って、見て帰ったという。

実のとこの話を聞いたとき、なんとなくほほえましい
感じがしていいんじゃないの、と思ったのだが、
これが当の知人の奥さんの耳に入り、一悶着あったという。

へ~と思ってうちのカミさんにその話をしたら、「そりゃ
怒るわよう」と言う。
「だけどオレだって去年の忘年会の後、女性に誘われて
ボーリングに行ったじゃないか」というと
「それは二人きりじゃないでしょう」と言う。

確かにそのときは男2女2で行ったことをすでに
カミさんには言ってあったのだ。

「つまり二人はデートしたのよ」と言う、さらに
「もし逆に私が行ったとしたらどうお」とたたみ掛けてくる。

ウ~ム確かにそりゃあマズイなあ…と納得せざるをえなかった。
こうしてみると男と女というよりも、その立場によって
ずいぶん感じ方が違うなあと思わせられた一件だった。

そこでふと…思い出したのが、私も二人っきりで他の人の
奥さんとお茶を飲んだことがあったのだ。

いわゆるまっとうでない勤め人として働いていた
ストレスから、漆の講座で顔見知りだったH女史に
電話をかけて、当時作品展示などさせてもらっていた
ギャラリー喫茶に来てもらったのである。

なぜ彼女なのか、と聞かれても理屈で答えようがないのだが、
彼女の顔がクッキリと脳裏に浮かんだのである。

幸いなことにこの喫茶が彼女の家の近くだった
こともあって、快く来てくれたのである。

もちろん昼間であったが、彼女は嫌な顔ひとつせず、
海のような広い心で我がまっとうでない旨のグチを聞いてくれたのだ。
時間はどのくらいだったか忘れてしまったのだが、
1時間やそこらではなかったと思う。

おかげで私はストレス解消で胸のつかえが降りたのだが、
今にして思うと、彼女はもちろん彼女の旦那様に対して
申し訳なかったなあと反省するのだった。ありがとうございました。

このことはカミさんにも言ってあったので、その時の
気持ちを聞くと、「あの時はあなたの絵描きとしての
気持ちがわかっていたから…」と気にはならなかったらしい。

そうか、同じ1対1で会ってもその内容と人にも
よるよなあ…と考えさせられた。

ま…やっぱり、つれあいにはよくよく事前に了解を
得るのがよろしいということと、日頃の信頼関係が
大事なようだ。
心して行動いたしましょう。




コメント (4)
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