つぶや句

夢追いおっさんの近況および思うことを気まぐれに。

「理科の探検」2014夏号が送られてきた。

2014-05-29 06:57:17 | はいまん彩

「理科の探検」リカタンは、季刊誌なので、

四季折々に拙画「はいまん彩」に貴重な

1ページをいただいている。


今回のはいまん彩は、産卵に戻ってきた鮎が、

待ち構えているサギの嘴をかわしつつ、果敢に

堰を上る様子を描いてみたが、一目瞭然なので、

俳句の文字は入れていない。

 嘴(はし)かわし鮎の一心堰のぼる

この句が背景にある。


なお、この作品には、対になった作品があって、


     堰を跳ぶ若鮎を嘴待ち受けり


同じ状況を詠んでいるが、この前句は、待ち受ける

シラサギ側から詠んでいる。


今回のリカタンの後句は、川をのぼる鮎側から

詠んでいるのだ。


いわば、修正版とも言えるが、やはり生まれて間もなく

海に下った鮎が、幾多の試練を乗り越えて生き残り、

産卵のため、故郷の川を遡上する生命力を描いてみたい

と思ったのである。


リカタン夏号は、「特集夏だ!リアル理科探検に行こう」と

副題を付けて、自然を観る、知る、遊ぶ旅をテーマに

科学の旅を満喫しようという号になっている。


とにかく、読んで、観て、ためになる本ですよ。


ぜひ、一読あれ…。




 

 

 

コメント
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