とあるバラエティー番組で、「異性を嫌になった時」
というテーマでやっていたのだが、彼女の部屋へ行って、
トイレを借りた時、トイレットペーパーの切り口がぼろぼろ
だった時。というのがあって、うん、なるほど…と
納得して、なかなか面白いなあと思ってしまった。
考えてみると、たったトイレットペーパーの切り口
である。
しかし、そこにその人となりが出ているのだ。
もっと言えば、人生そのものの一端がトイレット
ペーパーの切り口に現れているのである。
靴の脱ぎ方、箸の持ち方、口癖など…あらゆる
ところに、それは顔を出しているのではないだろうか。
げに恐ろしい事と言っても過言では無いかも
しれない。
恋人はもちろん、商談、上司、部下、飲み会など
人と接している時は、それなりに繕い、ぶりっ子など
して、本性を巧みに隠していても、その一端一端に
現れる本当の姿は、相手の目に止まっているのである。
この一端が常に身の回りに存在するのを
ゆめゆめお忘れなきよう…お互いにちょっと
襟を正しませう…。