運転免許の更新に行ってきた。
一通り手続きが終わった後の講習で、事故などの
動画を見せられた。
こういう動画は前回も見せられ、凄惨な事故現場の
映像などで、「こんな目に遭うぞ」というような警告、
恐怖、に訴えて安全運転をうながすという感じだった。
確かに、目を覆うような恐怖感を覚えるのだが、
何だかその時だけ…という感も否めなかった。
でも、今回は少し違っていた。
若干事故シーンはあったものの、メーンにな
いたのは、事故で身内を亡くした方の想いで
構成されていたことである。
特に、お子さんを亡くされたお母さんの目を通して
切々と語られる哀しみや辛さは、かなり胸に沁みた。
その動画で強調されたのは、被害者だけではなく、
加害者のほうも家族を含め、同じく傷ついてしまうという点だった。
恥ずかしながら、わたしにも事故の経験がある。
5年ほど前、居眠り運転で車に衝突。双方の車が
大破したが、幸いなことに双方ともに怪我が無かったのである。
当時、「スピードさえ出し過ぎなければ何とかなる」という
ささやかな運転ポリシーを持っていたので、結果としては
このお蔭ではないかと思っている。
その時の事故は、神様からの警告と受け取って、その後睡眠は
十分に取るようになり、寝不足の時は10分でも仮眠を取るようになった。
それでも運転中に眠くなった時はとりあえず、路肩にでも車を止めて、
一眠りするようにしたのだ。
そのせいか、その後は事故を起こしてはいない。
講習を終えての帰り道、ハンドルを握る手、走行スピードなど、
さらに慎重に行ったのは言うまでもない。
くれぐれも、スピードを出し過ぎないようにして、
安全運転をいたしましょう…。
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