以前わたしは、女性の肖像画を描いたことがない。と書いたが、
確かに女性はないのだが、男性は肖像画というのとはちょっと
違うのだが、人物像を1度だけ描いたことがある。
一目見たときから「描きたい!」と思う顔だったので、頼み込んだら
「描いてくれよー」と二つ返事をもらったので、飲み会で会った時
写真を撮らせてもらい、2~3年経って描き上げたのだ。
それは、その人の顔が海に沈んでいくというような絵だったのだが、
原画を当人に差し上げたら、「オレは沈むのか~」と、お気にめさない
表情だったので「ありゃあ不評か」とガックリ。
そしたら、わたしの作品展に来てくれ、「俺はあの絵気に入ってんだよう」
と言ってくれたので、ホッとしたのを覚えている。
このときの絵は本人を直接描写したものだったのだが、これも以前書いたこと
だが、絵の表現方法は色々あって、間接的に人物を表現する方法もあるのだ。
実は今回の展示作品で、ある人物をイメージして描いたものが一点だけある。
そのことは、御当人はもとより誰も知らないし、言うつもりもないのだが、
一つだけ知りたいのだ。作者がイメージして描いた人物が、果たして
その絵を見たときに、気づくのかどうかということである。
つまり作者の作意が当人に伝わるかどうかを知りたいのである。
まあ…絵描きというのは時折こういうことをしてみたいと思うのだ。
御当人に案内状は出してあるのだが、来てくれるかどうかは定かではない。
何せ遠いので、ちょっと無理かも…。(正直期待はしていない)
もし来てくれたら、その絵を見るときの様子を見てみたいのである。
絵を見るときは、否応なくその絵と対峙することになる。そのときに
何がしかのものを感じてくれるかどうかを…見てみたいのである。
ただ、その人物が例えば女性だとして、美しきものに表現してあれば
そう問題はないと思うのだが、それが虫であったり、鳥であったり、魚で
あったりと、何で表現しているかわからないのだ。
仮に今回の作品で言えば、カマキリや女郎蜘蛛があるので、これでは
シャレにならないではないか。わたしは自分に正直に表現するのを
旨としているので、なんとも言えないのである。
というわけで、やっぱり…言わぬが花…なんだろうなあ…。
確かに女性はないのだが、男性は肖像画というのとはちょっと
違うのだが、人物像を1度だけ描いたことがある。
一目見たときから「描きたい!」と思う顔だったので、頼み込んだら
「描いてくれよー」と二つ返事をもらったので、飲み会で会った時
写真を撮らせてもらい、2~3年経って描き上げたのだ。
それは、その人の顔が海に沈んでいくというような絵だったのだが、
原画を当人に差し上げたら、「オレは沈むのか~」と、お気にめさない
表情だったので「ありゃあ不評か」とガックリ。
そしたら、わたしの作品展に来てくれ、「俺はあの絵気に入ってんだよう」
と言ってくれたので、ホッとしたのを覚えている。
このときの絵は本人を直接描写したものだったのだが、これも以前書いたこと
だが、絵の表現方法は色々あって、間接的に人物を表現する方法もあるのだ。
実は今回の展示作品で、ある人物をイメージして描いたものが一点だけある。
そのことは、御当人はもとより誰も知らないし、言うつもりもないのだが、
一つだけ知りたいのだ。作者がイメージして描いた人物が、果たして
その絵を見たときに、気づくのかどうかということである。
つまり作者の作意が当人に伝わるかどうかを知りたいのである。
まあ…絵描きというのは時折こういうことをしてみたいと思うのだ。
御当人に案内状は出してあるのだが、来てくれるかどうかは定かではない。
何せ遠いので、ちょっと無理かも…。(正直期待はしていない)
もし来てくれたら、その絵を見るときの様子を見てみたいのである。
絵を見るときは、否応なくその絵と対峙することになる。そのときに
何がしかのものを感じてくれるかどうかを…見てみたいのである。
ただ、その人物が例えば女性だとして、美しきものに表現してあれば
そう問題はないと思うのだが、それが虫であったり、鳥であったり、魚で
あったりと、何で表現しているかわからないのだ。
仮に今回の作品で言えば、カマキリや女郎蜘蛛があるので、これでは
シャレにならないではないか。わたしは自分に正直に表現するのを
旨としているので、なんとも言えないのである。
というわけで、やっぱり…言わぬが花…なんだろうなあ…。
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