新ベストアルバム

新しい生活になって、やっと落ち着きはじめたようだ。

今年の激動でもがく中、気分一新を込めて新ベストアルバムのＣＤを
作った。以前もオールディーズのＣＤを１枚作っていたのだが、やや
物足りなさを感じていたので、今度は本当のベストアルバムを目指し、
選曲漏れのないようにあちこちから探して作ったつもりである。

１枚目は洋物オールディーズの新作。２・３・４枚は和のオールディーズと
４枚作った。さらに好きな西部劇から１枚。と計５枚のベストアルバムを
作り、これをとっかえひっかえかけつつ、通勤ライフを楽しんでいる。

…が、実際に聴いてみると、慎重に選んだつもりが、ライブ盤のため音が割れていたり、
順番構成に不満が出たりと、色々粗が浮き出てきたのである。

これをやり直すにはまた一から作らなければならず、そのエネルギーが
満ちるにはもうちょっと時間がかかりそうなので、まあ我慢をしつつ、
楽しんでいる。

それにしても、住まいが変わるというのは多かれ少なかれ、全てが変化する
ことに改めて気づかされる思いである。

会社自体は以前と同じだし、新居の位置も以前の住まいと車で数分という近さで、
生活エリアはほぼ同じなのだが、出勤・帰宅のちょっとした変化が生活リズムを
大いに変えているようである。まあ…今のとこ大いにけっこうなので、
このまま来年に突入したいと思っている。

これからの人生

１０月１日未明、母はわたしの腕の中で息を引き取った。

早くに家を飛び出した放蕩息子のわたしのたった一つの親孝行といえるもの
だった。元々わたしは、この世は魂の修行の場だという思いを持っていたのだが、
母の死を前に、「生と死」「人生」…とは。などなど否応なく、考えさせざるを
得なかったのである。

“死”は終わりではなく、昆虫が羽化するように肉体の殻を脱ぎ捨てて
魂が宇宙次元に生まれ変わる次のスタートだと思っている。

だから母の死もそう捕らえていたのだが、そんな思いよりも現実の
喪失感のほうが強く、涙が止まらなかった。

母の死で突きつけられた今後の人生。「今」を「これから」をいかに生きるかを
考えている…。まあ…結局のとこ、どう幸せに生きるか…につきるのかなあ…