20200707
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記伊豆の踊子号日記(4)ティファニーランプミュージアム&グランイルミ
大室山お鉢めぐりを終えて、次に向かったのは。
シャボテン公園でカピバラにえさをやるイベントもしてみたいという娘の希望でしたが、時間がなくなるからと今回はあきらめ、シャボテン公園前から海洋公園行きのバスに乗りました。
娘の観光希望地、次は2017年12月にオープンした「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」
ギャラリーに、約120年前に作られたティファニーのテーブルランプやウィンドウパネルなど珠玉のステンドグラス作品が70点ほど展示されています。
ランプもステンドグラスも、とても美しく、ガラス好きの娘も私もしばし見入りました。娘は体験教室で吹きガラスでお皿や飾りを作ったことがあります。しかし、ステンドグラスは作り方も難しくて、いつか挑戦したいという希望だけが続いています。
ニューヨークの宝飾品ティファニー社創業者の長男、ステンドグラス作家ルイス・C・ティファニーの作品32組を中心に、ギャラリーにアンティークランプなどが並んでいます。
ルイス・コンフォート・ティファニーは1848年に誕生しました。日本は江戸時代末期の頃です。
ルイスCティファニーは、多彩な新技法を駆使した教会用ステンドグラスで大成功し、ランプシェードなど高級ガラス製品を生み出しました。ヨーロッパでアール・ヌーボーが貴族や新興ブルジョアにもてはやされていたころ、 ルイス作品は「アメリカン・アール・ヌーヴォー」として人気を得ました。
ギャラリー入り口では、ルイスCティファニーの胸像がお出迎え。
ランプの明かりを生かすために、展示室内は暗くなっています。
↓の右下は、「蜘蛛の巣」デザインのランプシェード。308という制作ナンバーが刻印されています。


70点のランプ、どれもすてきでした。
左。「フルーツ」リンゴとぶどうなど秋の果物がモチーフになっています。右。ラッパ水仙と黄水仙のランプシェード。

「黄道十二宮」。星占いに使われる12の星座が並んでいます。

「緑色の蜻蛉」蜘蛛やとんぼ、カエルなどの生き物は、アールヌーボーの流行デザインでした。

「西洋手毬かんぼく(スノーボール)」こんなランプをともす部屋に住みたいわぁ。

ルイス・C・ティファニーはニューヨーク郊外ロングアイランドのオイスターベイに「月桂樹の館(ローレルトン・ホール)」という名の豪邸を建てました。自らが家具、電飾、窓装飾などをデザインし、好みのインテリアの邸宅で過ごしました。
ステンドグラス。「オイスター・ベイの風景」。

ステンドグラスを堪能したあとは、併設カフェで「花びらを使ったお菓子」を食べました。エディブルフラワーは、お料理では食べたことがありますが、ケーキは初めて。チーズケーキにはあまり花びらが使ってなかったのが、ちょっと残念。

カフェからの海の眺めは気持ちよかった。薄曇りの日で富士山が見えなかったのが残念な一日でしたが、海を見て広々した気分を味わいました。

ホテルに戻って洋食コースの夕食。
ホテルの送迎サービスで、近くのグランパル公園へ。
「35年前に父と母と親子3人で伊豆高原にきたとき、2日目はこのグランパル公園で遊んだんだよ」と思い出話をすると、娘は「白い家に泊まったことと、広~いところで遊んだのをかすかに覚えているけど、それがぐらんぱる公園とは知らなかった」。
区の勤労センターが提携している貸別荘に一泊した旅行が、娘が父親と旅行したたった一度の旅。2歳半だった娘は、団地とちがってロフトに上がる階段が珍しくて大喜びしたことと、グランパル公園の広い芝生で遊んだことだけ覚えていました。夫が家族旅行したのはこの1回だけで、1回でも義務を果たしたからあとはお役御免と、その後は旅行予稿など一切なし。娘息子にとって、旅行といえば私の実家一族で出かけるか、舅姑が孫を自分たちの故郷である山形に連れて行くかが、娘息子が子供のころの旅行でした。
今回の温泉旅行、娘がアレンジしたのですが、グランパル公園に来るまで、2歳半のころに来たことはまったく思い出さなかったのです。
昔きたときは、ただ広いだけの公園でしたが、今は昼はフィールドアスレチックで遊べるし、夜は公園全体にイルミネーションが輝き、観光名所になっています。こちらもコロナで閉園していたのが、前日からオープンしたところでした。
音楽に合わせて光が変わるショウや、レーザーの光のショウが10分おきにあり、90分ほどの滞在時間、たっぷり楽しみました。公園全体を歩くことはできなかったのですが、土曜日に宿泊客5組だけの中、グランパル公園にイルミネーションを見にきたのは私たちだけ。ふたりのために送迎バスをだしてくれたのですから、迎えの時間に遅れたら悪いと、帰りは急ぎ足。
グランパル公園 グランイルミ



華麗なイルミネーションを堪能し、2泊目夜は4階にある女性大浴場で汗を流して寝ました。
3日目朝の和食朝ご飯。

<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記伊豆の踊子号日記(4)ティファニーランプミュージアム&グランイルミ
大室山お鉢めぐりを終えて、次に向かったのは。
シャボテン公園でカピバラにえさをやるイベントもしてみたいという娘の希望でしたが、時間がなくなるからと今回はあきらめ、シャボテン公園前から海洋公園行きのバスに乗りました。
娘の観光希望地、次は2017年12月にオープンした「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」
ギャラリーに、約120年前に作られたティファニーのテーブルランプやウィンドウパネルなど珠玉のステンドグラス作品が70点ほど展示されています。
ランプもステンドグラスも、とても美しく、ガラス好きの娘も私もしばし見入りました。娘は体験教室で吹きガラスでお皿や飾りを作ったことがあります。しかし、ステンドグラスは作り方も難しくて、いつか挑戦したいという希望だけが続いています。
ニューヨークの宝飾品ティファニー社創業者の長男、ステンドグラス作家ルイス・C・ティファニーの作品32組を中心に、ギャラリーにアンティークランプなどが並んでいます。
ルイス・コンフォート・ティファニーは1848年に誕生しました。日本は江戸時代末期の頃です。
ルイスCティファニーは、多彩な新技法を駆使した教会用ステンドグラスで大成功し、ランプシェードなど高級ガラス製品を生み出しました。ヨーロッパでアール・ヌーボーが貴族や新興ブルジョアにもてはやされていたころ、 ルイス作品は「アメリカン・アール・ヌーヴォー」として人気を得ました。
ギャラリー入り口では、ルイスCティファニーの胸像がお出迎え。
ランプの明かりを生かすために、展示室内は暗くなっています。
↓の右下は、「蜘蛛の巣」デザインのランプシェード。308という制作ナンバーが刻印されています。


70点のランプ、どれもすてきでした。
左。「フルーツ」リンゴとぶどうなど秋の果物がモチーフになっています。右。ラッパ水仙と黄水仙のランプシェード。


「黄道十二宮」。星占いに使われる12の星座が並んでいます。

「緑色の蜻蛉」蜘蛛やとんぼ、カエルなどの生き物は、アールヌーボーの流行デザインでした。

「西洋手毬かんぼく(スノーボール)」こんなランプをともす部屋に住みたいわぁ。

ルイス・C・ティファニーはニューヨーク郊外ロングアイランドのオイスターベイに「月桂樹の館(ローレルトン・ホール)」という名の豪邸を建てました。自らが家具、電飾、窓装飾などをデザインし、好みのインテリアの邸宅で過ごしました。
ステンドグラス。「オイスター・ベイの風景」。

ステンドグラスを堪能したあとは、併設カフェで「花びらを使ったお菓子」を食べました。エディブルフラワーは、お料理では食べたことがありますが、ケーキは初めて。チーズケーキにはあまり花びらが使ってなかったのが、ちょっと残念。

カフェからの海の眺めは気持ちよかった。薄曇りの日で富士山が見えなかったのが残念な一日でしたが、海を見て広々した気分を味わいました。

ホテルに戻って洋食コースの夕食。
ホテルの送迎サービスで、近くのグランパル公園へ。
「35年前に父と母と親子3人で伊豆高原にきたとき、2日目はこのグランパル公園で遊んだんだよ」と思い出話をすると、娘は「白い家に泊まったことと、広~いところで遊んだのをかすかに覚えているけど、それがぐらんぱる公園とは知らなかった」。
区の勤労センターが提携している貸別荘に一泊した旅行が、娘が父親と旅行したたった一度の旅。2歳半だった娘は、団地とちがってロフトに上がる階段が珍しくて大喜びしたことと、グランパル公園の広い芝生で遊んだことだけ覚えていました。夫が家族旅行したのはこの1回だけで、1回でも義務を果たしたからあとはお役御免と、その後は旅行予稿など一切なし。娘息子にとって、旅行といえば私の実家一族で出かけるか、舅姑が孫を自分たちの故郷である山形に連れて行くかが、娘息子が子供のころの旅行でした。
今回の温泉旅行、娘がアレンジしたのですが、グランパル公園に来るまで、2歳半のころに来たことはまったく思い出さなかったのです。
昔きたときは、ただ広いだけの公園でしたが、今は昼はフィールドアスレチックで遊べるし、夜は公園全体にイルミネーションが輝き、観光名所になっています。こちらもコロナで閉園していたのが、前日からオープンしたところでした。
音楽に合わせて光が変わるショウや、レーザーの光のショウが10分おきにあり、90分ほどの滞在時間、たっぷり楽しみました。公園全体を歩くことはできなかったのですが、土曜日に宿泊客5組だけの中、グランパル公園にイルミネーションを見にきたのは私たちだけ。ふたりのために送迎バスをだしてくれたのですから、迎えの時間に遅れたら悪いと、帰りは急ぎ足。
グランパル公園 グランイルミ



華麗なイルミネーションを堪能し、2泊目夜は4階にある女性大浴場で汗を流して寝ました。
3日目朝の和食朝ご飯。

<つづく>