20201020
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記山陰山陽旅(2)島根ワイナリー見学出雲古代歴史博物館
出雲旅行の一番大きな目的はもちろん出雲大社参拝ですが、娘が申し込んだ参拝ツアーの集合時間は午後でしたから、ランチを兼ねての寄り道として、しまねワイナリーを見学することに。
「島根ワイナリーっていうのがあって、無料で試飲飲み放題なんだって。母にぴったりのランチ」ワォ、楽しみ!
出雲市駅から大社行バス沿線の光景。
出雲市役所

出雲ドーム

出雲の実りの秋

大社行のバス、島根ワイナリー前で下車。
しまね牛の焼き肉ランチが土地の名物になっているっているので、ランチは焼き肉に決定。サービスランチのお皿は、豚と牛半々でした。娘は「しまね牛おいしい。もっと牛肉出してほしい」と言うのですが、1500円サービスランチが、ツアーセット値段で半額だからね。もっと高い方のランチは牛だけだったのだと思います。

ランチ後は、ワイン飲み放題試飲。
おみやげショップにずらりと並んでいるワインのボトル。順番にプラスチックグラスで飲んでいきます。娘はアルコールいっさいダメなので、ぶどうジュースだけ。甘口あり辛口あり、メモもせず飲むだけでしたから、ひとめぐりするうちにはどれがどれやら、ワインに詳しくもない身には、わからなくなりました。もう一周しようかとも思いましたが、午後には出雲大社参拝というメインイベントが控えています。たしか参拝ご注意の中に「露出の多い服装の方、泥酔者」等々は参拝おことわり、と書いてあった気が。せっかくの飲み放題でしたが、やめておきました。
おみやげのワインも、どれがいいのかわからなくなったので、結局「お買い得赤白ロゼセット」のパックを買いました。出雲そばやら出雲餅やらも買い込む。
見学コースになっているワイン製造ラインは休日だからかコロナのせいか、稼働していませんでした。ワインを瓶詰にする機械が並んでいる部屋を見て、ワイン樽の並んだ部屋を見る。

まずは荷物を宿に預けてから、参拝ツアーの集合場所の博物館へ。
博物館には出雲の歴史がいろいろ展示してありましたが、集合時間が決まっているので、1時間ほどでさっと見学。娘は、「半日くらいかけて、ゆっくり展示を見て説明も読んでいきたい」といいましたが、時間は迫る。
私は、メイン展示の発掘された宇豆柱や古代大社の模型などは、2012年に東京国立博物館で「出雲展」が開催されたときに見学していました。大量に出土した銅鐸や銅剣も見ました。今では銅剣銅矛、銅鐸も国宝に指定されています。
https://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/6fad12b9db7e27a340ad27d9b13362ba
出雲大社平安時代までの古代の大社。100m続く階段はのぼるにつれて雲の中へ入る気になり神に近づく気分がしたことでしょう

大量に出土した銅鐸。

「今説明を読んでいる時間がないので、図録を買って、家で読もう」と、娘はおみやげに出雲古代歴史博物館の図録を加えました。私のおみやげは、『出雲風土記』の現代語訳プリント、無料。8世紀の日本。全国に風土記編纂の命がでたなか、出雲風土記だけが完本として残されたのも、出雲大社というタイムカプセルがあったおかげでしょう。
8世紀の古代世界を見渡すことのできる記録。土地の山河、人家のようす、産物までがつぶさに記録に残された風土記、日本だけでなく人類の宝と思います。
1974年の卒論が『古事記』でしたから、風土記もかなり読みこんだつもりでしたが、50年も前のことですから、出雲の記録といってもだいたいは忘れてしまいました。覚えていたのは小学唱歌「♪大きな袋を肩にかけ、大黒様がきかかると~」というウサギを助ける歌だけ。娘に歌ってきかせました。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記山陰山陽旅(2)島根ワイナリー見学出雲古代歴史博物館
出雲旅行の一番大きな目的はもちろん出雲大社参拝ですが、娘が申し込んだ参拝ツアーの集合時間は午後でしたから、ランチを兼ねての寄り道として、しまねワイナリーを見学することに。
「島根ワイナリーっていうのがあって、無料で試飲飲み放題なんだって。母にぴったりのランチ」ワォ、楽しみ!
出雲市駅から大社行バス沿線の光景。
出雲市役所

出雲ドーム

出雲の実りの秋

大社行のバス、島根ワイナリー前で下車。
しまね牛の焼き肉ランチが土地の名物になっているっているので、ランチは焼き肉に決定。サービスランチのお皿は、豚と牛半々でした。娘は「しまね牛おいしい。もっと牛肉出してほしい」と言うのですが、1500円サービスランチが、ツアーセット値段で半額だからね。もっと高い方のランチは牛だけだったのだと思います。

ランチ後は、ワイン飲み放題試飲。
おみやげショップにずらりと並んでいるワインのボトル。順番にプラスチックグラスで飲んでいきます。娘はアルコールいっさいダメなので、ぶどうジュースだけ。甘口あり辛口あり、メモもせず飲むだけでしたから、ひとめぐりするうちにはどれがどれやら、ワインに詳しくもない身には、わからなくなりました。もう一周しようかとも思いましたが、午後には出雲大社参拝というメインイベントが控えています。たしか参拝ご注意の中に「露出の多い服装の方、泥酔者」等々は参拝おことわり、と書いてあった気が。せっかくの飲み放題でしたが、やめておきました。
おみやげのワインも、どれがいいのかわからなくなったので、結局「お買い得赤白ロゼセット」のパックを買いました。出雲そばやら出雲餅やらも買い込む。
見学コースになっているワイン製造ラインは休日だからかコロナのせいか、稼働していませんでした。ワインを瓶詰にする機械が並んでいる部屋を見て、ワイン樽の並んだ部屋を見る。

まずは荷物を宿に預けてから、参拝ツアーの集合場所の博物館へ。
博物館には出雲の歴史がいろいろ展示してありましたが、集合時間が決まっているので、1時間ほどでさっと見学。娘は、「半日くらいかけて、ゆっくり展示を見て説明も読んでいきたい」といいましたが、時間は迫る。
私は、メイン展示の発掘された宇豆柱や古代大社の模型などは、2012年に東京国立博物館で「出雲展」が開催されたときに見学していました。大量に出土した銅鐸や銅剣も見ました。今では銅剣銅矛、銅鐸も国宝に指定されています。
https://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/6fad12b9db7e27a340ad27d9b13362ba
出雲大社平安時代までの古代の大社。100m続く階段はのぼるにつれて雲の中へ入る気になり神に近づく気分がしたことでしょう

大量に出土した銅鐸。

「今説明を読んでいる時間がないので、図録を買って、家で読もう」と、娘はおみやげに出雲古代歴史博物館の図録を加えました。私のおみやげは、『出雲風土記』の現代語訳プリント、無料。8世紀の日本。全国に風土記編纂の命がでたなか、出雲風土記だけが完本として残されたのも、出雲大社というタイムカプセルがあったおかげでしょう。
8世紀の古代世界を見渡すことのできる記録。土地の山河、人家のようす、産物までがつぶさに記録に残された風土記、日本だけでなく人類の宝と思います。
1974年の卒論が『古事記』でしたから、風土記もかなり読みこんだつもりでしたが、50年も前のことですから、出雲の記録といってもだいたいは忘れてしまいました。覚えていたのは小学唱歌「♪大きな袋を肩にかけ、大黒様がきかかると~」というウサギを助ける歌だけ。娘に歌ってきかせました。
<つづく>