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ぽかぽか春庭「岡山城と岡山後楽園」

2020-10-27 00:00:01 | エッセイ、コラム

岡山城

20201027
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記山陰山陽の旅(8)岡山城と岡山後楽園

 シルバーウイーク山陰山陽の5泊5日旅。(うち一泊は夜行サンライズ出雲車中泊)
 22日朝、しんじ湖温泉ホテル一畑の前のバス停からレイクラインバスでJR松江駅へ。
 特急やくもで山陰から山陽倉敷駅へ。

 特急やくも


 倉敷駅からタクシーで「アイビースクエア」という旧クラボウ倉庫だった近代建築をリニューアルしたホテルに宿泊します。荷物を置きぶらぶらと倉敷美観地区を眺めながら大原美術館へ。ところが。旅トラブル第3弾。

 娘がたてた旅行プランでは22日は倉敷観光、23日は岡山でした。
 しかし大原美術館の入り口で、現在は入館制限を行っており、22日の予約受付はもう満杯と言われてしまいました。23日は11時からなら入館可能と聞き、予約を済ませました。娘は「予約が必要ということが頭に入っていなかった」と、失敗を嘆きましたが、個人旅行なのでツアーのように予定時間通りにいかないのはしかたがありません。大原美観地区を歩きながらホテルへもどり、急遽岡山へ。

 アイビースクエアからバスで倉敷駅へ。タクシーを使わなかったのは。22日朝、JR倉敷駅からホテルまで乗ったタクシーがとても乱暴な運転で、態度も悪かったからです。旅で最初にその土地の人と出会うのはタクシーの運転手さんになることが多い。いい運転手さんに会えばその土地の印象もよくなるけれど、その逆も。すごく嫌な感じの運転手さんで、急発進急停車急カーブの運転で乗り物に弱い娘はたちまち酔ってしまい、もうタクシーはいやだ、ということになりました。駅からホテルまで歩いても15分ほどの短距離なので、あまり稼げないと思った運転手は機嫌が悪かったのかもしれません。タクシーで一日倉敷観光を頼む観光客になら機嫌良く対応したのでしょうか。
 私は足がまだ完治していないので歩きたくはなかったけれど、バス停までホテルから歩きました。

 倉敷駅から在来線で岡山駅へ。
 駅前の桃太郎像。


 駅前から市街電車に乗って岡山城へ。かわいいモモ電車ではなく、ごく普通の市電でしたが、東京以外の土地で市電に乗ったのは初めてなので短い乗車でしたが楽しかったです。


 松江城では天守閣への登城を諦めましたが、岡山城は復元の城でエレベーターがついています。娘は「城にエレベーターをつけるとはなんということかと思っていたけれど、足の悪い人や年寄りのことを考えるとエレベーターも必要とわかった」と。

 岡山城へ


 大手門


 門も城も復元ですが、一部に石垣が昔のままに保存されていました。



 
 天守閣から岡山市街を眺めました。後楽園もよい眺めです。
 娘は「百名城スタンプ帖」にはんこを押し、城内の展示を見ながら岡山城見物を終えました。
 天守閣から見る後楽園


 江戸大名庭園の日本三大名園のひとつ後楽園。私は水戸偕楽園、金沢兼六園も見学したことがあるので、岡山後楽園を訪れて、三大名園コンプリート。


 夕暮れの後楽園。娘が「せっかく来たのだから、園内全部の地区を見たい」というので、私は出口のベンチで待つことにしました。園内の半分も歩いていませんが、まだ歩きすぎは禁物です。



 私が見たかった延養亭(藩主休憩の居間)や能舞台は観覧中止になっていたのが残念。出口ベンチで待つ間に蚊に食われました。

 後楽園の景色をたっぷり楽しんだ娘と合流してバス停へ。
 あいにくと岡山駅行きのバスは出たばかりで、30分近く次のバスを待ちました。おかげで岡山の夕焼け、刻々と移り変わる夕暮れの景色をゆったり眺めることができました。30分も何もせずに雲を眺めた出雲、夕日を眺めた岡山、東京にはない贅沢な時間です。


 在来線で倉敷に戻り、バスで大原美術館入り口まで。
 美観地区を通って晩ご飯を食べられる店を探しましたが、観光客は早々に引き上げてしまう地区であるらしく、なかなか開いている店がありませんでした。

 夜間ライトアップされた倉敷美観地区
 観光センター

 夜の川沿いの美観地区


 歩き回った末、一軒だけ「8時で店を閉めるのであと30分です」という店がありました。
 倉敷美観地区で一番古い建物という「鶴形」です。

 一番早く出来るメニューは「鯛茶漬け」だというので、注文。お茶漬けですからさらさらと30分で食べることができました。


 残念なことに、もう暗くなっていたので、鶴形の建物写真は撮れません。「写真は明日とればいいよ」とホテルに帰りました。

 翌日撮影の老舗「鶴形」

 鶴形の歴史を書いたかんばん


<つづく>
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